CUNCORDU E TENORE DE OROSEI / NOVAERA

サルデーニャの男声ポリフォニー5人組。カウンターテナーと喉声(ホーミー?)も使い、サルデーニャの聖歌と俗謡をアカペラで聞かせます。重低音部の野趣溢れる裸の和声が心に響きます。1曲ジャズ・トランペット奏者パオロ・フレス参加。さらに1曲、ジャズやクラシック、アヴァンギャルド界隈を行き来するチェリスト、エルンスト・レイスグルが参加。が、基本はいつも我々を驚かせてく …

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KONSTANTINA PALLA / ONIRA

ギリシャ最大手レーベル、ミノスから期待の新人女性SSWがデビュー!と、言いたいところですが、が、しかし、最大手レーベルたるもの、こんなマイナーポエット? 渋い、というかマニア好み、と言っても過言ではない若手女性SSWのデビュー作を出してイイのか? とお尋ねしたい。いったいギリシャって、どーゆー国なんだ? とも、 巷では “ギリシャ化する日本?” なんてお話を …

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NATASSA BOFILIOU / BELLE REVE, Live

ナターサ・ボフィリウの2枚組ライヴ・アルバムです。作曲はゲラシモス・エヴァンゲラートス&テミス・カーラモラティディスが作詞という、ナターサをバックアップする不動のコンビネーションから生まれた全28曲を歌い綴ります。ボーナス6曲は人気歌手が次々と登場するFM番組 ” Diesi In Concert” におけるスタジオ・ライヴ収録曲です …

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DOXA KAGIOULI / AGALIANA

ドクサ・カユーリ、ピアニストで女流作曲家のデビューCDですね(6曲収録のミニ・アルバムですが)。自ら歌っているのは3曲(うち1曲は男性ヴァシリス・ギザーキス〜ケルキラ島出身の男性歌手とのデュオです)。注目は>マーサ・フリンディラ参加の1曲。当店的にはとても評価の高い女性歌手なのですが、全然最近音沙汰無し。こんなところで、出会えるとは!しかも素晴らしいトラッド …

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LIO / CANTA CAYMMI

>★ バイーアの重鎮、ドリヴァル・カイーミの名曲群を、あの80年代フレンチPOPシーンに登場して一世を風靡した女性歌手(1962年ポルトガル生まれ、その後ベルギーで生まれ育った)リオがカヴァーした新作。もちろん、ポル生まれなので、ポル語も不自然じゃないんでしょうね。ギターを弾いているのはジャック・デュヴァル、ということで、一世を風靡していた頃のリオをプロデュ …

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NIKOL SARAVAKOU / PROVA KAI PAME

    なんと、ダラーラス参加! 2015年シングル・デビュー、 毎年シングル曲をリリースしていましたが、 満を持しての若手女性歌手デビュー・アルバム! なんだか、期待できそうな女性じゃないですか?

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GEORGE DALARAS & BABIS STOKAS / FYLAKI YPSISTIS ASFALEIAS

ダラーラスの2017年末作品〜って、それにしても一作ごとにレーベルを変え、(大御所ですから自由契約ということに?)どんだけ多作!?変わらず、生き急ぐような絶唱ぶりをきかせます。ところで、共同名義のバビス・ストカスは、ギリシャを代表する人気ロック・グループ〜89年結成のピックスラックスのメンバー/ 作曲&Vocal-Guitar としてグループで活動するかたわ …

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NIKOS VERTIS / EROTEVMENOS

なな、なんと! 今、ギリシャで一番イイ男? ニコス・ベルティスのニュー・アルバムに、 イスラエルのイダン・レイチェルが 参加していたのでした。 って、一曲だけですけど、 なるほど、イイ曲になってますな。 もちろん、ほかの曲も相変わらずセンス良し! ラテンあり、アラビックありの POPライカ王道代表はこの人に間違いなし! ナント言っても歌がイイ! ダラーラスは …

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NATASA THEODORIDOU / POTE DEN EFIGA APO DO

  安定感、ありますね、ギリシャ美人歌手ナターシャ・テオドリドゥ2018年の15作目です。これまでにリリースした13枚のアルバムはギリシャにおいて、すべてプラチナムもしくはゴールド・アルバムとなっています。ま、人気のほどがしのばれるというものですね。これが今のギリシャPOP標準と考えていただだいてもイイと思います。スケールの大きなライカ系バラードか …

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GEORGE TSIRIGOTIS, George Dalaras, Mariastella Tzanoudaki / METAMORFOSI

作曲家ヨルゴス・ツィリゴティスのコンポーザーズ・アルバムということになります。作詞家はプロドゥロモス・コスミディス、そして歌い手はツィリゴディスその人が5曲、ヨルゴス・ダラーラスが3曲、女性歌手マリアステラ・ツァヌーダキ(初めて聞く名ですが、なかなか透明感あるイイ声)が3曲ということで、これもまたダラーラス参加作品らしいクォリティーの高さ、見逃せませんね! …

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MELINA ASLANIDOU / XIMERONI KIRIAKI

メリーナ・アスラニドゥ、1970年ドイツ、シュトゥットガルト生まれですが、育ったのはギリシャ西部に位置する古代マケドニアの中心地だったヤンニスタということです。オイ・アペンナティというグリークトラッド系バンドで活躍した後、2003年にソロデビュー・アルバムをリリース、以降、ダラーラスのツアーメンバーもつとめていましたが、同じく HEAVEN レーベルの看板、 …

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MANOLIS FAMELLOS / I EPOHI TON SKOUPIDION

1968年アテネ生まれの男性SSW、マノリス・ファメロスのソロ12作目〜2018年作となります。ソロ・デビューは99年なんですが、それ以前にも、92年に1stをリリースし98年に3rdアルバムを発表し解散したマノリス・ファメロス&イ・ポディラテス(& “ザ自転車” の意)を経てのソロ活動ということなので、実質30年のキャリアの持ち主、50歳ですね。で、50歳 …

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VASILIS SKOULAS, MARIA ANAMATEROU / ME TON HRISTO KAI TON LISTI

1946年、クレタ島のほぼ中心に位置する高地の街(人口2379人)、アノギア生まれ。祖父はクレタの名高い詩人、父は現地伝承スタイルの絵を描く有名な画家、というアノギアの芸術一家に育ったヴァシリス・スクラスの2018年新作(おそらく16作目)です。17歳の頃からリラ(擦弦)を弾き語り、1965年に Thanasis Stavrakakis & Niko …

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