PANTELIS KYRAMARGIOS / ANO THROSKO

パデリス・キラマリオス、2016年ソロCDデビューの自作自演歌手でありながら、歴史家で詩人で文学者でもあるというマルチな男(2014年に最初の著作もあるそうです)、新作です。 この2021年の新作(4作目)、>前作も BOOK 仕様でしたが、曲ごとに見開きのイラストレイター&フォトグラファー共作となるイメージが展開されるBOOK仕様になっていて、視覚と聴覚で …

続きを読む>

DOMINIQUE HOURANI

レバノンのドミニク・フラニ、06年アルバム・デビュー、歌手以外にもモデルや女優、さらにデザイナーとしても活躍するマルチ・タレントだそうですが、こちら久々ですねえ、この人のCDが当店に入荷するのは、たぶん10年ぶり(ぐらい?)じゃないでしょうか?本作は6作目(2015年作)だそうですが、相変わらず、看板のコミカルなエジプシャン・シャアビ調も交えて、全編カマトト …

続きを読む>

ASALA / FI ORBAK

    シリアのトップ・スター、 アサーラの2019年作僅少入荷! というか、 1点しか入荷しませんでした。 なんだか、ジャケットのお顔、 ちょっと変わりましたね、 クリップはいつものアサーラですが…。  

続きを読む>

V.A. / EVENEMENT

70年代ザイール音楽の編集盤!  副題は「ザイールのスターたちのコンピレーション」という本作。コンゴの人気歌手ペペ・カレ(1951-98)とパパ・ウェンバ(1949-2016)とのデュオ曲「Amena」「Loni」(バックはヴィヴァ・ラ・ムジカが担当)のほか、ザイコ・ランガ=ランガが4曲、Miyalu & Son Ensemble1曲という組み合わせ …

続きを読む>

ANNA LUA / SOLA

スペイン・カタルーニャのシンガー/ギタリスト、アンナ・ルナによる2020年作。本作では自身の歌と多重録音での掛け合いヴォーカル&コーラス、ギターに、一部キーボードもキーボードも加えた、一人だけでの録音となっています(疫病禍での録音ということで、すべての犠牲者に捧ぐ、とジャケットに記載があります)。従ってサウンド面でのジャズ色などは濃くはありませんが、リュイス …

続きを読む>

V.A. / WIZZZ ! Vol.4, French Psychorama 1966-1974

1960~70年代のフレンチ・サイケロックやポップを集めたコンピレーションの第4集。本作では66年から74年までの16曲を収録。とはいえフランシス・ベベイの再発や変わったフランチもののコンピレーションをリリースするレーベル、BORN BADの製作なのでセレクトや曲順など全て面白いです。若者たちが叛乱を起こした1968年を挟む政治的動乱の時期でもあったわけです …

続きを読む>

DUOFEL / OLHO DE BOI

ブラジルのスーパー・ギター・デュオとして知られるドゥオフェル、寂寥感を醸し出す静かなアンビエンス。映画サントラ作が入荷! アラゴアス出身のルイス・ブエノとサンパウロ出身のフェルナンド・メロによって1977年に結成されたインスト・ギター・デュオのドゥオフェル。MPBのバックなどを務めながらオリジナル・コンポーズやレパートリーの解釈に日々を費やし、エルメート・パ …

続きを読む>

DOM PESCOÇO / CHUCRO

パライバ渓谷の袂でガチョウと作ったブラジルのインディ・ロック、新たな傑作!サンパウロ州の内陸部、農村地帯のサン・ジョゼ・ドス・カンポスを拠点に、コロナ検疫中の2020年後半、文化・芸術基金の助成を受けて制作されたバンドの3作目。ドン・ペスコソの編成はガブリエル・シエラワ(vo,g)、ドン・ヂ・オリヴェイラ(b)、ハファエル・ペソット(g)、ルイス・フェリーピ …

続きを読む>

MICHAEL PIPOQUINHA e PEDRO MARTINS / CUMPLICIDADE

>こちらで、紹介されました(無断リンク陳謝&感謝)! 天才ベース少年として馴らしたピポキーニャとカート・ローゼンウィンケルのカイピ・プロジェクトでも知られるペドロ・マルチンス、技巧のeg + ebで魅せるデュオ作! “タッチ、レパートリー、ハーモニー、リズム、メロディ、そして特に感情と言った範疇において…流暢な聴く力を持って、彼らは自 …

続きを読む>

ALAIN PEREZ / EL CUENTO DE LA BUENA PIPA

イサック・デルガド・バンドなどで活躍した後、スペインに渡り、パコ・デ・ルシアのグループにも参加したベーシストのアライン・ペレス。キューバ録音の2020年作となります。ラテン・グラミーのサルサ・アルバム部門にもノミネートされた17年作『ADN』に続き、バイラブレなキューバン・サルサを全面的に展開した内容です。チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番の出だしを1曲目 …

続きを読む>

V.A. / BEATLES’N’CHORO vol.1

★V.A./ビートルズ・イン・ショーロ ショーロのアレンジでビートルズ・ナンバーを聴かせる名作が復活!  これまででもっとも愛されたポピュラー音楽のグループといえばビートルズ。その名曲たちは数多のアーティストたちによって様々なスタイルでカヴァーされてきたが、世界で一番爽やかなカヴァー集と断言できるのが、ブラジル最古のインストゥルメンタル・ミュージック〈ショー …

続きを読む>

V.A. / SOUND STORING MACHINES, the first 78rpm records from japan 1903-1912

★V.A./サウンド・ストーリング・マシーンズ(蓄音機) ~ 日本最古の78回転レコード 1903-1912 日本音楽の素晴らしさを再発見! 20世紀初頭、78回転盤に刻まれた最初期録音の数々が蘇る!! 世界中の音源を掘り起こしてきたシアトルの人気レーベル Sublime Frequencies がミャンマー、韓国に続く〈アジアのSP盤アンソロジー〉第3弾と …

続きを読む>

THANASIS PAPAKONSTANTINOU, SOKRATIS MALAMAS / APROSTATEFTOS

ともにテッサロニキ在、ほぼ同世代、当店的には信頼のおける渋いギリシャSSWふたり、このコンビでの>前18年作が好評だったからでしょう、サナシス・パパコンスタディヌウとソクラティス・マラマスの新たな共作がリリースされました。小ぶりですが、豪華なイラスト・ブックスタイルのジャケと、近頃のユーロ高のおかげで高価になってしまいましたが…。タイトル “アプロスタテフフ …

続きを読む>

ISSAC DELGADO / LLUVIA Y FUEGO 

1980年代からキューバン・サルサを代表する歌手として活躍してきたイサック・デルガド。キューバに戻ってリリースした2016年のアルバム『メイド・イン・ハバナ』に次ぐ、19年作です。なんというか、抜群の安定感です。安定感といっても、けっして守りに入っているというのではなく、余裕たっぷりなエースの期待を裏切らない活躍というか、堂々とした横綱の立ち居振る舞いとでも …

続きを読む>

HERMANOS ARANGO / BENDITA GUANABACOA 

元エミリアーノ・サルバドールのグループ~エネヘー・ラ・バンダで、現キューバでナンバーワン・ベーシストといわれるフェリシアーノ・アランゴがディレクションを務めるエルマーノス・アランゴの2019年作。バンド名が示すように、ヴォーカル/パーカッションのエウヘニオをはじめ、フェリシアーノの男女きょうだいが結集したバンドです。ルンバやサンテリーアといったキューバのアフ …

続きを読む>

go top