スタルジックなタイの望郷歌謡オムニバス~70’s ルークトゥンの女性歌手ばかりを集めたコレクションです!~ラテン調、R&B調といったリズム歌謡風のナンバーが並ぶ前半、そして、日本の60~70年・演歌や抒情派歌謡にも通じる、ゆったりとしたバラードが並ぶ後半とも、なんでなのかわかりませんが、やみくもに懐かしいわけです!同じく洋楽と出会い変容したアジア …
続きを読むスタルジックなタイの望郷歌謡オムニバス~70’s ルークトゥンの女性歌手ばかりを集めたコレクションです!~ラテン調、R&B調といったリズム歌謡風のナンバーが並ぶ前半、そして、日本の60~70年・演歌や抒情派歌謡にも通じる、ゆったりとしたバラードが並ぶ後半とも、なんでなのかわかりませんが、やみくもに懐かしいわけです!同じく洋楽と出会い変容したアジア …
続きを読むもっとも濃いインドネシア文化が息づく土地として知られるジャワ、そのジャワを代表する伝統音楽といえば、やはりジャワ・ガムランだ。統制の取れた優雅で壮大なジャワ・ガムランの演奏は、他にはない深い歴史を感じさせてくれる。このアルバムは、そんなジャワ・ガムランの演奏による伝統的なジャワの結婚式の音楽を収めたもので、ジャワの結婚式における様々な場面でのテーマ音楽をしゅ …
続きを読む2007年の3~4月の現地公的ラジオ放送からピックアップした音源だそうです(海賊行為?)。何かと意固地になっているミャンマー政権のもとでも、こんだけ自由な?音楽表現があるわけですね~びっくりですよ。ヒップホップ&ロック&クラシック&ビルマ伝統音楽&汎アジア歌謡の横並び及びミックス、というか、接ぎ木状態が楽しめます!もちろん、ミャンマー“ダンズィン”も、バッチ …
続きを読むまずはここから!?ミャンマー古典音楽のめくるめく世界への入り口として、オススメしたい1枚です! >こちらでご紹介いただきました(無断リンクすみません!)。で、ご紹介の通り、ミャンマーの伝統音楽、サイン・ワインの第一人者、セイン・ムーター師による環状に置かれた複数調律太鼓パッワイン・ソロ演奏アルバムです。仏教の祭り精霊信仰の儀礼、伝統的な人形劇や伝統歌謡の伴奏 …
続きを読む09年のボリウッドは今イチ盛り上がりに欠けるようですが、それでも後半に至って幾つか注目作が登場してます。9.11テロ後のニューヨークを舞台に、テロの犯人として誤認逮捕され、人生が狂ってしまったインド系若者とその友人を描いた社会派作品です。音楽は今ノリに乗っているプリタム。在外インド系が好みそうなフォーキーなポップ、爽やかなバラードを中心にスニディ・チャウハン …
続きを読むパキスタンで伝統的に親しまれてきたスーフィー(イスラーム神秘主義)音楽カッワーリーを世界中に広めたヌスラット・ファテ・アリー・ハーン。1985年に行われたウォーマッドに初めて登場した彼が、その出演後、英ミドルセクス州ヘイズのフェアディール・スタジオで録音した2枚の作品『Love Songs』『Devotional Songs』が、この度2枚組になって装いも新 …
続きを読むジャカルタのコタ地区(移民の街だったバタヴィアの旧市街地跡)のチャイナタウンを中心に伝わるインドネシア / マレイ+中華文化のmixture音楽ガンバン・クロモンですが、〜ガンバンと呼ばれる木琴に打楽器のクロモン、そして胡弓や笛などが渾然一体となり、チャンプルーな雰囲気と軽快なリズム感を持った民俗色濃い音楽として伝えられて来ました。70年代には、バタヴィア旧 …
続きを読む1990年リリースのザレハ、“歌謡曲”的POPアルバムと聞こえますが、表題曲の“PENASARAN”以外は、どうもアルバムとして録音された作品というより、70~80年代のレアー・シングル録音集という雰囲気です。が、それだけにザレハ作品としては、特定のスタイルに属さない何でもありなムード漂う多彩な曲の並びが楽しいCDとなっています。ディスコ調や、 …
続きを読むインドネシアのスター発掘番組“インドネシアン・アイドル”で05年に脚光を浴びたモニタ・タハレア~あれから5年経ち、今ではすっかり大人のシンガーに成長した彼女が3枚目となるアルバムをリリースしました。現在22歳の彼女はご覧のような愛くるしいルックスと、清楚かつライトな感覚を持ち合わせたヴォーカル・スタイルで、ポップ・インドネシアのシーンに一石を投じています。プ …
続きを読むスーダンの首都ハルツーム出身~アフリカとアラブのクロスロード・ミュージックをヴァイタルな歌声で聞かせるビッグ・ママ=セトナ(ヘンナ・ペインティングのデザインや、スーダン系ダンスの伝道者としても活躍しているそうです)の欧州盤1997年のファースト・アルバム(既に入手困難?)ストック品です。スーダン/ヌビア系の前傾エイト・ビートを叩き出すタール&ダルブッカほか各 …
続きを読む英トピックから登場したワールド・ミュージックのシリーズ。今回はさらにグレイド・アップして、すばらしい作品が揃ってます。中でも珍しい音源が揃ったのが、中央アジアの新しい国カザフスタンにおける録音を集めたこのアルバム~同時発売されるタジキスタンに比べてイスラーム的な要素の少ないカザフ人の音楽は、意外にも東アジア的な情緒がたっぷりですねえ!2コースの弦楽器であるド …
続きを読むPOPインドネシア・シーンに新風を吹き込んだ2000年のデビュー作が復活です!女性歌手アンディエンは当時14歳の可憐な少女~しかも抜群の歌唱力をすでに持ちあわせ、人気オーディション番組アジア・バグースでの活躍がキッカケとなりインドネシアの大物作曲/編曲家のエルファ・セシオリアの目にとまり、彼の主催するレーベルから本作でデビュー。シングル・チャートを賑わしたタ …
続きを読む>「大名古屋ジャズ」(ぐらもくらぶ)に続く戦前日本の都市ジャズ・シリーズ第二弾。 満を持した次なるターゲットは昭和初期、帝都東京を抜いて日本一の人口と経済発展を誇った大大阪だ! 情緒と刹那主義、伝統とモダンがめくるめく水都のBGMはフォックストロットにチャールストン、ブルースにエロ満載のジャズソング。フィリピン・ジャズバンドが、前野港造が、服部良一が、紙恭輔 …
続きを読む00年代中盤、パキスタンのカッワーリー歌手ファイズ・アリー・ファイズが中心となって行われた異文化融合プロジェクトが、2枚組CD仕様で復活しました。 ここでのテーマはなんとカッワーリーとフラメンコの合体〜かつてファイズの師匠ヌスラット・ファテ・アリー・ハーンが試みたカッワーリーと他ジャンルとの融合音楽を、ファイズは彼なりに進化させ、本作で新たなる境地を築き上げ …
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