V.A. / へたジャズ!昭和戦前インチキバンド 1929-1940

■ これは酷い!ジャズ100年記念によみがえる昭和初期のインチキジャズレコード大博覧会!昭和初期に夜店で売られていた怪しきインチキレコードたち。その中でも選りすぐりの『ベスト・オブ・下手』なジャズ音楽が80年の時を超えて最新デジタルマスタリングでよみがえる!「アラビアの唄」「私の青空」「ダイナ」「上海リル」をはじめとしたヒットナンバーを含む珠玉?の23曲! …

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FIDEL MORALES / OMIO

1990年代前半にエグレムからアルバムをリリースしていたキューバン・サルサ・バンド、グルーポ・ラジェーのリーダーを務めたドラマー、フィデル・モラレス。06年以降はプエルトリコを拠点にラテン・ジャズ・フィールドで活躍しているようで、16年にリリースしたこのリーダー作も、その成果を踏まえた内容となっています。 巨匠ベーシストのエディ・ゴメスをはじめ、トランペット …

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DIMITRIS VASIS ‎/ TI TA THELEIS

ギリシャ男性スター歌手、ディミトリス・ヴァシス、ドイツはシュッツガルト1970年生まれ、両親はマケドニア(ギリシャ内)のキリキスからの移民でしたが、8歳のときに両親とともにマケドニアに帰ることになります。その後、音楽の道を選び、ヴィザンティン音楽からしっかりと学んだそう。そして、作曲家のスタマティス・クラウナキスに見出され、1997年にCDデビュー、本作はキ …

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ELVIRA RIOS

1930年代から歌手として、ショー・キャバレーへの出演者として、そしてフィルム・スターとしても活躍したメキシコのボレロ女性歌手エルビラ・リオスの録音を復刻した、アンソロジーです。 情熱を秘めながら、クールさを持ち合わせた歌声が魅力の彼女。ストリングスやオルガンをバックにした、洒脱なムードの漂うボレロを中心に、アグスティン・ララ作の「アスール」はジャズ調に仕立 …

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RUTH FERNANDEZ / NANIGO EL ESPIRITU AFRO-CUBANO DE MUSICA 

1919年ポンセ生まれ、2012年に亡くなったプエルトリコの大女性歌手ルス・フェルナンデス。セリア・クルースの向こうを張るような、ソウルフルな力強い歌声で、アフロ・キューバンやボレロ、そしてボンバやヒバロ音楽風に所謂レロライ節を乗せたレパートリーなど、幅広く歌った歌手です。本アルバムは、1955年にスペインのMontilla(モンティージャ)レーベルにのこし …

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SEXTETO LA PLAYA / RITMOS CUBANOS

セステート・ラ・プラヤ名義となっていますが、こちらは1950年代にエレキ・ギターを導入した、後のブーガルーにも繋がっていくような音作りでチャチャチャやマンボを演じ人気を得たラ・プラヤ・セクステットのアルバムから、12曲を収めたオムニバス形式のリイシューです。 デスカルガ・チューンの「ラ・プラヤ・スペシャル」にはじまり、お馴染みのブラジル名曲「バイーア(サパテ …

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PASTEL LITE / BALADA

ユナのレーベルからエレクトロニカ・ポップ・デュオがデビュー〜ジャケットの雰囲気から爽やかなシティ・ポップ系かと思いきや、ダウナーなニュー・ウェイヴ/シンセポップ風の音を出す、クアラルンプールの男女デュオの初フル・アルバム。当人たちはヴェイパー・ウェイヴにインスパイアされているとのこと。確かにチルウェイヴ以降のUSインディ系エレクトロニカのサウンドを踏まえてい …

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LOS PAPINES / RUMBEANDO A MI MANERA

1970年の大阪万博に参加したのをはじめ、来日などを通じ、古くからのキューバ音楽ファンにはお馴染みのパーカッション・アンサンブル・グループ、ロス・パピーネス。50年代にコンフント・グアグアンコー・マタンセーロを母体として結成され、同じマタンサス出身でもムニェキートス・デ・マタンサスのようにストイックなハードさに進むのではなく、エンタテイナーとして万人に親しま …

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RAMLI SARIP/ ZIARAH SENI (LITAR API ROCK)

〈パパ・ロック(ロックの父)〉との愛称を持ち、マレイ・ロックの礎を築いたとして尊敬を集めているシンガポール人シンガー・ソングライター、ラムリ・サリップ。1960年代後半に結成されたロック・バンド、スウィート・チャリティのフロントマンとして活動、同バンドはマレイシアを始めとするマレイ語圏の後進のロック・バンドに多大な影響を与えました。スウィート・チャリティは1 …

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LOBO Y MELON / AMALIA BATISTA

キューバン・スキャットの巨人、グラン・フェジョーベのバック・バンドとして出発し、その後、ロボ_イ・メロンとして活躍した、パーカッションのカルロス・ダニエル・“ロボ”・ナバーロと、後にニューヨーク・サルサ・シーンで活躍し、ジョニー・パチェーコともコンビを組んだ歌手のルイス・アンヘル・シルバ・“メロン”率いるメキシコのコンフント。結成年(フェジョーベからの独立年 …

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GABRIEL MOURA / QUEM NAO SE MEXER VAI DANCAR

あのパウロ・モウラを叔父に持ち、以前にはファロファ・カリオカというサンバ系グループで活躍していたガブリエル・モウラが新作を発表。本作からはすでに‘O Amor É In’という曲がシングル・カット(デジタル配信)されていて話題となっています。ミクスチュアー・サンバ・ファンは注目。 リミーニャ、プレチーニョ・ダ・セヒーニャがバック固め、マルチナリアがゲスト参加 …

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CRIOLO / ESPIRAL DE ILUSAO

 サンパウロのアンダーグラウンド・シーンに2000年代半ばに登場。同都市が誇る最高のヒップホップ・アーティストと目されたクリオーロが、突如サンビスタとしてアルバムを発表した。ファヴェーラ出身の彼は、ラップと同じくらいサンバを幼少の頃から愛してやまず、ここでは長年の夢だったサンバ・アルバムを素晴らしい仲間たちと共に作りあげた。一切ラップは登場せず、クリオーロは …

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CHICO GOUVEIA / MODA VELHA

ポルトガルの知られざる弦楽器ヴィオラ・ブラゲーザの魅力を紹介! ポルトガル北西部の街ブラーガで生まれたヴィオラ・ブラゲーザ(ブラゲーザ・ギター)は全長90センチ、弦のスケールは50センチほどの小型ギター。複弦5コース(弦の数は10本)の構造で、歌の伴奏や、他の弦楽器との合奏でパレードの音楽などを演奏するために用いられてきた。そのヴィオラ・ブラゲーザをかつて使 …

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