USTAD BADE GHULAM ALI KHAN / REGAL RESONANCE

ムガル帝国の宮廷音楽の香りを20世紀に伝えた伝説的ヒンドゥスターニー声楽家ウスタード・バデ・グラム・アリー・カーンの50年代前半頃?録音復刻集。この悠然とした節まわし、その歌声…、マイクとか音響面とかは抜きにしても、もう、こういうカヤールやトゥムリというのはあり得ない、真似できないような気がします(って、よくわかりませんが?)。 1.Khayal …

続きを読む>

DEBASHISH BHATTACHARYA, WOJTEK TRACZYK, HUBERT ZEMLER / JOY​!​GURU

JOY!Guru by Debashish Bhattacharya, Wojtek Traczyk, Hubert Zemler 一切、音楽の話も、これから録音する作品の話も何も交わさず、2018年のある晩、ポーランドはワルシャワのスタジオへ入り、さあ、行ってみようか〜!という感じで、まさに一発録り、終夜のセッションを繰り広げた3者のミュージシャンによる即 …

続きを読む>

USTAD SULTAN KHAN / SARANGI

RYCO DISC 廃盤をUSフォークウェイズがCDR化〜 ミッキー・ハート&ザキール・フセイン共同プロデュースによるインドの擦弦楽器サーランギのヴァーチュオーゾ、ウスタッド・スルタン・カーン1988年作(タブラは Shri Rij Ram)。

続きを読む>

VISHWA MOHAN BHATT, MYSORE MANJUNATH / VIRALA

北インド古典音楽を代表するスライドギター奏者ヴィシュワ・モハン・バット新作は南インド古典音楽のヴァイオリン奏者マイソール・マンジュナートとの南北 古典フュージョン@SAPTAK音楽祭ライヴ盤です。南インドの香り漂うラーガ・ダルマヴァティをたっぷりのアーラープ(27分間!)と全行程81分 (CDの限界に挑戦!)で描ききっています。80分が短く感じる素晴らしい演 …

続きを読む>

RONU MAJUNDAR, TARUN BHATTACHARYA / NATURAL

インド古典の未来の巨匠二人が放つ本作は、現在のインド古典音楽の新しい局面を垣間見ることができる話題盤!ということで、バンスリの名手、ロヌ・マジュ ムダールの流麗な笛の音と、タルン・バッタチャリヤの温雅なサントゥール(ピアノのルーツと言われている弦楽器)の響きが溶け合って、幻想的な世界を生み 出しています。演奏されている「 ラゲシュリー」は甘美なムードの漂う、 …

続きを読む>

KALA RAMNATH, ABHIJIT BANERJEE, SOMNATH ROY / YASHILA, DRIVE EAST

素晴らしい! ケララ州出身で北インド声楽の重鎮パンディット・ジャスラージの元で修行した女流北インド音楽ヴァイオリニスト、カラ・ラームナートが古典の枠を越え、フュージョンに挑んだ作品。ジャズやフラメンコを取り入れながらも、色濃いルーツ指向で、インド古典フュージョンをネクストレベルに押し上げるこ とに成功。アヌーシュカ・シャンカルの「RIZE」に続くポスト・シャ …

続きを読む>

RAJAN & SAJAN MISRA / BENARES

英国センス・ワールドミュージックの10年夏のリリースから。ヴァラナースィーの名門音楽一家ミシュラ家のラジャ ン&サジャン・ミシュラ兄弟によるカヤール集。サプタク音楽祭で珍しく午前中に開かれた公演を収めたものです。二枚組で、前半は朝のラーガ・ジャウンプ リ、後半はブリンダバニ・サラングという午後のラーガ、今も悠久の時の流れをかんじさせてくれるコテコテのヴァラナ …

続きを読む>

RAJAN AND SAJAN MISHRA / SADHANA

こちらも、北インド古典の兄弟ヴォーカル・デュオ、ラジャン&アジャン・ミシュラ2005年リリース2CD!CD1はアラープから始まる長尺の白鳥の歌、ラーガ・ハンサドワニ、CD2には5つのラーガを。すべてサプタク・フェスでのライヴ・レコーディングで、タブラー&ハルモニウム,タンブーラがつきます。それにしても、兄弟ならではの息の合ったデュオが、古典声楽とはいえ、彼ら …

続きを読む>

RAJAN AND SAJAN MISHRA / VOICE FROM THE HEART

いわゆる“ジャガルバンディ” 〜デュオで同時に演じることを指しますが、北インド古典声楽 の世界でジャンガルバンディと言えば、このヴォーカル・デュオ、ヴァラナースィー名門出身のラジャン&サジャン・ミシュラでしょう。タブラーとハルモニウムを従えラーガ・サラスワティとバジャンを歌います。サプタック・フェスティヴァルでのライヴ・レコーディング!

続きを読む>

SHUBHA MUDGAL / SHAMA

北インド古典声楽/カヤールや、ダドラ、バジャン、スーフィー歌謡などのジャンルでも活躍して来たヴェテラン女性歌手、シューバ・ムドゥガルの04年のライヴ録音です。ここではカヤールを、自ら奏でるタンブーラと、アニーシュ・プラダーンのタブラ随奏のみで、夜のラーガ、ラゲシュリーを緩急自在に歌いきります。 △参考

続きを読む>

NINA KAUR VIRDEE / GURBANI KEERTAN

IN LOVING MEMORY TO “BHAI GURMIT SINGH VIRDEE(1937-2005)”というわけで、タブラ奏者であり教師であり写真家、そして音楽プロモーターでもあったシ偉大な父に捧げられたデヴォーショナル・ソング・アルバムです。綺麗な人ですね。(LIVE RECORDINGS AT DARBAR FES.) ▽収録曲!

続きを読む>

go top