1922年ハバナ生まれのホセ・テヘドールは、キューバ革命の頃から活動し、91年に亡くなった名ボレロ歌手。本作は、彼の60年代初頭の録音のCD-Rによるリイシューです(『世紀のヴォーカリスト』シリーズの1枚としてエグレムからリリースされたCDと重複あり)。ソノーラ・マンセーラやニューヨーク・サルサ初期にも活躍したピアニスト、ハビエル・バスケスの率いるコンフント …
続きを読む1922年ハバナ生まれのホセ・テヘドールは、キューバ革命の頃から活動し、91年に亡くなった名ボレロ歌手。本作は、彼の60年代初頭の録音のCD-Rによるリイシューです(『世紀のヴォーカリスト』シリーズの1枚としてエグレムからリリースされたCDと重複あり)。ソノーラ・マンセーラやニューヨーク・サルサ初期にも活躍したピアニスト、ハビエル・バスケスの率いるコンフント …
続きを読むロス・コンパドレス兄弟とは姉/妹の関係に当たる、歌手カリダ・イエレスエロ。セリア・クルース系のどちらかというとグアラーチャやソンなどのアップ系をキューバ色たっぷりの味わいで歌い継いできた人でした。本作は、アレイートのレアな7インチ盤(EPA-6057/本作ジャケットはこちらからのもの)からの4曲(本作5~8曲目)をはじめ、LP『GUARAPO, PIMIEN …
続きを読むギジェルモ・ポルタバーレスと共に、キューバの山の方にすむヨーロッパ系農民を中心とした音楽グアヒーラを現在のようなポピュラーなスタイルにし全国的に広めたと言われる大歌手ラモン・ベロス。革命直後から開始され今も続く人気テレビ音楽番組「カーニャ・イ・パルマ」で人気を不動のものにし、1981年には愛妻で歌手のコラリア・フェルナンデスと来日しました。残念ながらその5年 …
続きを読むロス・コンパドレス兄弟とは姉/妹の関係に当たる、歌手カリダ・イエレスエロ。セリア・クルース系のどちらかというとグアラーチャやソンなどのアップ系をキューバ色たっぷりの味わいで歌い継いできた人でした。本作は、ドイツのENDIRECTOというレーベルから1998年にリリースされたアルバム『コン・サボール』のジャケット写真が用いられていますが、内容は別もの。同名曲「 …
続きを読む2019年に亡くなった女優兼シンガーだったソティリア・レオナリドゥや、91年デビューのロック系シンガー、ヴァシリス・ギスダキスはじめ、5人の歌い手を招いた作曲家、コスタス・ディムレアスなる男による、今のところ唯一のアルバム (2011) 。なかなか捉えどころのない作ながら、気になります。それにしても、ギリシャのバスは後ろから乗るのか…、 1 S …
続きを読むエーゲ海のスコペロス島で生まれ、幼い頃からギターを弾き歌っていたそう。テッサロニキの薬科大学を卒業するも歌手 / ソングライターとしての道を選び、02年にデビュー・アルバムをリリース、この新作が6枚目とのアルバムとなるそう。前作はミミス・プレッサスのカヴァーに挑戦したそうですが、この新作、古いも新しいもない抒情ライカ、シミジミと聞かせます。 1 Επιθ …
続きを読むそのグループ名、ディナミス・トゥ・エゲイオゥ 〜英語に訳すなら“エーゲのフォース” ということで、エーゲ海軍になってしまうのですが…、ま、それはそれとして、これだけ平和的な3人組は、なかなか得難いかも知れません。その、実に脱力したコーラスによるエーゲ海の島唄はじめ、マンドーラにも似た弦楽器ラウト、そして擦弦のリラや各種民俗打楽器類の演奏が醸し出す …
続きを読むアラブの貴公子とか、アラブのリッキー・マーティンとか、エジプトの細川たかしとか、ひろみ郷とか…、好き勝手に呼んできましたが、もう今年60歳なんですねえ(2021年)、とは言え、ワタシらの60歳とはワケが違うんですが(既に通勤電車で席を譲られたり、昨日何したか全然思い出せなかったり…)、それはともかく、アラブの春で体制側を擁護して人気失 …
続きを読むOriginally released in 1971 on LP / 1st album !! ラヴ・ソングの帝王!と異名されたヤニス・パリオスのファースト・アルバムです!近年は>こんなシブイおやじになりましたが、若い頃は、やさ男だったんですねえ、そんな外見ムードにふさわしい?青春の恋歌を昭和歌謡に見紛う雰囲気で歌ってデビューした …
続きを読むマノリス・ラソウリス、1945年クレタ島のイラクリオン生まれ、ジャーナリストとして、詩人として、そして作詞作曲家としても活躍しました(2011年逝去)。ことに、ニコス・ロイゾスやニコス・クシダキス、クリストス・ニコロプロスやヴァシリス・パパコンスタンティヌ、そしてニコス・パパゾグルやハリス・アレクシウ、ソクラテス・マラーマスらと頻繁に交流したことでも知られて …
続きを読む1 Zeke Morris– Just As The Sun Went Down 2:30 Vocals, Guitar – Zeke Morris 2 Jimmy Yates’ Boll Weevils– Bloody War 3:13 Fiddle – David Lischkoff Guitar – Alfred McCarty Steel …
続きを読む1.ΞΑΝΑΡΧΙΖΩ ΤΑ ΠΑΛΙΑ ΜΟΥ 2.ΠΑΛΙΟΠΑΙΔΟ 3.ΕΓΩ ΤΟ ΠΙΝΩ ΚΑΙ ΤΟ ΛΕΩ 4.ΦΑΛΗΡΙΩΤΙΣΣΑ 5.ΤΟ ΣΑΚΑΚΙ 6.ΧΑΣΟΥ ΚΙ ΕΣΥ ΦΕΓΓΑΡΙ 7.Ο ΤΑΣΟΣ 8.ΟΙ ΜΑΓΚΕΣ ΕΧΟΥΝ ΧΡΥΣΗ ΚΑΡΔΙΑ 9.ΚΑΚΑΒΙΑ 10.ΜΑΝΑΚΙ …
続きを読むグアドループ出身の女性SSW〜 2016年のファースト・アルバムです。全然、フレンチ・カリブっぽくはありませんが、イイ声してますねえ… 1 Rise In The Sun 2 Out Of My Hands 3 I Got The Boogie 4 It Something New ? 5 It Will All Come Around 6 …
続きを読むアンナ・フリサフィ、1921年、小アジアからの帰還者を両親にアテネで生まれました。はじめ、裁縫の仕事につきましたが、数々の女性歌手を世に送り出したブズーキ奏者にして作曲家、マノリス・ヒオティス、ヴァシリス・ツィツァーニスらに歌い手としての才を認められ、1949年、現在も続く名高いロッシニオル酒場で歌うようになり人気を博します。1950年にはシングル・デビュー …
続きを読む1950年代半ばに出会ってから、60年代半ばの離婚まで、北米にも出張活躍、人気を博したギリシャ人“ライコ・パルコ”夫婦デュオ、ブズーキのヴァーチュオーゾにして作曲家、マノリス・ヒオティス(エレキ・ブズーキ演奏&コーラス)&女性歌手、マリー・リンダの60年代半ば、ラスト・デュオ録音集! *ライコ・パルコ=広義にはPOPなライカという意味でOKかと、主に、ラ …
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