SEPTETO NACIONAL IGNACIO PINEIRO / SIN RUMBA NO HAY SON !

セプテート・ナシォナールは1927年結成~キューバ音楽の初期を代表する老舗バンドでした。そんな彼らが最新録音アルバムをリリース!もちろんオリジナル・メンバーはもはや存在しないわけですし、サウンドも往年とはずいぶん違います。それでも初代リーダーのイグナシオ・ピニェイロら歴代のメンバーたちの作品を取り上げ、現在のメンバーによる新曲をおりまぜ、グループの長い歴史を …

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TRIO MATAMOROS / CIRO, CUETO Y MIGUEL

やっと再プレス成りました!1959 / 60年のアンソニア録音であり、この録音の後、3人は引退してしまったから、トリオ・マタモロスのラスト・レコーディング~コンフント・スタイルの伴奏において、最後までメンバー・チェンジすることのなかったトリオのヴォーカル&コーラスを、老いたなりの渋く、ふくよかな発声で聞かせる充実作です。いわば、ブエナビスタを40年近くも以前 …

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THE CREOLE CHOIR OF CUBA / TANDE-LA

キューバ音楽の成り立ちに大きな影響を及ぼしたとされるハイチ系音楽、そんな、いにしえのハイチ的表現を今日にまで継承して来たとされる“グルーポ・ボカル ・デサンダン”スタイル~そんなヴォーカル・スタイルを今日に伝える貴重なグループ=ザ・クレオール・クワイアー・オヴ・キューバの欧州初CD!リアルワールドからのリリースです。例えば、ハイチのルーツ派、ブークマン・エク …

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BEBO VALDES / GREATEST HITS

チューチョ・バルデースの父で、キューバ音楽に於ける1950年代の最重要ピアニスト&バンド・マスターであるベボ・バルデース。本アルバムは、1952年から1960年の間にキューバはハバナで録音された複数のバンドでの録音を集めたものです。アレハンドロ・エル・ネグロ・ビバール、ヘネロソ・ヒメネス、カチャイート、タタ・グイネス、ギジャルモ・バレート、カンディド、ルイス …

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SUR CARIBE / HORIZONTE PROXIMO

02年のデビュー以来、発売アルバムがすべて話題になってきた、サンティアーゴ・デ・クーバで80年代から活躍するソン~キューバン・サルサ系バンド=スール・カリベの新作です。これまでのアルバムでも、ソン14やアダルベルトの初期、オルケスタ・レベのサウンドをティンバを通過した世代のスピード感で処理したアレンジで、トロンバンガ編成を駆使し聞かせてくれました。そして今作 …

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CESAR LOPEZ Y HABANA ENSEMBLE / CONTRASTES

セサル・ロペスは、1990年代のイラケレのサウンドを支えた天才的サックス奏者で、1997年に結成したハバナ・アンサンブルで5枚のアルバムをリリース。本作は、自身のグループ、アバナ・アンサンブルと、本来の姿である、キューバン・リズムをベースにしたジャズを全編にわたり聞かせてくれています。さらにサックス・カルテットをプラスし、初期の彼らを彷彿とさせるようなブラス …

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CONJUNTO CASINO / VOY A ELEVAR MI VOZ

ロベルト・エスピをリーダーにロベルト・ファス、パタートなどのスターを輩出した1940~1950年代の大人気名門バンド、コンフント・カシーノの伝統と名前を引き継ぐバンドの2010年作。カシーノはトランペット数本を軸としたすきっとしたブラス・セクションと小気味よい歌い口の歌手が、スピード感一杯の曲とフィーリン的なボレロを聞かせるバンド。本CDでもその伝統を引き継 …

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OMARA PORTUONDO / ROMPIENDO LA RUTINA, Tributo a Paulina Alvarez

