今年6月、東京の「フランス映画祭」でトニー・ガトリフ自身が来日してワールドプレミア上映された 映画『ジェロニモ』(フランス公開 10 月)のサントラ。南フランスを舞台に、トルコ系移民コミューンと対立するジタンのコミューンの間の「ロミオ&ジュリエット」(あるいは「ウェストサイド物語」)的ドラマ。抗争に挟まれ祝福されない若い男女を救おうとする女性ソーシャ …
続きを読む今年6月、東京の「フランス映画祭」でトニー・ガトリフ自身が来日してワールドプレミア上映された 映画『ジェロニモ』(フランス公開 10 月)のサントラ。南フランスを舞台に、トルコ系移民コミューンと対立するジタンのコミューンの間の「ロミオ&ジュリエット」(あるいは「ウェストサイド物語」)的ドラマ。抗争に挟まれ祝福されない若い男女を救おうとする女性ソーシャ …
続きを読むディエゴ・エル・シガーラがフラメンコに帰って来た!ここしばらくキューバ、アルゼンチンと音楽の旅を繰り広げてきたシガーラが自身の魂の在処であるフラメンコに戻ってきました。そして本作は今年(2014年)2月に急逝した巨星、パコ・デ・ルシアに捧げられています。レコーディングはバルセロナの音楽の殿堂、パラウ・デ・ラ・ムシカ(カタルーニャ音楽堂)でのライヴ・レコーディ …
続きを読む★アリ・ハッターブ / シン・パイス~フラメンコ・ミーツ・アラブ ●大注目作!若きエジプト人フラメンコ・ギタリスト、アリ・ハッターブが音楽で織り上げる魔法の絨毯、『フラメンコ・ミーツ・アラブ』! ●フラメンコに恋をしたアラブの旅人の夢想のような、音楽もダンスも宗教もすべてを内包した優雅で美しく且つ激しい音色。フラメンコのリズムを限りなくアラブ風にアレンジしな …
続きを読む個性的なラインナップでファンも多いレーベル、「アコール・クロワゼ」の2012年新作。八面六臂の働きをみせるイラン系パーカッショニスト、ケイヴァン・シェミラーニを中心に、アラブ人女性歌手ドルサフ・ハムダーニや、フラメンコ・ギタリストなど加え、超絶テクニックのアクースティック・アンサンブルで地中海ミクスチャーを聴かせます。変拍子ファンにはたまらないかも。
続きを読むルンバ・フラメンコならぬ “フラメンコ・ソン” 〜スペイン南部セビーリャのフラメンコ歌手兼ギタリストのチコ・ペレ、ギターのグレン・シャープによるデュオだったそうですが、カホーン他の打楽器奏者、女性ヴォーカル、サックスの3人が加わり現在の姿に〜ジャズやR&B、そしてカリビアンの要素を溶かし込んだフラメンコを演じます。
続きを読むフラメンコの大物歌手、エンリケ・モレンテの娘という「血統書」付きのエストレージャ・モレンテ、2001年の初ソロ作 です。フラメンコ・ギターのマエストロ、ペペ・アビチュエラやマノロ・サンルーカル、ケタマのカルモナ兄弟らをバックに、モノクロームのジャケが示すよう な落ち着き払った音作り、堂々とした歌いっぷりは、熱く、貫禄が漂います。(サプライヤーインフォより) …
続きを読む1984年、セビージャのトリアーナ地区に生まれたカンタオーラ(女性フラメンコ歌手)、ロサリオ・ラ・トレメンディー タによる2013年のセカンド作です。ホセ・エル・トレメンドの娘にして、ガンディンガ・デ・トリアーナの孫というフラメンコ・ファミリーの出で、歌はも ちろん本格派。デビュー作『ア・ティエンポ』は、帯つきでの日本配給もされました。自らソングライティング …
続きを読む「今世紀(20世紀)前半から中葉にかけ、最も広い人気をえたカンタオール、〈カンテ・ボニート派〉の総帥」(濱田滋郎氏『フラメンコの歴史』より)。1903年生 まれ、76年没の、フラメンコにしては甘い歌声で広く人気を博したという歌手による初期の録音を集成したアルバムです。ギター伴奏には名手と謳われたニー ニョ・リカルドやラモン・モントーヤら。40ページにわたるブ …
続きを読む正統派カンテ・ホンドのカンタオール(歌手)、ランカピーノの渋い喉がたっぷり聞けるオススメ盤。ランカピーノは1945年カディスのチクラナ・デ・フロンテーラのヒターノの家に生まれました。祖母は伝説のカンタオーラのラ・オビスパ、兄はオリージョ・デル・プエルトというすごい血筋に生まれ、地元の祭りなどを中心に活躍していたので、CDは1枚だけです。その唯一のアルバムは1 …
続きを読むワールドミュージック全国的に見れば、メキシコ出身のヘビメタ・フラメンコ男女デュオ、ロドリゴ&ガブリエラは07年のベスト3ヒットくらいに入りそうですが、つまらないので当店ではもちろん置いていません。あしからず。さて、そんなわけで「トルコのロドリゴ&ガブリエラ」と呼ばれてしまっている男女デュオデビュー作。トルコもスペインも同じ地中海文化圏ですからね。タンゴ、ブレ …
続きを読むスペインはアンダルシア、マラガの生まれ、05年にデビュー・アルバムをリリース。アラブ・アンダルース音楽並びにアラブ音楽をミックスしたそのフラメンコが話題を呼んだそうですが、その2年後、スペインの古い恋歌をフラメンコ調POPで歌うセカンドをリリース、そしてこの2011年のサード・アルバムでは、ぺぺ・ピント、ファニート・バルデラーマ、エンリケ・モレンテら、伝統フ …
続きを読むトルコ育ちのクルド人女性歌手アイヌールの2013年末の新作は、前作に引き続きSONYトルコからのリリース。で、この作、アイヌール本来のクルディッシュ・ハルク・スタイルに、フラメンコの要素を加味した南欧〜クルド〜地中海ミクスチュアー・アルバム。プロデュースはスペイン / マドリッドのギタリストにして作・編曲家、ハビエール・リモーンが務めています。自身もギターで …
続きを読むギニア/スペインの血を引く女性フラメンコ・ヴォーカリスト、ブイカの未発表録音2曲&ペドロ・アルモドバール監督作品サントラ2曲含む全16曲ベスト盤!05年のデビュー作から、09年のチューチョ・バルデスとの共演まで~イイ曲は大抵収められています!ムラータのりのホンドなカンテ・フラメンコ・ミクスチュアー / 唯一無二のスタンスが楽しめます! 1 Por El Am …
続きを読む●現代フラメンコ随一のカンタオール(フラメンコ歌い)、ディエゴ・エル・シガーラ。スペイン国内からはじまった文化~音楽の旅は、ベボ・バルデスと共演した傑作アルバム「ラグリマス・ネグラス」やギジェルモ・ルバルカバやギタタ・グイネスと共演した「ドス・ラグリマス」でキューバを経て南米の最南端の国アルゼンチンにまで達します。前作では、タンゴの巨匠たちを迎え全編タンゴ・ …
続きを読む00年代中盤、パキスタンのカッワーリー歌手ファイズ・アリー・ファイズが中心となって行われた異文化融合プロジェクトが、2枚組CD仕様で復活しました。 ここでのテーマはなんとカッワーリーとフラメンコの合体〜かつてファイズの師匠ヌスラット・ファテ・アリー・ハーンが試みたカッワーリーと他ジャンルとの融合音楽を、ファイズは彼なりに進化させ、本作で新たなる境地を築き上げ …
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