キューバの人気バンド、コンフント・カシーノから独立しさらに人気を掴んだ、1950年代~60年代初頭のキューバの大スター、ロベルト・ファス。当時ベニー・モレーなどと人気を分け合うほどのスターぶりで、特にテレビ番組などにも出演し、幅広い層に人気がありました。本作は、『ROBERTO FAZ Y SU CONJUNTO』(PUCHITO MLP-516)がオリジナ …
続きを読むキューバの人気バンド、コンフント・カシーノから独立しさらに人気を掴んだ、1950年代~60年代初頭のキューバの大スター、ロベルト・ファス。当時ベニー・モレーなどと人気を分け合うほどのスターぶりで、特にテレビ番組などにも出演し、幅広い層に人気がありました。本作は、『ROBERTO FAZ Y SU CONJUNTO』(PUCHITO MLP-516)がオリジナ …
続きを読むロベルト・エスピをリーダーに「リズムのチャンピオン」と謳われた、1940年代からの大人気名門バンド、コンフント・カシーノ。本作は、60~61年録音で62年にマイペからリリースされたアルバム『ロス・カンペシオーネス・デル・リトゥモ』(Maype-5)の全12曲に、59年ないし60年リリースのアンソニアからのアルバム『コンフント・カシーノ』(SALP-1258) …
続きを読む英国経由のアーバンでスムースなブラジリアン・ジャズ。際立つ洒脱なリズム・セクションにメロウな英語詩voも ブルーノ・E自身によるコントラバスのフレーズと、エヂ・モッタやロウレンソ・ヘベッチスに兄弟のレアンドロ・カブラルのトリオでも活躍するヴィトール・カブラルのドラムスという強力なリズム・セクション、ベース・ラインを活かすためにロングトーン中心にしたジバ・エス …
続きを読む”Yaseen & Party”アフロ7から発売された”Yaseen & Party”が面白い!by 深沢美樹さん (深沢さんの FACEBOOK から無断転載!〜ホント、どーも、すみません!) ★このアルバムの主人公ヤシーン・モハンマドは、いわゆるターラブのアーティスト。オマーンにルーツを持ち若い頃はイギリス陸軍に加わり電気技師、機械工とし …
続きを読む遅くなりました。いつの間にか出ていました。オリジナルLPは1963年ですから、ジャンプアップ・スタイル時代のリリースですね(と言っても、もとは7インチ・シングル集ですが)、LPそのままの復刻CDとなります。元レーベルは “NATIONAL RECORD” 、そのオリジナル・マークが、うまい具合に、本CD発売元の “MODE …
続きを読むハンドメイド・タッチで、牧歌的に穏やかなアンサンブル。素朴なユニゾンで織り重ねたり回し歌いをしたり。ブラジルらしく生ギターに加えてカヴァキーニョやチャランゴ(これは隣国の方が盛んですが)、打楽器もカホンを中心にパンデイロを用いたり、そこにグロッケン・シュピエールや鍵盤ハーモニカといった親近感をもたらす楽器群。ヂエゴ・ブラヴォ(per,vo)、フレッヂ・ディ・ …
続きを読む活況を呈するロサンゼルスのチカーノ・シーンから異色のバンドがアルバム・デビュー。トリシュ・トレド、ザ・シンシアーズ、ステディ45などのロサンゼルス発ヴィンテージ・ソウル~レゲエの影のサウンド・クリエイター、ジョセフ・キニョネスがメンバーとして参加。鍛え上げられたタフな演奏技術、そして哀愁のメロディ・ワークが組み合わさって素晴らしいサウンドを生み出している。ス …
続きを読むA1 Mi Vida Es Cantar 4:18 Arranged By Isidro Infante Written By Arabella A2 La Dicha Mia 7:27 Arranged By Javier Vásquez Written By Johnny Pacheco A3 La Vida Es Un Carnaval 5:12 Ar …
続きを読む*チュイート / ベスト・オブ・チュイート 曰く「チュイートはプエルト・リコを代表するマウンテン・ミュージック、ヒバローの第一人者ヴォーカリスト。50代のプエルト・リコ音楽ではコルティーホと並び最も重要な存在だ。このCDは、記念すべきファースト・アルバムに同時期の録音12曲を追加した特別編集盤。」 というわけで、プエルトリコの田舎音楽、滲み出る …
続きを読むいや〜イイ顔していますね、根本敬さんの漫画に出てくるキャラというか、ウクレレ漫談のぴろき、というか…(なぜこの後年の写真を選んだんでしょうねえ?)。1932年、デルタ州のオビアルクの街で生まれたというから、イボ人なんでしょうね。学校を卒業した後、レゴスに出てトランペット吹きとして食べて行くようになり、いっときボビー・ベンソンのところで吹いていたよ …
続きを読むバングラのスーパー・スターのアナログ! バングラとは元々インドとパキスタンの国境付近に広がるパンジャーブ地方発祥の民謡・舞踊を指しますが、パンジャービーMCが登場した1980年代後半以降、イギリスを拠点としたクラブ・ミュージックとして発展を遂げ、いまに繋がっています。マルキット・シンは1963年にパンジャーブ州のジャーランダル地区で生まれ、1984年よりイギ …
続きを読むディスコロヒア盤が気に入った方に! キューバ音楽の歴史に大きな功績を残した名音楽家ボラ・デ・ニエベ(1910-1971)。ディスコロヒアから昨年『キューバのピアノ弾き語り 名人一代記』(DISCOLOGIA-012)が発表され、その名前を知ったという若いファンもいらっしゃるかもしれません。「雪のボール」という意味のユニークな芸名を持ち、個性的な歌声をピアノの …
続きを読む男性ヴェテラン、ノイ・ヴァネット&当時としての若手伝統派女性歌手、メング・ケオピチェンッタのカップリング・アルバム、菊池夫君お蔵出しの1点ものです!03年とあります!録音年代が特定できる稀有のCDですな(って、そんなことに感心してどうする?)。
続きを読む★Chansons de la France profonde sélectionnées par Kohji Kamata 日本でよく知られ、そして知られていない洋楽 “シャンソン”、その一番元気だった1950~60年代前半のシーンを俯瞰する画期的な編集盤!! “シャンソン” という音楽を聞いたことがない、とい …
続きを読む20歳のカリオカ女性S.S.W.アナ・フランゴ・エレトリコが注目を浴びたのは2018年にリリースされたオフィシャルな初作「Mormaço Queima」から。現地メディアのレビューを独自解釈するなら、ヒタ・リーの(何度目かの)再来、オノ・ヨーコの前衛姿勢、ビョークのエクスペリメンタルなポップ・センス、ジョルジ・ベンジョールのソウルネス、ガル・コスタがオス・ブ …
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