「ソン・デ・ラ・ロマ」「ラグリマス・ネグラス(黒い涙)」など、今も多くのアーティストにカヴァーされ続けるキューバ音楽の父ミゲール・マタモロス。彼が奥さんでもあるヴォーカリスト、フアナ・マリーア・カサスをフィーチャーして結成したクアルテート・マイシが、1950年代に録音した音源から組まれたLPのストレート・リイシューCD-Rです。ベース、ピアノ、トランペット、 …
続きを読む「ソン・デ・ラ・ロマ」「ラグリマス・ネグラス(黒い涙)」など、今も多くのアーティストにカヴァーされ続けるキューバ音楽の父ミゲール・マタモロス。彼が奥さんでもあるヴォーカリスト、フアナ・マリーア・カサスをフィーチャーして結成したクアルテート・マイシが、1950年代に録音した音源から組まれたLPのストレート・リイシューCD-Rです。ベース、ピアノ、トランペット、 …
続きを読むキューバから出て、ラテン・アメリカ中で長きにわたり全世代に愛され続けてきたソノーラ・マタンセーラ。本CDは、1960年代頃の録音からの編集版のようです。歌手は、セリア・クルース、カルロス・アルヘンティーノ、セリーナ・ゴンサーレス、ネルソン・ピネード、チト・ガリンドというマタンセーラを代表する歴代歌手たちです。グアラーチャからボレロまで、カラッとしたトランペッ …
続きを読むメキシコなどでも活躍したキューバのボレロ歌手ルイス・ガルシアのストレート・リイシューCD-R。1950~60年代に活躍したということで、当然フィーリンのフィーリングを持った歌手です。しかしこのアルバムでは、フィーリンはフランク・ドミンゲス、アルバロ・カリージョの曲ともう1曲の3曲のみ。他は、メキシコ的なバルス(ワルツ)系の曲を歌っています。フィーリンの3曲も …
続きを読むキューバ東部ガンタナモ出身、幼少の頃からラジオで歌い活躍、革命前後はハバナのキャバレーの華やかなステージで活躍したボレロ歌手のデビュー・アルバムと思われます。 60年代の早い時期にUSAに移住後は歌手としての活動が低調になったようで忘れ去られた存在となったようです。それ故このリリースは貴重かと思います。 名音楽監督アドルフォ・グスマンの指揮の下、ストリングス …
続きを読む50年代にデビュー以来キューバ国内では他の追従を許さない一番人気の”センティミエントの女王”ことエレーナ・ブルケの60年代初頭にリリースされたと思われるアルバム、LPA-1026のCD化です。彼女は先日放映されたNHK-BSのアメージング・ボイスでも大フューチャーされてました。 オマーラ・ポルトゥオンドの良きライバルである彼女が、ラファエル・ソマビージャ、ア …
続きを読むハバナ出身、キューバではパチート・アロンソのグループなどで活躍し、現在はマイアミを拠点に活動する、「ラ・ソノーラ・デル・ムンド」の愛称をもつ女性サルサ歌手。ラテン・グラミーのベスト・サルサ・アルバム部門にノミネートされた2014年作です。ティンバ以降のサルサを中心に、カルロス・バレーラのナンバーなどポップ寄りのものやフィーリン系など、幅広く聴かせてくれます。 …
続きを読むキューバの著名作家カブレラ・インファンテの作品のモデルともなった伝説の女性歌手の唯一の作品、60年作、61年没。 男のような太くハスキーな声でジャズやボレロ~フィーリン・ナンバーを歌います。ブルース歌手のような声質により歌われるラテン的な感情表現は、唯一無二。マルタ・バルデスやエラ・オ・ファリルのキューバの名作曲家のナンバーが特に素晴らしく各曲の代表的名唱と …
続きを読む★エリオ・オロビオ著『キューバ音楽事典 』英語改訂版 古くからのキューバ音楽ファンにはお馴染みの、キューバ音楽のバイブル『DICCIONARIO DE MUSICA CUBANA(キューバ音楽事典)』の英語版です。2004年に英国で出版されたもので、当然2004年時点での情報が大幅に加筆されています。筆者は、有名な音楽学者エリオ・オロビオ。キューバの民俗音楽 …
続きを読む1952年、6歳の時に“のど自慢”大会で優勝し、その後ラジオ、テレビや映画、ミュージカルで活躍、キューバのアイドルとして一世を風靡した天才少女歌手カリダ・クエルボ。革命(当時13歳)後も、中南米やヨーロッパ各地で公演をし、有名なカバレー・トロピカーナにも長期に渡り出演、晩年まで精力的に活動しました。少女らしい可愛い声を持ち、セリア・クルースをさらにアフロ・キ …
続きを読むピート・シーガーによって世界的に知られることとなった、一番有名なキューバの曲「グアンタナメーラ」の作曲者にしてシンガーのホセイート・フェルナンデスによる自作自演を含むアルバム『GUAJIRA GUANTANAMERA』(GUAMA LDG-2010)の全曲12曲にアラゴンやベニー・モレーとの共演含む6曲をプラスしての復刻CD-Rです。以前エグレムで復刻された …
続きを読むキューバから出て、ラテン・アメリカ中で長きにわたり全世代に愛され続けてきたソノーラ・マタンセーラ。本アルバムは、MARVELAレーベルに1969年に録音したアルバムの復刻CD-Rです。オーソドックスなマタンセーラ風楽曲の他、偉大を反映してブーガルー的な感覚を感じさせる曲も何曲か納められています。ヴォーカルはキューバ人で、チャーリー・パルミエリのチャランガ・ド …
続きを読むソンの現代化を推し進めるキューバを代表するグループ、シエラ・マエストラの1981年のデビュー・アルバム。CD-Rによるリイシューです。タイトルにある「エル・グアナホ・レジェーノ」とはイギナシオ・ピニェイロ作のナンバーですが、最初この曲をシングルでリリースし、それが評判を呼んで本作録音に至ったとのことです(「エル・グアナホ・レジェーノ」は、本作ラストに収録)。 …
続きを読むソンの現代化を推し進めるキューバを代表するグループ、シエラ・マエストラの1983年のセカンド作。かつてビクター音産から『われらの時代』の邦題で日本盤LPもリリースされた傑作のCD-Rによるリイシューです。ルンバのリズムに導かれたナンバーに始まり、アルセニオ・ロドリゲス作の2曲目、ピアノやホーン・セクションなど入れサルサ的アレンジで仕上げられた4曲目(イントロ …
続きを読むチャチャチャの創始者エンリーケ・ホリンのオルケスタが、1964年に録音した(本CD-Rのクレジット)『LOS TRABAJADORES DE LA ENSENANZA』(PANART-EGREM LD-3130)のストレート・リイシューCD-Rです。自身のフルート、複数のヴァイオリンにユニゾンで歌う男性ヴォーカル陣。そんなチャ・チャ・チャの典型的な編成に、低 …
続きを読むキューバの人気バンド、コンフント・カシーノから独立しさらに人気を掴んだ、1950年代~60年代初頭のキューバの大スター、ロベルト・ファス。当時ベニー・モレーなどと人気を分け合うほどのスターぶりで、特にテレビ番組などにも出演し、幅広い層に人気がありました。本作は、『ROBERTO FAZ Y SU CONJUNTO』(PUCHITO MLP-516)がオリジナ …
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