1944年生まれ、 アルジェのカスバで歌い続けるシャアビ歌手。 イイ歌い手です。 ナカノのミヤザキさんが バルベスで買い付けてくれたCDです。
続きを読む日本初上陸!アフロ・アラブ・バンド “クォーター・トゥ・アフリカ” デビューアルバム! クォーター・トゥ・アフリカは、アラブの伝統楽器「ウード」を中心に、サックス、トランペット、パーカッション、ギター、ベース、ドラム、シンセ、ボーカルのアンサンブルで構成されたイスラエルの多才なミュージシャンたちによる音楽集団です。中東の音楽と、アフリカンリズムやジャズ、ファ …
続きを読む本作はイラン西部のザーグロス山脈に近いロレスターン州とその他の地域のダンス音楽集です。 通常、この地方のダンス音楽はインストゥルメンタルが多いのですが、本作にはボーカルの入る曲も収録されています。楽器は屋外で演奏されることも多いソルナ(sornā:伝統的なオーボエ状木管楽器というよりチャルメラ)とDohol(両面の大型円筒ドラム)、ケマンチェ(弓を使う擦絃楽 …
続きを読む国を持たない世界最大の少数民族と呼ばれるクルドの人々。彼等はトルコ、イラク北部、イラン北西部、シリア北東部等、中東の各国に広くまたがる形で分布しながら、各地で多くの迫害による辛酸をなめてきました。 本作は数世紀前にクルディスタンから北ホラーサーン州にやってきたコルマンジの人々のダンス音楽です。doholというタイコをバックに、sornâというチャルメラ、qo …
続きを読む20世紀初頭の蝋管録音にはじまり、1910年に英国HMVに6人の伴奏者とともに招かれた際の録音など、20世紀初めの貴重音源復刻を中心とした名歌手ターヘルザデー(1882生・1955没)のコレクションです!タール、ケマンチェ、ネイ等、当時の最高の名手達が配された録音でもあり、音の状態は相応に悪いものの、前世紀の変わり目のペルシャ古典声楽の素晴らしさを演奏&歌声 …
続きを読むペルシャの伝統楽器の中で最も重要な弦楽器と言われているタールの歴史的名演を集めたアンソロジー2枚組CDアルバムです。 タールはネックの長いリュート族の弦楽器で、イラン(ペルシャ)、アルメニア、ジョージア、アゼルバイジャンの伝統音楽で使用されています。伝統音楽の曲の編成、構成等の様々な場面でタールが重要な役割を果たし、著名なタール奏者の多くはペルシャ伝統音楽の …
続きを読むペルシャ音楽の重要擦絃楽器ケマンチェの演奏がたっぷり楽しめるアルバムです。 イランでは、ガージャール朝時代だった1905年から録音が開始され、1926年頃(ガージャール朝滅亡翌年)まで盛んにレコーディングが行われていたそうです。その時代にケマンチェを中心に録音された音源を使って編集されたのが、本アルバムです。 バケール・カーン(Bâque Khàn)とホセイ …
続きを読む中近東、インド、ヨーロッパなど世界中に広がるダルシマー族の楽器のルーツは、メソポタミアまで遡れるそうで、イランではサントゥール(SANTUR)といいます。本2枚組アルバムは、1930年前後頃から1990年代頃までのサントゥールの名演を集めたアンソロジーです。その弦の多さからでしょうか、ペルシャ伝統音楽の旋法体系であるダストガーのグーシェ(核となる旋律)の主な …
続きを読むペルシャ語で「三弦」を意味する楽器セタールは、長いネックと丸いボディを持つリュート族の弦楽器。同様の楽器は西アジアや中東の国々で様々な形で見受けられますが、セタールはイラン高地の中央部の音楽で使用されます。現在の形になったのは長い年月の音楽的な変遷であると思われますが、Dervish Moshtaq-Ali Shahによって4本目のドローン弦(Moshtaq …
続きを読むアラブ~トルコの偉大なウード奏者たちの演奏を辿る2枚組! アルバムには録音年の表記はありません(ペルシャ語では記載されているかも知れませんが、如何せん読めないので)が、音質から判断すると、SP時代のものであることは確かだと思います。ということは、1910年あたりから1950年代までの録音と思われます。現代の奏者に比べると、どの演奏も野趣溢れ力強いのに驚かされ …
続きを読む古き良きペルシャ古典声楽の名歌手=エグバル・アザール、う~ん、素晴らしいですね!1866年生まれということですが、105歳まで生きた人だということです。う~ん、長生きですね!19世紀には既に名歌手として誉れ高かったということですから、さぞかし古典古典した歌唱なんだろうなあ、と思ったら大間違いですね。どちらかと言えば、昨今の古典歌手を代表するシャジャリアンや、 …
続きを読むエグバル・アザールのLP時代に入ってからの円熟期・録音集ということになるでしょう。7分ぐらいの曲から、長尺22分の曲まで、全74分、おそらく50年前後の録音集だと思われます。1866年生まれのエグバルですから、既に相当な高齢となっていたハズですが、信じられないような声の張り、タハリールも存分に聞かせてくれます。タールの名手ゴラム・ホセイン・ビグジェーハーニ( …
続きを読む>http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2017-07-02 (リンク感謝!今回はちゃんとリンクのお断りを致しました…) アラブ圏における歌劇 /ミュージカルというと、1930年代にトーキー映画というメディアに組み入れられることで、より広いポピュラリティーを持つことになるわけですが(1930年代後半にはウム・クル …
続きを読むイラクの人々の想いをウードと弦楽五重奏で聴かせる〜 老舗スミソニアン・フォークウェイズが久々にリリースする中東音楽の新作録音。在米イラク人作曲家/ウード奏者ラヒーム・アルハジが弦楽五重奏と作り上げた、アラブ音楽と西洋クラシックを融合させた意欲作です。実際にイラクから送られてきた8枚の手紙にインスピレーションを受けたラヒームによって書かれた8つの楽曲で構成され …
続きを読む“ライのゴッドマザー”シェイハ・リミティ(1926-2006) の新たなベスト2CDが登場です。葦笛ガスバ&打楽器ベンディールのみのバックで歌う、初期ライのオリジナル・スタイル中心に、後年のバンド・サウンド録音まで、リミティの魅力がたっぷり堪能できる2CDです。反骨のフェミニズム&セクシー・ソング!?そのドスの効いた男勝りのヴォイスが歌い上げるアルジェリアの …
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