V.A. / ACORDES DO BRASIL

フランスの音楽評論家 Verónique Mortaigne がコンパイルした『ブラジルの和音』という意味を持つ本作。Biscoito Finoからリリースされているマリア・ベターニア、リタ・リー、フランシス・ハイミ、トン・ゼー、トム・ジョビン、etc…といったアーティストの音源からの編集です。 1. VIVE/Maria Bethânia 2. REZA/ …

続きを読む>

ORQUESTRA DE SOPROS PRO ARTE / FESTEJO

1989年結成されたブラス・バンド、オルケストラ・ジ・ソプロス・プロ・アルチの約7年ぶりの新作。今回はMPBの有名曲を取り上げ、ブラス・スタイルで聴かせるといったコンセプト。ここでの収録曲を作曲したジルベルト・ジル、ジョアン・ボスコ、ジスモンチ、ギンガなどがゲスト参加もしています。

続きを読む>

CONJUNTO COISAS NOSSAS / NOEL ROSA INEDITO E DESCONHECIDO

  サンバ黄金期の作曲家=ノエル・ローザの未発表作品を発掘/演奏した1983年のエルドラド録音CD化!エンリッキ・カゼスはじめ、リオの若手マニアック系ミュージシャン?が集まり、ノエルの曲を再構築したアルバムです。

続きを読む>

NADINHO DA ILHA / MEU AMIGO GERALDO PEREIRA

1940~50年代にかけてリオで活躍した作曲家=ジェラルド・ペレイラの作品を、なんと生前のペレイラから薫陶を受けた経験があるというヴェテラン・サンバ歌手=ナジーニョ・ダ・イーリャが歌った~玄人受けしそうなサンバ・アルバム新録の登場!バックを固めるメンバーもエンリッキ・カゼス以下、リオのショーロ/サンバ・シーンの職人ばかりですから、独特にシンコペイトするペレイ …

続きを読む>

MARICENNE COSTA / COMO TEM PASSADO!!

サンバ黄金期といえば1930年代のこと。では、それ以前のブラジル音楽はどんなだったのか?という疑問に応えてくれるのがこの作品。ヴェテランらしい味わいのノスタルジックな歌声を聴かせながらも、これが初リーダー録音らしい女性歌手=マリセンヌ・コスタによる冒険的な企画アルバムで、1902年のブラジル初レコーディング曲「イスト・エ・ボン」以来。タンゴブラジレイロやカン …

続きを読む>

MAESTRO GATO PRETO / L’ART DU BIRIMBAU

フランスの民俗音楽専門レーベル、アリオンの豊富な音源から作られた編集盤シリーズ<世界の楽器コレクション>からの1枚。ビリンバウはブラジル音楽の故郷バイーアの風物詩である格闘ダンス(及びその音楽)で使われる楽器。弓矢の弓のようなユニークな形とパーカッシヴなそのサウンドには独特なグルーヴを感じさせる。そしてここではそのビリンバウのソロ演奏のほか、パン …

続きを読む>

LUCIANO PERRONE & SEYS RITMISTAS BRASILEIROS / BATUCADA FANTASTICA

★ルシアーノ・ペローニ&リチミスタス・ブラジレイロス/バトゥカーダ・ファンタスチカ ブラジル音楽と言えばパーカッション。こんな誰でも知っていることなのに、ブラジリアン・パーカッションのすばらしさを一枚のアルバムで聞けるCDはこれまで存在しませんでした。そんな中で登場したこのアルバムは、まさにブラジリアン・パーカッションの聖典と呼べる1枚。本国ブラジルでも未だ …

続きを読む>

SERGIO SANTOS

ミナスジェライス州出身のシンガーソングライターの2004年作。サンバ、ショーロ、ボサノヴァの影響を打ち出したメローな作品。アンドレ・メマーリがピアノで参加。〜メマーリの透明なピアノ、ほか、テコ・カルドーゾ、マルコス・スザーノ、トゥッチ・モレーノらの作り上げる極上バックに乗せて、セルジオのファルセットな歌声が響きます。自作&パウロ・セザール・ピニェイロとの共作 …

続きを読む>

GUILHERME DE BRITO / A FLOR E O ESPINHO

★ギリェルミ・ジ・ブリート / 花とトゲ 81歳、古老サンビスタ=ギリェルミ・ジ・ブリート、2年半ぶりの新作(2003)です。これまで彼が綴ってきた自作の曲の数々を、静かに万感こめ歌ったアルバムです。ショーロ・トリオ=マディラ・ブラジルのシンプルなバックに映える哀愁が、しみじみと伝わるイイ作品です。ベッチ・カルヴァーリョ、エルトン・メデイロス、ファグネル、モ …

続きを読む>

WILSON MOREIRA / PESO NA BALANCA

★俺こそがサンバだ! 現代サンバの天才ウィルソン・モレイラが1986年に残した幻の初ソロアルバムがついにCD復刻された。produced by 田中勝則。 現代サンバにおいてもっとも才能溢れる作曲家がウィルソン・モレイラだ。1970年代には名作詞家ネイ・ロペスとのコンビで多くの名曲を発表。ベッチ・カルヴァー リョや故クラーラ・ヌネスらが歌って大ヒットさせた。 …

続きを読む>

ARLINDO CRUZ / SAMBISTA PERFEITO

『完璧なサンビスタ』国内配給盤! 元フンド・ジ・キンタール/パゴージ・シーン最大の大物!?アルリンド・クルースの新作~タイトルは“完璧なサンビスタ”、もちろん意欲作/伝統回帰&未来のサンバを見据えた力作となりました!ブラジルでも大きな評判を呼んでいるとのこと。マリア・リタ/マルセロD2/ゼカ・パゴジーニョらが参加!成熟した歌声で、とうとう本領発揮!ですね。

続きを読む>

SANNY ALVES / SAMBA E AMOR

  腕利きベーシスト=ルイス・アルヴェスの実娘、だそうです。かつてネイ・ロペスの元でも歌ったというサニー嬢、03年作に続くこの新作(2009)はサンバです。フェミニンでいて、少々ヴァイタルな声質がいかにもサンバ向きですね!

続きを読む>

BIXIGA 70 / 3

世界中のディープでファンキーなアフロ・サウンドを再構築したミクスチャー軍団! アフリカに由来し、世界各地に拡散された〈黒っぽい音楽〉をかき集め、21世紀らしいセンスで再構築した融合サウンドを披露する注目のバンドがビシーガ 70(セテンタ)だ。彼らは2010年にブラジル・サンパウロで結成。アフロビートをはじめ、エチオピアやモロッコなどアフリカ大陸に息づく音楽を …

続きを読む>

7 SONORA / ANTITESIS

●ラテン・キューバ音楽を中心に、歌って踊る「NANA Cantarina」と、ラテン音楽をはじめ様々なジャンルで叩いて歌う「とくじろう」、そしてブラジルの7弦ギター Violao de 7 cordas を操る男「山田や~そ裕」の三人の有機的な絡みから生まれる、スピリチュアルなアーバン・ポップ・ユニット。それが、7SONORA(ナナ・ソノーラ)。 ●ラテン音 …

続きを読む>

go top