BETH / ORIGEN

スペインの実力派女性SSWが美しいフォーク・ポップ・サウンドにのせて 人生の普遍的なエッセンスを表情豊かに歌い上げた一枚  ベートの愛称で知られているスペイン・カタルーニャ地方出身のSSW/女優、エリサベト・ロデルガス。少しハスキーな歌声が魅力の彼女は、2003年のユーロヴィジョン・ソング・コンテストにも出場した実力派アーティストだ。R&B、ポップス、ミュー …

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SHEZ RAJA / TALES FROM THE PUNJAB

★シェズ・ラージャ/テイルズ・フロム・ザ・パンジャーブ 南アジアの血を引く人気ベース・プレイヤーが亜大陸の熟練奏者たちと共に描き出した 色鮮やかなパンジャーブ世界のサウンド・スケープ! 南アジアと英国の血を引く敏腕ジャズ・ベース・プレイヤーのシェズ・ラージャ。青年期より〈インド・ジャズ・ファンク〉を標榜し、ランディ・ブレッカーなどをはじめとする世界的アーティ …

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BALKAN TAKSIM / DISKO TELEGRAF

★バルカン・タクシーム/ディスコ・テレグラフバルカン各地の伝統音楽を様々な楽器や機材を用いて再構築させたブカレストのプロジェクト!  ルーマニアの首都ブカレストを拠点にするバルカン・タクシームは、バルカン半島各地の伝統音楽を現代的な視点で咀嚼し、再構築する試みを行うプロジェクト・ティームだ。マルチ楽器奏者サーシャ=リヴィウ・ストイアノヴィッチによるルーマニア …

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EL MICHELS AFFAIR / YETI SEASON

レアー・ソウル&チカーノ・ソウル系リリースで名の知れた BIG CROWN レコーズの主宰、レオン・ミシェルズが率いる EL MICHELS AFFAIR の新作が CD でも登場(本国では早々に品切れ)ボリウッドとインディー・ロック、R&B、SOUL が入り乱れた、なかなか意味不明の作風。アルバム・タイトルは『イエティの季節』ということで、もしかしたら、ボ …

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JUPITER & OKWESS / NA KOZONGA

キンシャサのストリート系ROCKオヤジ、ジュピテール 久々新作です!マリオ・カルダートJR(ブラジル出身)制作の北米録音ということで、マルセロD2や、チリの女声MC やら、ニューオーリンズのブラス・バンドとか、フランス人ギタリストなどなど、ゲストも多彩だけれど、もち、主役はジュピテール流儀のコンゴレーズ・ゲットー “ロック” であることに変わりなし!新たにオ …

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STAVROS TZOUANAKOS ‎/ OI KALLITERES EPITYCHIES

スタヴロス・ズアナコス、1925年ピレウス生まれの作曲家、1948-1964年の間に約140曲のレベーティカ〜ライカ曲を生み出し、自らも歌った人ですね。作曲家として知られることが多いようですが、その独特な哀調をたたえた、なめらかな歌声こそ素晴らしく、ギリシャでは、戦後男性歌手の5指に数える向きもあるようです。が、残念ながら、LP時代に入って、本1974年作1 …

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MDOU MOCTAR / AFRIQUE VICTIME

砂漠のブルース新世代、ニジェールのジミヘンと呼ばれた男、アガデス出身〜トゥアレグ系のギタリスト、エムドゥ・モクタール、自らのレーベルを立ち上げての新作です !! が、ジミヘンならぬ?「前作がZZトップならば、今作はエディ・ヴァン・ヘイレンだ、進化しているんだ」みたいな発言をしている模様(ま、どっちも好きだからOKですが、どっちかってーとZZ路線の方が&#82 …

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DESPINA PSATHA / AFIEROMA STI ROZA ESKENAZY

デスピナ・プササ、1992年キプロスのレメソス生まれ、マケドニア大学の音楽科学芸術学部を卒業後、大学院に進み、修士課程終了に際し、”ローザ・エスケナージへのオマージュ”という論文とともにリサイタルも催したそうです。そのライヴ録音中心に制作したのが2017年リリースの本盤だそうです(なんて有意義な学究生活!)。その後、ローザ・エスケナー …

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V.A. / CANCOES DA ANTIGA QUE NARA LEAO ERA APAIXONADA

★V.A. 『ナラ・レオンが愛したブラジルの古謡(うた)』●選曲&解説:田中勝則 >http://www.sambinha.com/cn1/2021-05-18.html ボサ・ノーヴァのミューズはブラジルの古謡(うた)が大好きだった!   ナラ・レオンといえばボサ・ノーヴァのミューズ。さらにはシコ・ブアルキやカエターノ・ヴェローゾなど、後のMPBを牽引する …

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ANASTASIA DELIDIMOU, ANDREAS KARAKOTAS ‎/ TOU HEONOU O GITEFTIS

テッサロニキ出身の女性作詞作曲家、アナスタシア・デリディムのデビュー作、タイトルは『時間の魅惑』、本人も歌いますが、多くの曲を歌ってる男性歌手、アンドレアス・カラコタスがイイですねえ(90年代初めにデビュー、多くのコンポーザーズ・アルバムで歌っていますが、リーダー・アルバムは04年作のみで、本作は彼のセカンドと言ってもイイ作かと)。編曲は、やはりテッサロニキ …

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THE RECKLESS NIGHT ENSEMBLE / ME GUSTA EL CHA CHA CHA – VOMOS A BAILAR

パチューコ・ミュージック!!チカーノ音楽の父とされるラロ・ゲレーロの作品を、晩年のラロ・ゲレーロのバック演奏を務めていたスキップ・ヘラー率いるザ・レックレス・ナイト・アンサンブルが再演!最近発売された彼らのCDから、この2曲をロサンゼルスのロックステディ・シーンでリリースを続けるステディ・ビートがシングル・カット。ゲストには息子のマーク・ゲレーロが参加。小粋 …

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JESSE JAMES / (THE GIRL IN) CLINTON PARK – JUST AS LONG AS WE’RE IN LOVE

Masterplanのヴァージョンで知られるオークランド・ソウルの頂点ともいえる傑作ミディアム・ナンバー。実は、その3年前(1971年)にオリジナルとして録音されていたのが、このベイエリアで活躍してきたJesse Jamesによる未発表ヴァージョン。クリントン・パーク地区に住んでいる女性へ捧げたラヴ・ソングで、切ない歌詞、高揚感溢れるメロディ、味わい深いギタ …

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VALLEY WOLF / CORAZÓN – OVNI

デビュー時のチカーノ・バットマンを彷彿させる悦楽のサイケデリア・ラテン。なぜならプロデュースはチカーノ・バットマンの鬼才ベーシスト、エドゥアルド・アレーナス。このカリフォルニア中部のチカーノ・タウン、モデストで活動する4人組ガレージ・ロック・バンド、ヴァレー・ウルフは既にEP盤を一枚発売済で、今作で一気に人気となりそう。B面もエドゥアルドがプロデュースした8 …

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