SALSA CELTICA / THE TALL ILANDS

結成20年!スコットランド / ケルト系トラッドをサルサの導入、今やラテン世界でも人気を持つスコティッシュ・サルサ楽団の新作です!いつも間にか女声ヴォーカルを二人迎えて、アフロキューバン・リズムでケルティック・トラッド・ソングを聞かせたり、サルサ・ビートでジグやリールを演じるコナレ方、堂に入ってますよ!20年の経験が本格的なミクスチュアーぶり、熟成させていま …

続きを読む>

SALSA CELTICA / EL AGUA DE LA VIDA

グレート・スコティッシュSALSA楽団~サルサ・ケルティカのサード・アルバムです。今作の冒頭は何とク~ンビア!相変わらずケルト系の弦重奏、バグパイプ、フルートによる、トラッドな旋律を有効多用しつつのクンビア・ビート!ツカミOKですねえ。あるいは ”ウイスキー&ラム” だとか、サルサ版 ”オルド・ラング・サイン(蛍の光)” など、ウィットに富んだケルトなラテン …

続きを読む>

ELENI TSALIGOPOULOU / ALLAZEI KATHE POU VRADYAZEI

ギリシャ人気女性歌手=1999 年作!フォークロアな下地をきっちりと抑えながら、ポスト・ライカ的なグリーク・トラッドPOPを聞かせる実力派!透明なヴォイスと端正/繊細なバックは、いかにもギリシャでしかあり得ない感覚に溢れています。近年のエレーニ・ツァリゴプールは以前以上にロック寄りの路線を歩んでいますが、当時のトラッドPOP路線のエレーニ作品には、やはり、今 …

続きを読む>

JULIO GUTIERREZ / ESTE ES EL RITMO CHA CHA CHA

デスカルガの歴史的名盤にして定番、パナルトの1950年代のキューバン・ジャム・セッション・シリーズのリーダーの一人フリオ・グティエーレスのキューバ時代の最初のLPと思われます。ボーカルはクアルテット・カルロス・ファクサ。 ”これがチャ・チャ・チャだ”というホセ・アントニオ・メンデスのオルケスタのテーマ曲風の軽快なナンバーからスタート、アルバムのほとんどはチャ …

続きを読む>

JOE CUBA / I TRIED TO DANCE ALL NIGHT

ヴィブラフォンを活かしたセクステットによるコンボ・スタイルのサウンドで、ブーガルー・ブームの頂点にも君臨したジョー・クーバのブーガルー以前の音、56年作です。編成はホーンがばりばり唸るオルケスタ、もちろんヴィブラフォンもいます。チャ・チャ・チャ、マンボ・ブームに乗って、キューバ・スタイルの音楽を演奏しているわけですが、もう既にジョー・クーバ節的な軽やかさ、シ …

続きを読む>

JOE CUBA / HOT AND CAH CHA CHA

ヴィブラフォンを活かしたセクステットによるコンボ・スタイルのサウンドで、ブーガルー・ブームの頂点にも君臨したジョー・クーバのブーガルー直前の音、65年作です。クレジット上はオルケスタですがこれはヴィブラフォンが大活躍のセクステットですね。これぞNYの都会的なラテン・ダンス・ビートというかんじのマンボ、チャ・チャ・チャ、パチャンガ、ワパチャは最高ですね。インス …

続きを読む>

JOE CUBA / CHA CHA CHA’S TO SOOTHE THE SAVAGE

ヴィブラフォンを活かしたセクステットによるコンボ・スタイルのサウンドで、ブーガルー・ブームの頂点にも君臨したジョー・クーバのブーガルー直前の音、64年作です。クレジット上はオルケスタですがこれはヴィブラフォンが大活躍のセクステットですね。これぞNYの都会的なラテン・ダンス・ビートというかんじのマンボ、チャ・チャ・チャは最高ですね、インスト曲数曲もジョージ・シ …

続きを読む>

MALAWI MOUSE BOYS / DIRT IS GOOD

世界最貧国にして、平均寿命も世界最短の国マラウィーの楽団「マラウィー・マウス・ボーイズ」セカンド・アルバムです!普段はハイウェイ(単なる片側一車線の舗装道路ですが、何か? )を行き交うトラック運ちゃんたちに向けて、食用ネズミの丸焼きを売って生計を立てている若者達が、お手製のギターと太鼓を弾きながら歌うアフロ・ゴスペル集〜1作目と大きな違いはありませんが&#8 …

続きを読む>

L’HIJAZ CAR

2000 年結成、フーリア・アイシとの共演でも知られる、オリエンタル・トランス・ジャズの5人組。〜GREGORY DARGENT(oud), JEAN-LOUIS MARCHAND (bass clarinet), ETIENNE GRUEL(perc), NICOLAS BECK (tarhu), VINCENT POSTY(cb)。新盤は地中海オリエンタ …

続きを読む>

OMAR SOSA / SENSES

2012年2月、NYのイクスペリンメンタル・メディア&パフォーマンス・アート・センターで録音された崇高なまでのソロ演奏作品。ルーツであるアフロ・ キューバン、ジャズ、クラシックの素養を基軸に、アンビエント~現代音楽への領域にまで踏み込んだ異色の内容。完全なるインプロヴィゼーションによって綴 られていく静謐な16曲が、ひとつのアートとして描かれていく。使用した …

続きを読む>

JOANA AMENDOEIRA / A FLOR DA PELE

アマリア・ロドリゲス亡き後のファドの伝統を受け継ぐ最右翼=歌姫ジョアナ・アメンドエイラの早くもデビュー5作目にあたる新作です。とはいえ未だ24 歳、瑞々しく新鮮な歌い口はそのままですが、加えて、さすがに5作目というキャリアに裏打ちされた自信に溢れた歌声も聞こえる充実作となりました。演奏陣 も、単に伴奏するだけでなく作曲でも活躍、才人たちが集合しました。また、 …

続きを読む>

GIULIANO PALMA / OLD BOY

ミラノのオヤジがオサレしているところ、モータウンとイタロな70’s POPモードが混じりあっているところ、けっこう買いかと。80年代末にローマでパンク / スカバンド(=カジノ・ロワイヤル)でデビュー、90年代末から自らのバンド(=ブルービーターズ)を率いたロックスティディ系男声歌手、ジュリアーノ・パルマのソロCD〜まさしく、”オール …

続きを読む>

NATASSA BOFILIOU / ANO TELEIA

大変、遅くなりました。ギリシャ注目女性歌手、オルタナティヴなライカ?もしくは、グリークテイスト満点のエレクトロ&フォーキーPOP?を演じる女性歌手、ナターサ・ボフィリウの2013年新作(6曲入りミニ・アルバム)がやっとこさ入荷してきました。アレンジ / 作曲はゲラシモス・エヴァンゲラートス&テミス・カーラモラティディスが作詞というチームで、グリーク風味満点の …

続きを読む>

go top