DAGADANA / TOBIE

中欧の国ポーランド出身の女性歌手、ダガ・グレゴロヴィッチと、東欧の国ウクライナ出身の女性歌手、ダナ・ヴィンヌィツカを中心に00年代後半に結成されたユニットです。隣国同士であり、大まかにはスラブ系の文化圏に属しながら、もちろん様々に差異もある両国のフォークロアから出発、ジャズからエレクトロニカまで、様々な要素をポップな仕様でミックスした自在な音楽性が持ち味です …

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LORJHU’ / PASESER

    オリエンタル風ロック・アルバム 1990年、マドゥラ島スメネプ生まれのアーティスト:バドロス・ゼマンによるソロ・プロジェクト。ギター・メインのインディ〜サイケデリック・ロック・サウンドにオリエンタル風味を加味したというような内容となっています。ケチャ風のコーラスを取り入れたものやアナドル・ロック風、時にソンガイ・ブルース風の楽曲ま …

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TULUS / MANUSIA

  超正統実力派ポップ・シンガーの最新作! バンドン出身のジャズ・シンガー/ソングライターのトゥルス。2014年にリリースされたアルバム“GAJAH”(ガジャ)が様々なアワードを受賞したことにより、トップ・スターへと仲間入り、2015年には来日も果たしています。本最新作でも正統派アクースティック・ポップ・サウンドにのせて皆に愛される爽やかな歌声を披 …

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AVALANCHE KAITO / AVALANCHE KAITO

★アヴァランチ・カイト/アヴァランチ・カイト  西アフリカの伝統文化の火をずっと灯し続けてきたグリオーの音楽と、もっともエクストリームなロックの形態であるノイズ・パンクとの融合を図った新基軸音楽〈グリオー・パンク・ノイズ〉がこれだ。アヴァランチ・カイトは、ヴォーカルのほかタマ、フラニ・フルート、マウス・ボウといったグリオーの伝統楽器を演奏するブルキナ・ファソ …

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KYRIE KRISTMANSON, QUATUOR VOCE / MODERN RUIN

カイリー・クリストマンソン、15歳でカナダのフォーク・フェスティヴァルでデビュー、オタワ生まれ、フランス語と英語で歌う女性SSWで、ギターとトランペットを演奏するそう。デビューCDのリリースは08年(18歳)のこと。以来、4作のCDがあり、最新作は22年(未入荷)、本作は14年の3作目。その間、パリとオタワを行き来し両国で音楽活動をしながら、両国の大学で学び …

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ALTER EGO / VUELTA ATRAS

リーダーでラウー奏者のディエゴ・サンティアーゴ・ペレスを中心に、ギター、トレスからなるキューバの弦楽トリオ、オルター・エゴの2019年作。コンガ、カンシオーン、ソン、チャチャチャといったスタイルによる、パブロ・ミラネース、イグナシオ・ピニェイロ、シンド・ガライ、イグナシオ・ビージャ(ボラ・デ・ニエベ)、カルロス・バレーラ、ホセ・マリア・ビティエールなど、現代 …

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A Sud Di BELLA CIAO

ほぼ同じメンバーで録音された2014年  “Bella Ciao” の7年ぶりとなる2作目ですね、“ベッラ・チャオ” がユニット名なのかどうか?よく、わかりませんが、その意味は「よお、美人さん!」という感じの、洒落たセッション名となります。音楽監督をつとめるメロデオン(ダイアトニック・アコーディオン)奏者のリカルド・テジを筆頭に(トス …

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GIORGOS LAUKAS / 20 MEGALES EPITYCHIES

ヨルゴス・ラウカス、1919年に生まれ、自らの名を冠したレコーディングは1945年が最初だったようです。ブズーキ奏者であり作曲家として、多くの歌手に曲を提供し、伴奏者として活躍したレベーティスでした。連名及び自己名義のシングルは多く残していますが、生前にオリジナルLPアルバムを残すことなく、1972年に亡くなっています。本CDはそんなラウカスが自ら歌ったヒッ …

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IRMA VILA / LA REINA DEL FALSETE, Todos Sus Exitos

イルマ・ビラ(1916-1993)、メキシコ、最初の女声ランチェーラ人気女性歌手の一人であり、女優としても活躍、主に1940〜50年代に大きな人気を得、ファルセットの女王と呼ばれました。メキシコのみならず、スペインでも大きな人気を得ましたが、本CDは、スペインでリリースされたベストとなります。 1 La Viajera Ranchera 2 El Solda …

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MAY SWEET(メースウィ)&トゥンテー・テインタン他/ シュエミンガラーサウン

ミャンマー最高の人気を持つ大ヴェテラン「メースウィ」の結婚の唄を有名男性歌手とデュオ。タイトルは「ゴールデン結婚式曲集」。スタイルは全曲あのポコポコ太鼓に不思議な音階のメロディーラインでせまる音階「ミャンマータンズゥイン」で、POPと一味ちがったメースウィが堪能できます。デュオの男性もヤンゴン近郊の町トゥンテー出身の名人トゥンテー・テインタン=素晴らしい!は …

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トゥマウン (THU MAUNG) / マウンチェーモウン

トゥマウン(1951-2010)、70年代以降、ミャンマーで活躍した有名俳優であり歌い手、作曲家であり小説も著し、そして映画監督もつとめた万能の人ですね。ま、ジャケ写からして大物感漂うわけですが、こちらは、90年代作品でしょうか?ややもって伝統とPOPの融合において、未だ接ぎ木的感覚が色濃いところ、かえって斬新な印象を与えてくれます。

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