リオの粋なサンバの重鎮と言えばモレイラ・ダ・シルヴァ。1930年代から80年代まで、長きに渡って歌い続け、下町の粋なマランドロを演じてきました(2000年に亡くなったときは98歳でした!)。そんな彼がオデオン・レーベルに残したアルバムをオリジナル・ジャケのままボックス・セットにしたシリーズの第2弾がこのボックスです。今回は62年の『マランドロ某』、63年の『 …
続きを読むリオの粋なサンバの重鎮と言えばモレイラ・ダ・シルヴァ。1930年代から80年代まで、長きに渡って歌い続け、下町の粋なマランドロを演じてきました(2000年に亡くなったときは98歳でした!)。そんな彼がオデオン・レーベルに残したアルバムをオリジナル・ジャケのままボックス・セットにしたシリーズの第2弾がこのボックスです。今回は62年の『マランドロ某』、63年の『 …
続きを読むブラジル音楽の歴史を代表する歌の女王さまと言えば、エリゼッチ・カルドーゾ。ライスから編集盤『サンバ歌謡の女王』が発売されていますが、それと連動する初心者にピッタリのアルバムがブラジルで登場しました。ライス盤は初録音を含む若き日のエリゼッチにウイウイしい歌唱を楽しめる内容。それに対して、こちらのブラジル盤では、その後の全盛期~円熟期の大ヒット曲ばかりを集めた内 …
続きを読むいわゆるブラック・サンバでは久しぶりの注目作。あのセウ・ジョルジに作品を提供した作曲家たちが中心になってフランス公演をバックアップ。その好評に応えてグループとして正式デビューしてしまったのがこの4人組です。パゴージでもブレーガでもない気骨を感じさせる歌と演奏です。セウ・ジョルジ系のサンバがお好きな方にお勧め。
続きを読む前作まではアンナ・ルイーザ(Anna Luisa)という芸名。このアルバムからアナ・ラットに変えました。2005年のデビュー作ではセウ・ジョルジやペドロ・ルイスとの共作を聞かせ、2008年の2枚めではエドゥ・ロボやエスコーラ・ジ・サンバの打楽器隊と共演するなど、ユニークなアルバム作りをしてきた人ですが、本作ではダニ・ブラックの新曲、さらにトン・ゼー作品を2曲 …
続きを読むサンバの巨匠ギリェルミ・ジ・ブリートが2006年4月26日に亡くなりました。そこで追悼アルバムとして同年に再発されたのが、それまで未CD化だった1980年録音の初ソロ・アルバム。本作はそのリイシュー盤~収録されたレパートリーの多くは、長年一緒に曲を作ってきたネルソン・カヴァキーニョとの共作です。「詩人の涙」「枯れ葉」など、サンバ史上に燦然と輝く …
続きを読む最高のサンバ作曲家カルトーラが晩年に残した貴重な録音を2000年に初CD化された作品がついに再発されました。内容はサンパウロのラジオ・エルドラードの番組のために79年頃に録音されたテープを編集したもの。亡くなる直前のカルトーラによる、ギター弾き語りが楽しめるアルバムです。カルトーラは坦々とこれまでの人生を語り、自作曲をギターをつま弾きながら歌ってくれます。い …
続きを読むORIGINALLY RELEASED IN 1970 ON LP BY FERMATA, BRASIL 1 A Onda Composed By Mário Lago 2 Para O Inferno Ou Pro Céu / Se É Pecado Sambar / Mustang Cor De Sangue / Lata D’água / Cansad …
続きを読むパウリーニョ・ダ・ヴィオラ、ネルソン・サルジェント、ゼー・ケチ、エルトン・メデイロスほか、すごいメンバーが集まった1960年代の伝説的サンバ・グループの66年作(RGE)です!パウリーニョの初録音であるとともに、リオの裏山サンバ興隆の狼煙ともなった作品です。サンバ・マニアなら是非! 1 Cuidado 2:00 2 A Voz Do Morro 2:05 3 …
続きを読む★ギリェルミ・ジ・ブリート/とっておきのサンバ 2006年惜しくも他界したサンバ界の最長老ギリェルミ・ジ・ブリートの2001年に発表したソロ・アルバム。ほとんどが新曲(及び未発表曲)という気合いの入った内容。しかも当時79歳とはとても思えない若々しい歌声を聞かせてくれているから、ファンには感涙もの。永遠の名作『クァトロ・グランジス・ド・サンバ(サンバの巨匠た …
続きを読むサンバ・ファンにはまさに待望のDVDの登場だ。40年代から多くの名曲を作曲。60~70年代のサンバ復興の時代に高く評価されたネルソン・カヴァキーニョ(1911~1986)。カルトーラとともに日本でもっとも愛されるサンバ音楽家~そんなネルソンが1973年に有名なテレビ番組『エンサイオ』に出演した際のライヴ映像をDVD化したのが本品! …
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