女性歌手ばかりが注目されてしまうレバノン・ポップス・シーンですが、こちらのマルワン・フリは数少ない人気男性歌手の一人です。オシャレなアレンジをバックに、クセの少ないあま〜いヴォーカルを聞かせていますね。
続きを読むアラブ音楽の中でもあまり紹介が進んでいないイラク音楽。なかなか情報が入ってきませんが、こちらは同国の音楽史を紐解くと必ず言及される男性歌手ナジム・アル=ガザリ(1921~63)の楽曲をうたった作品。いわゆる古典の範疇に入る作品ですが、野性的というか生々しい歌声が魅力。エジプトの洗練された古典歌謡とは対極といってもいいかも。どちらかといえば、トルコ歌謡の帝王、 …
続きを読むシャバービーやアル・ジールといった現在のポップス以前にエジプトで親しまれた音楽がシャービ(アルジェリアの同名音楽と異なります)。体制批判や飲酒のことをあけすけにうたい、労働者を中心に人気がありました。そのジャンルの人気歌手だったアスマールは残念ながら一昨年に亡くなりましたが、そのベスト盤が登場です。活き活きとした声にこちらも活力がわいてきます。
続きを読む2012年秋に欧州で劇場公開され、多くのドキュメンタリー映画祭で賞を受賞したブルーノ・ルジャン監督の実録ロードムーヴィー『風邪の息子たち』〜ジプシー / マヌーシュ・ジャズに生きるギター職人たち(=アンジェロ・ドバール / ニニン・ガルシア / チャヴォロ・シュミット / モレノ)を8年間もの長きに渡って追い続け、撮り続けた成果がここに!欧州社会とジプシー・ …
続きを読む*Arranged By, Producer – Mulatu Astatke *Double Bass, Bass [Step Ahead Band] – John Edwards *Drums [Step Ahead Band] – Tom Skinner *Flute [Washint] – Yohanes Afwork *Flute, Oboe, T …
続きを読むママディ・ケイタ(ライヴ録音!)や、グエムといったマスター達はもちろんのこと、モハメド・バングーラ、マレ・サノゴなど既にソロ・アルバムが発売されているアーティスト達、そしてママディの弟子で最も注目を集めているシディキ・カマラ、ブルキナファソからはママディとの共演でも知られる最も優れたジェンベフォラの一人ウスマン・デンベレ、さらにジェンベをマスターしたヨーロッ …
続きを読むサンパウロのSSW2作目です。そのサンパの人気ユニット、持ち回りリード・ヴォーカル&とっかえひっかえのマルチ・インストゥルメンタリスト集団、シンコ・ア・セコの発起人でもあるヴィニシウス・カルデローニ、そのファーストはユニークなサンバ・スウィンギ調でしたが、このセカンド、エレキ/アコ/エフェクト/スライド・ギターに、各種擦弦、鍵盤、木管・金管類、エレクトロ音、 …
続きを読む初CD化曲多数!だそうです。ジャマイカン・メント、いろいろリリースされているような気もしますが、すべてSP-78rpm 音源ということで、コレは貴重な51曲ということになりますね。ノット・カリプソ、というところを強調したかった選曲趣旨が感じられるコレクションです。 Tracklist: CD 1 1 Sir Horace & His Merry Kn …
続きを読むマンドリン・クラブ・ド・パリ1953〜1962年までの録音を25曲集めたCDだそうです。内訳はマンドリンX14名、マンドーラX5名、ギターX6名、ほか、ウード、チェロ、フルート、コントラバス、ピアノ、ドラムス、で、曲によってはハープ、スティール・ギターも加わります。なんか凄い展開が期待できそうですよね!地中海 / 南米系 / 東欧系の楽曲がレパートリーです。 …
続きを読むキューバのフィーリン・ムーヴメントの最初の15人の1人で、その仲間であったオマーラ・ポルトゥオンド、エレーナ・ブルケ、アイーダ・ディエストロと伝説のコーラス・グループ、クアルテート・ラス・デ・アイーダを結成し活躍したモライマ・セカダ。本CD-Rは、多分1960~70年代に発売されたシングル盤やコンピレーションに収録された音源を集めたものだと思われます。ジャケ …
続きを読む新装ジャケ(向かって左)で再プレスされたナイジェリアはFUJIの御大シキル・アインデ・バリスター1981年作です。フジ完成期、一番脂がのっていた時期じゃないでしょうか?最初から最後まで怒濤の緩急自在ぶりを見せるヨルバ流儀のパーカッション・アンサンブルの中、ドスの効いたメリスマ・ヴォイスで “家族計画” を咆哮するシキル御大、新鮮レアな分厚いステーキを塩胡椒& …
続きを読む以下、まだ国内盤も出てないし、来日なんて考えてもみない頃のコメントですが。というか、解散だなんて…。 YOUTUBE にアップされた爆弾映像?~JBの “セックス・マシーン” カヴァー /キンシャサのどっかの公園の片隅ライヴ映像で、大々的に噂が噂を呼んでいた~車椅子のストリート・ミュージシャン・ユニット=スタッフ・ベンダ・ …
続きを読む2011年のデビュー作がBBCのフォーク部門ベスト・デビュー・アルバムになったヘルシンキ出身&イングランド出身の女性3人組(ヴァイオリン / バンジョー / ハープ / コンサンティーナ / バグパイプ等々とそれぞれヴォーカル&コーラス)、レディ・メイゼリーのセカンド!スカンジナヴィアやアイリッシュ、アメリカン・スタイルも取り入れながら、飾らない音と飾らない …
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