これが最後になるんじゃないんでしょうか?と、言ってしまっていいのかどうか…。この11月で82歳のフェイルーズ、7年ぶり、2017年リリースの新作です(録音そのものは、2015年80歳の時だそうです)。 で、この欧州盤、冒頭曲が「オールド・ラング・サイン」~日本で言うところの「蛍の光」で始まっていて、う~ん、なんともラスト・アルバムっぽい予感がいやましますが… …
続きを読むこれが最後になるんじゃないんでしょうか?と、言ってしまっていいのかどうか…。この11月で82歳のフェイルーズ、7年ぶり、2017年リリースの新作です(録音そのものは、2015年80歳の時だそうです)。 で、この欧州盤、冒頭曲が「オールド・ラング・サイン」~日本で言うところの「蛍の光」で始まっていて、う~ん、なんともラスト・アルバムっぽい予感がいやましますが… …
続きを読むイスラエル、イダン・レイチェルの新作はピアノ弾き語りライヴ2CD(全曲自分で歌ってますよ)〜ファンの方なら、やっぱり欲しいところでしょうね…ソングライターとしてのイダン・レイチェルの核心が見えてきます、ような気がします。サラームのイスラエル買付品です! >★
続きを読むYoucef Cherchali / Nadia Yasmine / Noureddine Dziri / Karima Saghira / Toufik Aoun …と5人のアルジェリアの歌い手が並んだコンピレーションなんですが(中野のミヤザキさんバルベス買付品、感謝!)、知っている名が一人もいない!で、ロボ声使うのは女性だけ、男性3人は生声だ …
続きを読むレバノンの女性SSW、タニア・サレー、これが6作目になるかと思います。いわゆるアラブ歌謡のPOP路線とも違うし、あるいはヤスミン・ハムダンのようなインディー / アンダーグラウンドなシーンから出てきた新世代のSSWとも違います。も、ちょっとアーティスティックな指向というべきでしょうか? その歌は古いアラブの定型詩にインスピレーションを受けているということです …
続きを読む>こちらで紹介されています(無断リンク陳謝&感謝)! よりによってむさいオヤジたちが揃ったものだと共感しばし。なるほど70年代半ばから活躍したモロッコごった煮音楽バンド、ナス・エル・ギワーヌのフォロワー、というですね。マルフーンやグナワ、エサワなど各種ベルベル〜 …
続きを読むライの人気歌手5人がブリュッセルで繰り広げたライヴ録音〜ということで、いいのでしょうか?それともライヴ風のミックスなんでしょうか?やや、MCや歓声の入り方がワザとらしいようにも感じます。ただし、ジャポネはじめ各歌手それぞれ、ライヴっぽいヴォーカル、歌のあり方とも感じられるのは確か。ともあれ今年、ライの入荷がちょっと少なかった当店としては、嬉しいところ!(中野 …
続きを読む今回はウアムリアさん買付〜感謝!って、今回も1点ものですが… 発売年 / 録音時期 / 曲名も不明、ですが、自分が聴くところ、これまで入荷したエル・コウビの作の中で、一番古い録音じゃないかと…(中野のミヤザキさんバルベス買付け品〜感謝!1点ものです。どなたさまも恨みっこなしで、よろしく、どうぞ)。
続きを読む「数千年来受け継がれてきた本物のトランスミュージック」〜かのブライアン・ジョーンズやオーネット・コールマンも愛したモロッコの音楽家集団、ジャジューカ。 FRUEフェスでの待望の初来日も大好評でした。その来日にあわせ、70年代から40年以上もの長きに渡って世界中の好事家たちを魅了してきた彼らの「いま」をアップデートした待望の最新音源が、発売! – …
続きを読むイスラエル出身のアラブ×アフリカ音楽のクロスオーバー・バンドQuarter To Africaを、DJ Yogurt & Mojaがヒプノティック・アフロ・ディスコ・ハウス・リミックス!B面にはJimi Hendrixの”Voodoo Child”の強烈なカバーを収録。 10月22日(日)に開催されるピーター・バラカン監修の …
続きを読む★Mounir Troudi, Erwan Keravec, Wassim Halal チュニジアのスーフィー系歌手〜ラジャスタンからアンダルシアまで、チュニジアやマグレブとつながる地下水脈を歌のあり方に沿って歌おうというムーニール・トローディと、在仏レバノン系パーカッショニスト、ワッシム・ハラルによるアラブ〜地中海ドラミング!? …
続きを読むユネスコの無形文化遺産に登録されているアルメニアのダブルリードの木管楽器、ドゥドゥクの世界的演奏家として知られるジヴァン・ガスパリアン。これまでマイケル・ブルックやクロノス・カルテットなどとのコラボレーションもある1928年生まれのマエストロによる、2017年リリース作です。ジヴァン・ガスパリアンJr.を含む、4人のドゥドゥク奏者のみで構成されたアンサンブル …
続きを読む1998年にフランス語圏カナダのモントリオールで結成されたアンサンブル、コンスタンティノープルと、ドイツ人ジャズ・トランペット奏者フォルカー・ゲッツェとのデュオ作などがあるセネガル人歌手/コラ奏者アブライエ・シソコが共演した2015年作。コンスタンティノープルは、テヘラン出身でモントリオールに移り住んだイランのリュート属の楽器セタールのプレーヤーに、ヴィオラ …
続きを読むパレスチナのスアド・マッシとでも言いましょうか。出るべくして出た作品ですね。在ナザレのパレスチナ人女性歌手リム・バナ新作はノルウェーのユーロ・トラッド系レーベルKIRKELIGからのリリース。夫であるウクライナ人ギタリストLEONID ALEXEIENKOとレーベルに縁のあるノルウェー人ジャズ音楽家達による静謐で穏やかな演奏をバックに淡々と、透明素直な声音で …
続きを読むトルコやその周辺地域のフォーク・ソングを聴かせる音楽集団の最新作! カルデシュ・テュルキュレルは総勢20名以上が在籍するトルコの大所帯グループ。彼らが演奏するのは、トルコやその周辺地域に伝わるフォーク・ソングで、単にそれらを保存するのではなく、今も生きた音楽として息づかせることをモットウにしている。本作はそんな彼らの2017年最新作。ソロとしても活躍する女性 …
続きを読むコンパクトな編成で聴かせる深慮なトルコ古典音楽の世界! ムラット・アイデミールはタンブールを中心としたトルコ古典音楽演奏家。天才弦楽器奏者タンブーリー・ジェミル・ベイの作品を取り上げ高い評価を得てきたほか、インジェサズというグループに参加しトルコ古典音楽と世界の音楽の融合を目指してきた。その彼が2011年に発表したのが、本来重厚なオーケストラで演奏される古典 …
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