ANTONIO MOLINA / EL JOVEN MOLINA

  アントニオ・モリーナ(1928−1992) スペインはマラガ生まれ、 フラメンコ・ダンサーにして歌い手、 映画俳優としても活躍した。 長らく一座を率いミュージカルも演じた。 その歌い手としての全盛期、 1950年代録音を中心に編んだベスト2CD。

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LOLA Y MANUEL / ALBA MOLINA

1954年生まれのローレ、 セビージャ出身のジプシー系カンタオーラでした。 ギターのマヌエルは1948年セウタで生まれ。 こちら、1994年リリースの7作目ですが、 翌年95年作 “Una voz y una guitarra” で打ち止め、 離婚してしまったのでした。 1. Alba Molina 2. Sueno Marinero …

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XALUPA / UM SORDO S’HO ESCOLTAVA

2016年現在のスペインでもっとも注目すべき女性シンガー、シルビア・ペレス・クルースが、ハビエル・コリーナ・トリオとの『エン・ラ・イマヒナシオーン』や、人気を決定づけたデビュー・ソロ作『11 DE NOVEMBRE』以前に、在籍していたグループ、チャルパ。 ●このグループは、女性ギタリストのチアラ・ジアニがリーダーを務め、シルビアのヴォーカルの他、シルビアと …

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V.A. / MEDIO SIGLO DE CANTE FLAMENCO

1987年に編まれた25人の歌い手によるホンドなフラメンコ71曲を収めたカンテ・フラメンコの本格的コレクション、スペインの National Award of the Ministry of Culture を受賞したそう。〜その25年後、2012年にSONY により復刻されています。なるほど聴き応えズッシリのイイ曲が揃っています! CD 1 01. Por …

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LOLE Y MANUEL / EL ORIGEN DE UNA LEYENDA

1954年生まれのローレ、 セビージャ出身のジプシー系カンタオーラだそうで、 ギターのマヌエルは1948年セウタで生まれたそう。 で、本盤は1975年のファースト、 もう、いうことなしのフラメンコ名盤の復刻です。 後年、アラブアンダルース音楽にも挑戦しました。 意欲的にフラメンコの来し方を見直し、 行く先を見据えようとしたデュオです。

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ROCIO MARQUEZ / EL NINO

戦後都会的なカンテ・フラメンコ歌手、ペペ・マルチェーナ(1930-76)の洗練されたスタイルへのオマージュ、1985年生まれのカンタオーラ、ロシオ・マルケスのセカンドです。古典的トラック(フラメンコ研究者、ファウスティーノ・ヌニェスのプロデュース) / 創造的トラック(エクスペリメンタル?な音楽家〜シルビア・ペレス・クルースとの共作者、ラウル・フェルナンデス …

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BLAS CORDOBA & CHANO DOMINGUEZ /

●1960年、スペイン・カディス出身で2010年作の『ピアノ・イベリコ』が日本でフラメンコ好きだけでなくジャンルを超えて評価されたピアニスト、チャノ・ドミンゲス。彼はエンリケ・モレンテ、エストレージャ・モレンテらフラメンコの大御所との共演だけでなく、アンダルシア歌謡の女性歌手マルティリオやフィーリンの女性歌手で”イメージのフィーリン” …

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MANITAS DE PLATA / THE GIPSY LEGEND (9CD)

ジタン系フラメンコのスーパーギター長者から「賭けと女」で身を崩して、ほとんど野垂れ死に状態で去年この世を去った マニタス・デ・プラータ(1921-2014)の初期アルバム9枚(1963-1968 Barclay 録音)の初復刻 !(エクスポーター資料から) 一方からはガチャガチャ鳴るだけのギターと言われてました。アンダルシアから見ればただの偽物と。&#822 …

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CARMEN PARIS / EJAZZ CON JOTA

スペインのアラゴン地方に育ち、その地を本場とする民謡ホタの現代化・混淆化を企てポピュラーな人気を得た女性歌手カルメン・パリス。05年のセカンド作は『いつかホテーラに』の邦題で日本でもリリースされ、評論家筋にもかなり高い評価を受けました。彼女の4作目となる本作は、それまで作品発表の場となっていたメジャー・レーベルのワーナーを離れ、13年に自主制作されたもので、 …

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ALEX CONDE / DESCARGA FOR MONK

スペイン出身超絶フラメンコ・ピアニスト、アレックス・コンデによるセロニアス・モンク作品集。サパテアール(タップ)にパルマス(手拍子)も加わり、複雑な変拍子が絡み合いながら紡ぎだすジャズ・パッセージが実にスリリングな冒頭曲「プレイド・トワイス」他、多くのジャズの巨人たちによるカヴァーでも知られる「ラウンド・ミッドナイト」、「セロニアス」、「アグリー・ビューティ …

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LOS DELINQUENTES / LOS HOMBRES DE LAS PARADERAS Y BORDONES

アンダルシアのフラメンコ・ロック系ミクスチャー・グループ、ロス・デリンケンテスの2010年作。フラメンコのルンバをブルース・ロック・フィーリング溢れる感覚で演奏するスタイルで、バルセロナのレベルミュージックの発信拠点サイト、RADIOCHANGOでも当然紹介されているグループ。本格的なフラメンコのミュージシャンと共作をかさね、ストイックなフラメンコ好きにも認 …

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JUAN PENA LEBRIJANO / CUANDO LEBRIJANO CANTA SE MOJA EL AGUA

50年のキャリアを持つフラメンコ歌手、ファン・ペーニャ・レブリハーノ、35作目の2008年作、再プレスされました。タイトルはガルシア・マルケスその人の言葉で「レブリハーノが歌う時、水は水になる」とでも訳せるでしょうか。カンテ・フラメンコ革新派によるガルシア・マルケス作品の歌曲化の試み。『大佐に手紙は来ない』『百年の孤独』『エレンディラ』といった小説作品の断片 …

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V.A. TONY GATLIF / GERONIMO O.S.T.

今年6月、東京の「フランス映画祭」でトニー・ガトリフ自身が来日してワールドプレミア上映された 映画『ジェロニモ』(フランス公開 10 月)のサントラ。南フランスを舞台に、トルコ系移民コミューンと対立するジタンのコミューンの間の「ロミオ&ジュリエット」(あるいは「ウェストサイド物語」)的ドラマ。抗争に挟まれ祝福されない若い男女を救おうとする女性ソーシャ …

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DIEGO EL CIGALA / EN VIVO, VUELVE EL FLAMENCO

ディエゴ・エル・シガーラがフラメンコに帰って来た!ここしばらくキューバ、アルゼンチンと音楽の旅を繰り広げてきたシガーラが自身の魂の在処であるフラメンコに戻ってきました。そして本作は今年(2014年)2月に急逝した巨星、パコ・デ・ルシアに捧げられています。レコーディングはバルセロナの音楽の殿堂、パラウ・デ・ラ・ムシカ(カタルーニャ音楽堂)でのライヴ・レコーディ …

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