エジプトの中堅、実力派女性歌手=どこかエイジアンな顔立ちが見目麗しいシリーンも、結婚と出産休暇を終え、久々の新作(08年夏)をリリースしてくれました。デビュー時からエジプト民謡的な抜群のコブシまわしに定評のあった彼女ですが、新作はアダルト路線。シットリとした曲に切ないようなコブシを回してくれます。最近のロターナ・メイドCDによくある全6曲というハーフ・アルバ …
続きを読むエジプトの中堅、実力派女性歌手=どこかエイジアンな顔立ちが見目麗しいシリーンも、結婚と出産休暇を終え、久々の新作(08年夏)をリリースしてくれました。デビュー時からエジプト民謡的な抜群のコブシまわしに定評のあった彼女ですが、新作はアダルト路線。シットリとした曲に切ないようなコブシを回してくれます。最近のロターナ・メイドCDによくある全6曲というハーフ・アルバ …
続きを読むナワルのフォロワーであり、ナンシーの先輩、そんな位置付けができそうなエジプト/美人女性スター歌手、シリーンの5作目の09年作です。結婚後、やや人気が下がったかの雰囲気もありましたが、このロターナ制作盤、完全復帰作と言っていいんじゃないでしょうか。ミディアム&スローなナンバー中心に、冒頭のファンク調シャバービーはじめ、フォーキー・バラード風、テクノ風、古典調な …
続きを読む1 Eu Sambo Mesmo (I Really Samba) 4:09 2 Siga (Go On) 4:14 3 Rosinha (Little Rose) 3:52 4 Mãlaga (Malaga) 5:02 5 Una Mujer (A Woman) 3:44 6 Eu E Meu Coração (My Heart And I) 5:12 7 …
続きを読む珍しくもトルコ出身女性歌手のギリシャ盤CD~しかもプロデュースはグリケリア!アナトリアに残り伝わったギリシャ系民謡(~それがギリシャのスミルナ派レべーティカへとつながったわけですが)や、トルコ民謡をギリシャ音楽とのつながりにおいて歌ったアルバムです。 つまりギリシャ歌謡のトルコ起源部分にスポットを当てながら、現在に再現した内容~と言っても、あえてバックトゥル …
続きを読むベイルートのアーティスティックな女性歌手ウーメイマの初入荷05年作品。以前、フォーキーなサウンドのアラビックポップスで「レバノンのスザンヌ・ヴェガ」として当店周辺で話題になったタニア・サレーが気に入った方なら間違いありませんね。フェイルーズ風の伝統歌謡からイスラミックなメリスマを活かしたアカペラ、アラビック・ブラジリアン・ファンク、アル・ジールなどなど、趣向 …
続きを読むアッバス・アカンデ・オベセレ改め “PKファースト・オベセレ”??ということで、このアルバムあたりから名前を変えて出ていますが、当店ベスト・セラー・アイテムだった >05年作 と、本作08年作2CDあたりが、このナイジェリア/フジ若手(というか、そろそろ中堅)オベセレのベスト・アイテムということになるんじゃないでしょうか?~で、その内容ですが、イスラム系のプ …
続きを読む←こちら旧ジャケです。ナイジェリアのイスラム系パーカッション音楽~フジ野獣派シンガー=アバス・アカンデ・オベセレ!顔もスゴイがヴォーカルも、あかんで〜 !(失笑)ということで、2005年作『オールド・スクル・ラペル』変更ジャケットCD(同内容)で僅少再入荷しました!で、何がスゴイのかといえば、やっぱり、顔ですか…?こういう顔つきをした音楽家は、も …
続きを読むマヌ・チャオのラジオ・ベンバ・サウンド・システムのベーシストにして、チェ・スダカやラ・ペガティーナらを世に送り出したガンビートがプロデュースするバンド。結成は2000年、2010年に発表したアルバム「CONSTRUMON」は、スペインに留まらず日本でもヒット。続く2011年作「パランテ!」を発表して約一年、ひとまわり大きくなってムヤヨ・リフが帰ってきました! …
続きを読むマリのワスル地方を代表するヴェテラン女性歌手=クンバ・シディベの80年代録音複刻CDです。男勝りのドスの効いたヴォーカルが、まずスゴイんですが、カマレ・ンゴニの名人ママドゥ・シディベ率いるバック・バンド、スーパー・マンサの湿りを帯びた土臭いファンキー・サウンドにも注目!いや~、マリ音楽ファンならば必携の名盤ですよ。
続きを読むイケイケです!シリアのPOPスター、アリ・アル・ディークの08年リリース新作~エジプトで言えばシャアビ系といったところでしょうか…。シリアの結婚式場盛り上げ音楽“ダブケ”のナンバー1スターだそうです。レバノンの伝統的なダンス音楽、ダブケと親類関係でしょうね、リズム感も似ています。が、もっとアッパーでPOP、先年、ちょっとばかり話題を呼んだ同じくシ …
続きを読むシリア盤で久々の再入荷!が、CDRかと思われます。音質には問題ありませんが、ジャケ印刷等、ブートレグムードも漂います(シリアの国情を反映しての品質かも知れませんが…?)。ご了承の上、お買い求め下さい。 ライヴでもお子様向け?でもありません。アラブ世界ナンバー1人気の歌姫=ナンシー・アジラム、久々のレギュラー・アルバム/フル・スタジオ録音08年作(レバノン制作 …
続きを読むナジワ・カランが八代亜紀なら、こちらチュニジア出身のヴェテラン女性歌手のラティファは、さしずめ川中美幸?ってそんなことばかり考えていても仕方ありませんが…、前作ではフェイルーズの息子=ジアード・ラハバーニ全面制作、フェイルーズ・スタイルの新境地を聞かせてくれたこのラティファ、引き続き新興ロターナからのこの新作でも、冒頭1曲目はそれなりに若作り、打 …
続きを読む歌謡大国インドネシアの音楽シーンにおいて、最高の女性歌手と称されてきたのがヘティ・クース・エンダン。70年代前半よりプロとして活躍を開始した彼女は、70〜80年代を通じてたくさんのヒット曲を連発。そして30歳になった87年には、あの名作『うぶ毛がそそり立つ』を発表し、庶民派インドネシアPOPの極致を見せてくれました。そしてその『うぶ毛…』の直後である88年か …
続きを読むバルセロナ系とは一線を画して本格的なルンバ・フラメンカを追求していた、カンテカ・デ・マカオの新作はメスティサヘ系、RADIOCHANGO系の多くをリリースするカスバミュージックから。マヌ・チャオらとの交流でオホス・デ・ブルッホなきあとに代わろうともいう存在で、スカ、レゲエというより、フラメンコ、サルサをミクスチャー、ほかクンビア曲もありのラテン指向を聞かせま …
続きを読む20世紀後半以降は、ほとんど都市に定住することなってしまったアラビア半島〜アラビア砂漠の遊牧の民、ベドウィン人、その風俗は今もってアラブの人々の郷愁を誘うようです。ベドウィン風の装いをし、ベドウィン民謡やダブケを歌い、前世紀後半、ダマスクスでの人気を足がかりにアラブ全国区のスター女性歌手となったのはサミラ・タウフィックでしたが、彼女自身はベイルート生まれ、シ …
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