まだまだ元気に一線で活躍する、キューバを代表する世界的歌姫、オマーラ・ポルトゥオンドの新作です。~オマーラの大先輩にあたり、ダンソネーテ(ダンソン歌謡)の先駆者でもある女性歌手パウリーナ・アルバレスのレパートリーの挑戦しています。しかも、パウリーナの当時の録音に、オマーラがオーヴァー・ダビングで歌う内容!パウリーナの歌に絡んだりハモったり、またコーラスを付け …

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ROBERTO FONSECA / LIVE IN MARCIAC

期待のキューバ若手ピアニスト新作は、09年/南フランスのジャズ・フェス”JAZZ IN MARCIAC” におけるパフォーマンス!自身のレギュラー・クィンテットとともに近年のアルバム収録曲をプレイ~白熱のラテン・ジャズを繰り広げています。DVDはNTSCリージョン・フリーなので、国内向けプレイヤーで再生可です。

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ADALBERTO ALVAREZ Y SU SON / EL SON DE ALTURA

現代ソンの巨人アダルベルト・アルバレス。2010年にデビュー35周年を記念したCD1+DVD2枚という豪華企画ライヴ盤が発売されましたが、本作はそれに続いて発売された全編スタジオ録音の新作です。一時期のパン・カリブ路線から00年代に入りルーツ指向に再度舵を切り直したアダルベルト、それ以降、充実したアルバムを発表し続けています。本アルバムもその路線を踏襲、ソン …

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V.A. / HERENCIA AFICANA

キューバ本国からは多分初めて発売された、本格的ラテン・パーカッション教則&歴史&分析DVD。アフロ・キューバンのパーカッションを多角的に極めるのに最適なDVDです。3つのキャプチャーから構成されています。第1キャプチャーは、キューバン・パーカッションの歴史。アルトゥール・ベタンコウト博士によるレクチャーが豊富な写真や図解と共に展開。アフリカ起源楽器のルーツに …

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OMARA PORTUONDO / REIR Y CANTAR

オマーラが子供たちのために歌った2010年に録音された新作です。全14曲中13曲がエンリケータ・アルマンサが作曲した曲で、どの曲もキューバ人なら誰でも知っている曲ということ~ただし子供のための音楽といっても子供だましなものは1トラックもなく、コンテンポラリー・ソンから始まりチャチャチャ、グアグアンコー、フィーリン、マーチ、ボレロ、グアヒーラ、ソン、キューバン …

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ORQUESTA REVE

1980~90年代にロス・バン・バン、アダルベルト・アルバレスと共に人気を分け合ったオルケスタ・レベ。人気以外でもフアン・フォルメルを始めとした名ディレクターを輩出し、キューバン・サルサのマナーの多くはこのオルケスタから出たと言われているほど重要な存在です。これは当時キューバ音楽に革命をもたらした画期的作品、68年録音。革新のキーはディレクターのエリオ・レベ …

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PELLO EL AFROKAN / MOZAMBIQUE A BORDO

キューバ革命後の新リズム、カーニバル音楽をアレンジした「モサンビーケ」のオリジネイターとして知られるページョ・エル・アフロカーン。大所帯のパーカッション、みんなが唱うボーカル、沢山のトロンボーンがうなりを上げる強烈なホーン、ハーモニー楽器なし、ベースさえ無し、このファンキーでアフロな感覚を押し出したページョのサウンドは62年に完成され、ニューヨーク・サルサの …

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CUARTETO LAS D’AIDA Y SU GRUPO / SOY LA MULATA

オマーラ・ポルトゥオンド、エレーナ・ブルケという、現代のキューバを代表する大女性歌手が若き日に参加していた4人組コーラス・グループ、ラス・デ・アイダの92年作。この時期は旧メンバーは残っていなくて、テレサ・ガルシア・カトゥルラがリード・ボーカルを取ってます。コーラス・グループのアルバムではありますが、タタ・グイネス、リカルド・レオン、リチャード・エグエスの演 …

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