ルシー・ファベリーは、「ラ・ムニェーカ・デ・チョコラテ(褐色のお人形)」の愛称でも知られる、1931年プエルトリコ出身のジャズ~フィーリンの女性シンガーです。ごく若いときに母国でデビュー、その後ニューヨーク、キューバ、メキシコなどで活躍。フリオ・グティエレスやミゲリート・バルデース、マリオ・ルイス・アルメンゴルなど当時の大物たちに可愛がられたそうです。そのム …
続きを読むルシー・ファベリーは、「ラ・ムニェーカ・デ・チョコラテ(褐色のお人形)」の愛称でも知られる、1931年プエルトリコ出身のジャズ~フィーリンの女性シンガーです。ごく若いときに母国でデビュー、その後ニューヨーク、キューバ、メキシコなどで活躍。フリオ・グティエレスやミゲリート・バルデース、マリオ・ルイス・アルメンゴルなど当時の大物たちに可愛がられたそうです。そのム …
続きを読むフィーリン・ムーヴメントにも深く関わり、ホセ・アントニオ・メンデスと同時期にメキシコに活動の場を求め渡った朋友、エル・グラン・フェジョーベ。エル・スール・レコードやバンピ・ソウルが、初期録音を中心に復刻し、広く注目されるようになりました。スキャットを多用した歌い口と、ファンキーなキャラクターが、キューバ音楽~ラテン音楽では異彩を放っています。本復刻盤は、たぶ …
続きを読むベニー・モレーの随唱をつとめ、コンフント・カシーノを経て56年からソロ歌手となったフェルナンド・アルバレスは、早くからフィーリン系作家の曲を好んで歌ったことでも知られます。この1959年のヘマ・レコーズからのセカンド・アルバムでも (“ESTE ES” 〜オリジナルLPのタイトル)、マルタ・バルデス、フランク・ドミンゲス、フェリペ・ド …
続きを読む昨年(2016年)発売された『フィーリン・ハーモニー』(DISCO CARAMBA CRACD-268)〜フィーリンのなかでもコーラスを含んだ楽曲ばかりを集めたコンピレーションは、かなりレアな音源を含んだ内容でした。本アルバムは、そのアルバムにも1曲「LEVANTATE」を収録したホセ・ドロレス・キニョネース(JOSÉ DOLORES QUINOÑES)のコ …
続きを読む<Lp Gema 1145> *Fernando Alvarez & Elena Burke “De los dos” *ORQUESTA -Rafael Somavilla & Adolfo Guzmán もう説明の必要もないんじゃないでしょうか?キューバ/フィーリン系ボレロ歌手を代表 …
続きを読む偉大なトレス奏者であり、アレンジャーとしても多くの業績を残したニーニョ・リベーラが1958年にパナルト・レーベルに残したアルバムのストレート・リイシューです。なぜか、曲順が変わってるし、ジャケも味気ないものになっていますが…(このCDのリリース元、スペインのヴィンテージ・ミュージック、ちょっとクセのある制作姿勢です)。 ともあれ、ニーニョ・リベー …
続きを読むひどいジャケですが、キューバ革命前後のフィーリン系歌曲満載、今のところ、ここでしか聞けないだろう復刻曲も何曲か入っています。07年のリリースということで、当方 EL SUR RECORDS 07年リリースのCD “Feeling Feelin” (廃盤) と同じ年のリリースですが、2曲同じトラックが入っているのはともかく、収録曲こそ違 …
続きを読む50年代にデビュー以来キューバ国内では他の追従を許さない一番人気の”センティミエントの女王”ことエレーナ・ブルケの他のアーティストとの共演を集めたコンピ。彼女は先日放映されたNHK-BSのアメージング・ボイスでも大フューチャーされてました。 オルケスタ・アラゴーン、ロス・バン・バン、オルケスタ・デ・ホリン、パブロ・ミラネス、オルケスタ・レベとの共演を収めてい …
続きを読む50年代にデビュー以来キューバ国内では他の追従を許さない一番人気の”センティミエントの女王”ことエレーナ・ブルケの88年にリリースされたと思われるアルバム。彼女は先日放映されたNHK-BSのアメージング・ボイスでも大フューチャーされてました。 オマーラ・ポルトゥオンドの良きライバルである彼女、本作ではフィーリン系の偉大な作曲家マルタ・バルデスの楽曲のみを歌っ …
続きを読む★V.A. / フィーリン・コン・センティミエント 1950~60年代のキューバで、様々に花開いた“フィーリン”。今回、そんなラテン歌謡の究極に洗練されたかたちを様々な音源を使用し、2枚のコンピレーションでご紹介。(>1枚目も絶賛発売中)。本アルバムはその2枚目で、クールでモダンな、大人のためのヴォーカルをじっくり味わえるトラックばかり23曲を収録しました。 …
続きを読むシルビア・ペレス・クルースが、コントラバス奏者ハビエル・コリーナのトリオとキューバ系フィーリン~ボレロ系ナンバーを演じたアルバム『エン・ラ・イマヒナシオーン』が新装版 CD&DVD で登場となりました。11年録音の従来の10曲に加え、16年の新録「ベテ・デ・ミ」「ラ・ビオレテーラ」「ジャ・ノ・メ・キエレス」を追加収録したCD 〜シルビアの歌い手 …
続きを読むキューバ革命後に絶大な人気を誇ったコーラス・グループ、ロス・サフィーロス。『ブエナ・ビスタ』絡みの録音やライ・クーダーとの共演作にグループの名ギタリスト、マヌエル・ガルバンが名を連ねたこともあり、日本でも1963~67年録音からのアンソロジー『ボッサ・クバーナ』がリリースとなりました。 本作は、60年代録音で、Areito LPA-1009などとしてLPリリ …
続きを読むエグレムがリリースするCD-Rでのリイシュー・シリーズ。印刷物も最小限で、ジャケット1枚のみの簡易パッケージ版ではありますが、エグレムに残された“お宝”録音に、改めて触れる機会を提供してくれた、ファンには嬉しいアイテムです。 本作は、キューバのフィーリン・ムーヴメントの最初の15人の1人で、その仲間であったオマーラ・ポルトゥオンド、エレーナ・ブルケ、アイーダ …
続きを読む★V.A. / フィーリン・ハーモニー ●1950~60年代のキューバで、様々に花開いた“フィーリン”。今回、そんなラテン歌謡の究極に洗練されたかたちを様々な音源を使用し、2枚のコンピレーションでご紹介します。本アルバムはその1枚目で、ドゥーワップやジャズ・コーラスなどを取り入れ、エキゾチックな装いを施されたフィーリンばかり22曲を収録しました。1940年代 …
続きを読むフィーリンを代表するアーティスト、エレーナ・ブルケ、オマーラ・ポルトゥオンド、モライマ・セカーダを擁したキューバの1950年代に活躍した女性ヴォーカル・グループ、ラス・デ・アイーダ。本4枚組CDセットは、1枚のCDにそのラス・デ・アイーダの音源を納め、他の3枚のCDにそれぞれの3人の歌手達のソロ音源を各1枚に納めた、セットものです。 ラス・デ・アイーダのCD …
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