BRUNORI SAS / ILCAMMININO DI SANTIAGO IN TAXI VOL.3

  1977年生まれ、南イタリア / コゼンツァ(カンブリア州)を拠点とするカンタトゥーレ(09年にデビュー・アルバム)の3作目。ギター&ピアノ弾き語りで、淡々とした地中海ヴォーカル風の潮枯れ声を聞かせているかと思えば、“カート・コバーン”(ニルヴァーナ、自殺したギタリスト)なんて曲やったりもして、ま、ポスト・ロック世代のルチオ・ダッラ?という感じ …

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FABRIZIO DE ANDRE / CREUZA DE MA

1984年作品リマスター盤(ボーナストラックx3曲 !!)& 1984 -1991年リマスターLIVE盤 (ボーナストラックx2曲 !!)〜 2014 new mixed by MauroPagani !!& P.208 hardcover BOOK including rare photos !! ということで、ファブリツィオ・マニアにお贈りするニュー・ミ …

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BARBARA CASINI / LUIZA

ジョビン歌曲集、カエターノ歌曲集などをリリースしてきたイタリア人女性ボサノヴァ/ジャズ・シンガー、バルバラ・カシーニ。ブラジル音楽、MPBリスナーからジャズ・リスナー、大人の耳を虜にしてきた実力がブラジルからのリリースで出現!人気のトランペット奏者ーファブリツィオ・ボッソ参加。 卓越したジャズ・マナー、微細な感情表現にまで長けた心の篭ったヴォーカリゼーション …

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SALUTI DA SATURNO / DANCING POLONIA

イタリアのガース・ハドソン?歌手兼ソングライター&キーボード奏者のミルコ・マリアーニ率いるアヴァンギャルドでロマンチックで懐古的な音楽集団、サルティ・ダ・サトゥルノ(=土星からこんちは)の2013年新作『ダンシング・ポローニャ(ポーランド踊り)』です。で、このアルバム、「ロマーニャ・ミア」の作者として知られるヴァイオリニストで作曲家、ローマのシュトラウスと呼 …

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BOBO RONDELLI E L’Orchestrino / A FAMOUS LOCAL SINGER

イタリアはトスカーナ / リヴォルノの人気バンド~(トスカーナのバンドとしては全イタリア的支持を受けた数少ないグループでした)1991年結成のオッタヴォ・パディッリォーネのリード・ヴォーカルだったボボ・ロンデーリ13年ソロ新作です。今作では全面的にイタリア式ブラスバンド / バンダ, オーケストリーノとの共演。相変わらず労働者階級の男前全開、頼りになりそーな …

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I GATTI MEZZI / VESTITI LEGGERI

“びしょぬれの猫” というピサ方言による不思議なグループ名。イタリアはトスカーナ地方の古都ピサで2005年に結成、トマソ・ノヴィ(ピアノ)&フランチェスコ・ボターイ(ギター)のヴォーカル作詞作曲家コンビを中心としたユニットの5作目、2013年作です。パオロ・コンテやジョルジオ・ガベールの影響も受けているそうですが、コカコーラがホハホーラに近い発音となるという …

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ORCHESTRA BAILAM E COMPAGNIA DI CANTO TRALLALERO / GALATA

中世には海洋都市国家として栄えたイタリア北西部のジェノヴァの楽団〜その中世、ジェノヴァの植民地だったコンスタンティノープルの音楽を幻視し再現しようという試み〜ジェノヴァの中世音楽をベースに、トルコ、ギリシャ、ペルシャ、アルメニア、クルド、アラビア、バルカンの文化が交差したコンスタンティノープルの中世音楽という名の下にユニークな汎地中海音楽を演じています。

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RADICANTO / LA CORSA

イタリアはソレントの7人組トラッド系グループ02年作〜 アルバム・タイトルとして示された「移民たちの手紙」をテーマとするような、 故郷を懐かしむノスタルジーとメランコリーに溢れる作。 1 La Penna 3:16 2 Pupa di cera 3:29 3 Tondo Viaggio 3:30 4 Lettera che t’ammanne 4 …

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ENZO AVITABILE / SACRO SUD

ナポリのトラッド派サックス&金管&ラウネッダス奏者/サウンドクリエイターのエンツォ・アヴィタビーレ07年作です。国内リリースもあったで前作は、マヌ・ディバンゴ、ハレド、ヒュー・マセケラ等々がゲスト参加していましたが、今作は純・南イタリア・マナー作品、タランテッラやピツィカ・ピツィカ。コルシカン等の民謡を、この人らしい、どこかフリー・スタイルな演奏で聴かせてく …

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SILVIO PERON / ESCHANDIHA DE VITA

オック語圏でもある北イタリアのピエモンテで活動するアコーディオン奏者にして歌い手、シルヴィオ・ペオンの新作です!南仏&北イタリア連合総勢18名によるゴージャスなメンツで、アコースティックで祝祭っぽい、海の匂いのする古き良きオクシタンTRAD.ソングを快演!今春来日決定のル・クール・デ・ラ・プラーノのヴォーカル、マニュ・テロンも参加しています。 Silvio …

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ALICE / SAMSARA

イタリア1954年生まれ、今年60歳なんですが、こちらは2012年作ということで、58歳の録音〜今のところ最近作となります。デビューは1975年、プログレマニアにも評判の静謐なイタロ・ユーロPOP路線で当時、一世を風靡しました。近年は、その低音から高音まで自在、いかにもイタリアらしい節まわしの歌声がトレードマーク、今作でも変わりありませんね。こちら19作目の …

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LA MAXIMA 79 / REGRESANDO AL GUAGUANCO

    イタリア産サルサ楽団、初耳のグループですが、70年代末から80年代前半あたりのNJプエルトリカン・スタイル?っぽい渋いところを淡々としながらもゴージャスに聴かせます。>こちらで当方のサルサの師匠が2013年ベスト10に入れていらしゃったので初入荷!  

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