南仏オクシタンの老舗グループ/マッシリア・サウンド・システムのオリジナル・メンバー=タトゥが率いる四人組レイドバック南仏ブルーズバンド、ムッスーTの2011年7月に収録されたライヴ盤が登場です!NONベース、オヤジだらけの情熱と飄々が自然に溶け合う生音&サンプル=隙間だらけのサウンドに、タトゥの嗄れヴォイスが映えてますねえ!そこんところに、たぶんオヤジだらけ …
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続きを読むこの声が聞こえればイイ!というコアなファンを持つ~ex.オクシタニアの老舗グループ/マッシリア・サウンド・システムのオリジナル・メンバー=タトゥによるアコースティック系ミクスチュアー・ユニットの5作目/2010年作がリリースされました。変わらず嗄れた声のタトゥを中心に、スライド・ギター&バンジョー&ベース、そしてパーカッションというシンプルな演奏において、1 …
続きを読む社会主義国としてスタートしたモーリタニアにおいて、1960年代後半に結成された最初の国営バンド?がこのオルケストル・ナチョナル・ドゥ・モーリタニ。北西に西サハラ、北東にアルジェリア、東と南にマリ、南西にセネガルと国境を接している国ですから、アラブ語圏なのにグリオが存在するそうです。で、この70年代前半の初レコード〜その音楽性はなるほどマリとアラブを足してブル …
続きを読むジュリア2006年作、〜約2年間の沈黙を破って08年、ベイルートでのコンサートも行ったそうですから、今後は完全復活が期待できそうですね。~12歳から歌い始め、14歳でファースト・アルバムをリリース、現在40歳~作詞作曲を手掛けるため寡作ではありますが、マジダとともにファイルーズを継ぐ存在と目されてた?ジュリアです。その実力は折り紙付き、加えて、清楚な大人の女 …
続きを読むシャディアは1931年、エジプト生まれ。50年代より映画界で活躍し、1985年に引退するまで絶大な人気を誇る女優として多くの映画やドラマに出演。また歌手としても多くの録音を残しました。また私生活では、〈アラブ歌謡の貴公子〉ファリッド・エル・アトラッシュと恋仲であったことでも知られています。このアルバムはそんなシャディアの全盛期とも言える50〜60年代に残され …
続きを読むインドのスライド・ギタリストとしてその名が知られるデバシシュ・バタチャルヤは09年に発表した『オー・シャクンタラー!』がその年のグラミー賞にノミネイトされました。そんなデバシシュがそのアルバム以来4年ぶりとなる待望の新作を発表〜今回はインド古典音楽には欠かせない概念であるところのラーガを果敢にも超えようとした意欲作!そんなチャレンジのためにジャズ・ギタリスト …
続きを読むいや、こんな美人でしたっけ?実力はあります。チュニジア出身の人気女性歌手=ラティファの07年作(5作目)~なんとこの作、フェイルーズの息子=ジアード・ラハバーニがプロデュース&曲も書いています!アブデル・ワッハーブやレバノンを代表する詩人タラル・ハイダルの詞を、格調高く変化に富んだアレンジに乗せ、そこはかとない色気を湛え、たおやかなメリスマに揺れる歌声でラテ …
続きを読むパレスチナ自治政府の事実上の最高統治機関が置かれている都市ラーマッラー。そこでクラブDJ、そしてリミキサーとして活躍しているDJマルワン・アサド。そんな彼のリミックス・コレクションです。アラブ圏の打ち込みは昨今、ずいぶん洗練されて豪華になってきましたが、こちらはシンプルなプロダクションで疲れないのが好印象。
続きを読む2007年には仏ユニヴァーサルからインターナショナル・アルバムもリリースしているチュニジア出身の女性歌手ラティーファ。すでに20年以上のキャリアを誇りますが、本作はそのなかなか入荷しなかった2010年作となります。バックはエレクトロニック入り、パーカッション群やストリングスも多用した重心低めのハリージー/湾岸R&B路線とでも言えそうなサウンド!そんな中、ロボ …
続きを読むちょっと前まで欧米のポップ・ミュージック・シーンでは80年代リヴァイヴァルがかまびすしく叫ばれていましたが、アラブのポップ・ミュージック・シーンではどうやらすでに90年代回顧となっているようです。アラブ最大のレーベル、ロターナからリリースされた本作はタイトルそのまま90年代のヒット曲を集めています。アンガームやナジワ・カランといった女性歌手や右頁で紹介してい …
続きを読む既に入手困難な05年作ですが、シリア盤で入荷しました。が、おそらくCDRです。音質には問題ないと思いますが、ジャケ印刷等、ブートレグムードも漂います(シリアの国情を反映しての品質かも知れませんが…?)。ご了承の上、お買い求め下さい。 女版ハキムか、アラブのシンディ・ローパー、もしくは大西ユカリか。シャアビからトランスまでベタベタ、コテコテにこなすエジプトの …
続きを読むどんどん若くなるナジワ姐さんの09年作ですね。今作も濃厚なコブシまわし、バッチリ聞かせてくれるわけですが、冒頭、アラブ古典声楽っぽい即興を、ややロボ声チックなエフェクトもかけて、ヘヴィーなダンス・ビートで聞かせる曲あたり、新境地と言えるんじゃないでしょうか?それにしてもロターナ、トラックにお金がかかっていますね…。ゴージャスかつツボ …
続きを読む00年代末、ドバイを中心とするアラブ圏の経済的な不振からか、アラブ歌謡の女性歌手がほとんどリリースされなくなってしまいましたが、このエリッサは別格でしょうか?~“レバノンのダイアモンド”と称されるほどの美しいルックスも相俟って、その人気はアラブ世界だけでなく欧米諸国でも高まっているそうです。そんなエリッサの7枚目となる09年のアルバム、このロターナ・レーベル …
続きを読むタハリール含む、ペルシャの伝統的歌唱のテクニックを継承する妖艶な美声の持ち主=アザム・アリ、サズやタルブッカなど様々な伝統楽器を操るローガ、そして洗練されたプログラミングを担当するカルメンの3人組ユニットによる待望のセカンド・アルバム!スーフィーの詩やペルシャ古典&民謡など、イラン~インド~トルコに伝わる(ペルシャ起源の)トラッドを、煌びやかで濃密なサウンド …
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