“フランツ・カフカのボレーロ” “悲惨” “灰色” “海” “人形”…といった曲名だけで、グッと来る方はいらしゃるでしょうね。ブエノスアイレスは3人組=アマンディーノ。ジプシー/クレツマー/バルカン/タンゴ/フラメンコ/フォルクローレの混淆音楽をアブストラクトに演じる注目のアコースティック&ヴォーカル・ユニットです。
続きを読む“フランツ・カフカのボレーロ” “悲惨” “灰色” “海” “人形”…といった曲名だけで、グッと来る方はいらしゃるでしょうね。ブエノスアイレスは3人組=アマンディーノ。ジプシー/クレツマー/バルカン/タンゴ/フラメンコ/フォルクローレの混淆音楽をアブストラクトに演じる注目のアコースティック&ヴォーカル・ユニットです。
続きを読む父は山間部の伝統フォルクローレ、チャマメのアコーディオン・プレイヤー、アントニオ・タラゴ・ロス。マユゲと鼻に入れたピアスの外見からは想像もつかないほど、ヴィブラートの効いた声でソウルフルに唄いあげる若き女性シンガー、ラウラ・ロス。ここでも一曲取り上げているグスタボ・サンタオラージャがそうであったように、フォルクローレの素養がありつつも、ポップ・ソングを表現手 …
続きを読むアルゼンチン人ながらボサノヴァ、サンバ、ショーロなどのブラジル音楽に造詣の深いベト・カレッティーは同郷の先達アグスティン・ペレイラ・ルセーナに師事していたこともあったと云う。モントルーを始めジャズ・フェスでの評判を総なめにしてきたというベトの音楽愛が伝わってくるようなライヴ盤。シコ・ブアルキの名ミュージカル主題m-1を始め、「サウダーヂ・デ・バイーア」(ドリ …
続きを読むアルゼンチン~ウルグアイ国境のラプラタ音楽シーンから、清涼なヴォイスを届けてくれる女性歌手=デマシア&バンド~ナベガンテスによるデビュー・アルバムです。カンドンベ・ジャズ/アコースティック・ミクスチュアー風のバックは、ピアノ&ウッドベースをメインに、各種パーカッション、ギター、コーラス等、最小限の編成で広がりある音を聞かせてくれます。
続きを読むアコーディオンやカウ゛ァキーニョにトランペットもメンバーに居る7人組のバンド、”メ・ダラス・ミル・イホス”。ボレロ、タンゴ、フォックストロット、ロマ/ヒターノ音楽とロックを織り交ぜた特異で映像的、ロマンティックで柔らかく跳ね飛ぶアクースティック・ラティーノ・サウンド。愛を叙情的に綴り、社会的な主題も詩的に表現する甘く男前な声の唄がどこか哀しげに、自嘲的に旋律 …
続きを読む沖縄民謡のレジェンド大城美佐子、初のライブDVD! 2007年1月、10年ぶりにリリースされたアルバム『唄ウムイ』が話題となり、東京で行われたレコ発記念ライブは二日間ともソールドアウトになるなど、沖縄民謡界での人気をあらためて不動のものとした大城美佐子。今作は同年7月8日に那覇市民会館大ホールにて行われた『大城美佐子芸能生活50年記念リサイタル公演』の模様を …
続きを読むインドネシア/ プルティウィ・レーベルからの新作は現代クロンチョン界を牽引する熟女歌手達〜テティ・スパンガット、マミエッ・プラシトリスミ、そして>2013年の前作が当店でも大好評だったトゥティ・マルヤティの3人によるユニット〜頭文字を取って “TTM” の新譜になります。3人のヴェテラン・クロンチョン女性歌手達が、逆光の中、クバヤをピ …
続きを読む★あのジャイルス・ピータソンの番組でも大好評だった曲から、ファラオ・サンダースのカヴァーまで含む、衝撃のデビュー・アルバム。★シークレット・トラックをプラスした「日本独自盤」。アフロビートとファンクを結ぶ彼らのグルーヴは絶対!2002年にカナダのオタワで結成されたザ・ソウルジャズ・オーケストラ(以下 SJO)は、マルチカルチャル、マルチリンガル、マルチジェン …
続きを読む★90年代初期のエジプト80の音楽監督を務め、フェミ・クティの初期アルバムの共同プロデューサーでもあった、アフロビートの”マスターキーボード”奏者デレ・ソシミ。 ジャズ〜ソウル・フィーリングを前面に押し出した、ファンキーなアフロビートがこれだ!デレは1979年から86年までフェラ・クティのエジプト80で音楽監督兼編曲者として重要な役割 …
続きを読む★解き放たれたジャズこそが、自由と冒険を手にする事が出来る。2013年そして2014年と2年続けて来日。その圧倒的なライヴ・パフォーマンス、そしてロックやテクノをも凌駕する刺激的な音の連続!!★このアルバムではさらに自由度が高まり、そのイマジネーション溢れるサウ ンドはサイケ、ノイジー&リリカル。そして時にエロティック…。★ステファン・ルスコーニ、ファビアン …
続きを読むマレイシアの元祖歌姫ザレハ・ハミッドのヒット曲を網羅! 古くからアジア音楽に親しんできた人にとって懐かしい歌手のひとりが、マレイシアの元祖歌姫ザレハ・ハミッドだ。69年にデビューを果たし、80年代には『ダンドゥット・レゲエ』の大ヒットで一躍スターダムにのし上がった。そんな彼女はダンドゥットだけでなく、ポップスやマレイシア伝統歌謡など、様々なスタイルのヒットを …
続きを読むアルゼンチン、いや人類の〈至宝〉とまで呼ばれる大芸術家アタウアルパ・ユパンキ(1908~92)。生前には何度か来日も果たし、日本にも多くのファンを生み出した。本作はそんなユパンキがアルゼンチンの劇場で1983年に行なったライヴを収録。亡くなる約10年前の録音だが、すでにその音楽は枯淡の境地に達していて、その気高さに圧倒されるばかり。それでもギターのインストに …
続きを読む★レイシズム吹き荒れる日本に一撃。朴保(パクポー)が80年代にサンフランシスコで実現した、伝説のオギヨッチャの音源が奇跡の復刻。これこそが多文化音楽集団(部族)だ! <Ogie Yocha “Rowing boat together”> 地球を一つの乗り物と考え、世界中の人がこのボートに乗り込んで、一緒に漕いで行こうという意味から、このBandの名前はつけら …
続きを読む仏米でも活躍するフィンランド人女優/歌手イリナ・ビョークルンド(ジョージ・クルーニー主演のサスペンス映画『ラスト・ターゲット』2010、ミカ・カウリスマキ監督の諸作品にも出演)の2014年4作目のアルバム。20世紀フィンランドのヒット曲をフランス語でカヴァー。おだやかな曲想は一昔前のシャンソンのようでもあり、ドリーミーかつ素朴なメロディーはムーミンの国フィン …
続きを読む不思議な音色の「トレス・フラメンコ」を演奏する異色の音楽家、ラウル・ロドリーゲスが、自らの音楽のルーツを訪ねて辿りついた音が昇華した傑作アルバム。 ラウル・ロドリーゲスは、大学で地勢学と歴史学、人類学を学んだ後、90年代に本格的なプロ活動を始め、歌手のホセ・ロレトと組んだ伝説のフラメンコ・ファンク・ロック・バンドの「カラオスクラ」(1992-1995)を経て …
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