NIUSKA MINIET / ALGUIEN EN LA ESQUINA

1980年代に歌手活動をスタートさせたヌエバ・トローバの女性歌手の初アルバムです。なんと言っても魅力は彼女の歌声。高音域での透き通ってスーと空気にとけ込んでいくような声が特徴的。プロデュースは、常に革新的なサウンドをヌエバ・トローバ界に持ち込んでいるペドロ・ルイス・フェレールが担当、他に楽器演奏でも参加しています。何気なくフラメンコの感覚を持ち込んだり、アン …

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V.A. / EL BENNY -OST.

キューバ音楽の巨人ベニー・モレーの生涯を綴った、ホルヘ・ルイス・サンチェス監督の映画のオリジナル・サウンド・トラック盤~トラック数25曲/ベニーの名曲群を現代のスターたち~ハイラ、チューチョ・バルデース、オリーシャス、ココ・フリーマンや映画にも主演しているフアン・マヌエル・ビジらが現代に甦らせます。彼ら以外にも、ベニーのバンダ・ヒガンテ(ビッグ・バンド編成) …

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JELENGUE / SENCILLAMENTE

セプテート・スタイルとコンフント・スタイルのちょうど中間的な編成で、独特なサウンドを聞かせるグループの2枚目08年作初入荷です。音の雰囲気や楽器の鳴らせ方は、トラディショナルなソンの響きなのですが、リズムは全体的にコンテンポラリー・ソンやパン・カリブなノリを感じさせてくれます。激しい最近のキューバン・サルサ系はちょっと、でももっと自然なノリで踊りたい。または …

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JUAN CARLOS AFONSO Y SU DAN DEN / FIESTAS DE CUBA

1980年代後半に当時の大人気バンド、オルケスタ・レベで活躍後、自己のバンドを結成して、ブラコンなどのメロディ・ラインを取り入れながら、現在のティンバにつながるようなグルーヴ感を展開したフアン・カルロス・アルフォンソ率いるダン・デン。一時はシーンから消えてしまったような時期もありましたが、ここ3~4年での復活はファンには嬉しいところ。特にサウンド的には往時の …

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OVIDIO GONZALES / SOY GUAJIRO

グアヒーラの本格的若手男性歌手の登場です。ニコ・サキート、セネン・スアレス、セリーナ・ゴンサーレスなどのグアヒーラの名曲を中心に12曲、ラウーやトレスなどのギター系楽器の音色を生かしたトラディショナル臭いっぱいな伴奏を伴い歌います。オマーラ・ポルトゥオンド、シルビオ・ロドリーゲスという大物ゲストも話題です。 キューバ音楽の重要な1ジャンルの新作!キューバ・フ …

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ARNALDO RODRIGUEZ Y TALISMAN / MANGO

キューバで人気のポップなトロピカル系ダンス・バンド、アルナルド・イ・ス・タリスマンの新作。~今作もレゲトン、メレンゲ、ラテン・ポップス、サルサ、フィーリンなどなどスパニッシュ・カリブを中心とした各種スタイルを、ポップに融合させて聞かせます。ジャケットに写る美しき2女性のヴォーカルも時にはしっとり、また時にはアゲアゲ~気分を盛り上げてくれます。エンハンスト仕様 …

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INTERACTIVO / CUBANOS POR EL MUNDO

ロベルト・カルカセースを中心にジューサ、テルマリー、フランシス・デル・リオ、カルロス・サルデゥイなどを輩出してきたキューバ新世代音楽ユニット。ブラジルのレニーニ、スペインのオホス・デ・ブルッホなど辺境グローバル・サウンドの騎手たちとのセッションも盛んに行い、国境を越える音楽スタンスで注目を集めてきました。この新作、これまでになくリラックスした雰囲気の中で録音 …

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YASEK MANZANO / AMNIOS 1407

アダルベルトの弟、エンリーケ・アルバレス率いるチャランガ・ラティーナの実に6年ぶりとなるサード・アルバム(録音は2007年ですが、発売は2009年です)。 バンド名はチャランガですが、標準のチャランガ編成にトランペットとトロンボーンのブラス・セクションをプラスしたゴージャズな編成で、コンテンポラリー・ソンの進化形を聞かせてくれています。兄のアダルベルト同様、 …

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CHISPA Y LOS COMPLICES / ADIVINAME

本当に久しぶりのアルバムですね!2002年作『ケ・レ・パサ・ア・ミ・ネグラ?』から実に6年ぶりということになります。今作もファンキーなオープニングから、ソウルフル且つ怒濤のティンバ・サウンドへ突入、最後まで突っ走ってくれます。今作ではタニア・パントーハ、ミチェル・マサ、カンディド・ファブレなどがゲストヴォーカリストとして華を添えています。

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FRANCIS DEL RIO / SOL

インテラクティボのメイン・ヴォーカリストの1人フランシス・デル・リオ。つい最近セカンド作が発売されたばかりだと思っていたのに、早くもサード作の登場です。勢いありますねえ!本作も前作同様全曲自作!さらに多くの曲でアレンジやプログラミングをこなし、コーラスも多重録音で行っています。キューバ音楽の伝統をベースに置きながらも、ジャジーでありアンビエントでもあり、また …

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YULIEN OVIEDO / LA PEQUENA MAQUINA

エネヘー・ラ・バンダのドラマー、カリストの息子で、若きパーカッショニストとして、またラ・チャランガ・アバネーラでティンバレス奏者兼ヴォーカリストとして、そのルックスと共に人気だったミュージシャン、ユリエン・オビエドのソロ・アルバム~はじけるティンバ&ロマンティックなバラーダ&ハードなキューバン・サルサといった内容です!

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JOSE LUIS CORTES / RECORDAR ES VIVIR

イラケレ出身、その後自身のバンド、エネヘー・ラ・バンダでキューバ音楽界に一時代を築いたホセ・ルイス・コルテス2009年録音、久々のアルバムが発売になりました。今作は、タイトルが指し示すとおり、ティンバより前の時代の、古き良き時代のトロピカル系サウンドを再考した内容になっています。ニコ・サキート、アルマンド・バルデース、アルフレード・ヒルなどの作品を、ブラス2 …

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V.A. / BOLEROS DE ORO

毎年秋にキューバの首都ハバナで行われる『黄金のボレーロ』週間~内外から多くのアーティストを招き、キューバ発祥の歌謡スタイル、ボレーロの多様さ素晴らしさを伝える催しですが、そのフェスティヴァルと同名の4枚組ボックスセットがこちら~20世紀初頭のトローバ・スタイルから、1930年代以降のダンソーン・スタイル、40年代以降のコンフントやビッグ・バンド・スタイル、フ …

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LOS NARANJOS / LOS VIEJOS TE CANTAN

キューバの古都シエンフエゴスで1926年に結成された由緒正しい伝統的セプテート楽団ロス・ナランホスの2007年作です。結成時以来、変わらずトラディショナル・ソンの味わいを保っています。オリジナル曲が中心ながら、むせび泣くトランペットに、しわがれ味わいたっぷりに歌うヴォーカル陣、パーカッション、ベース、ギターなどのリズム隊は、あくまでキューバン・ソンの基本に忠 …

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MANOLITO SIMONET Y SU TRABUCO / BEAT CUBANO

キューバン・サルサを引率する伝統派マノリート・イ・ス・トラブーコ2年ぶりの新作は、キューバン・ジャズ指向のアルバム/キューバン・ジャズ~ラテン・ジャズに遊び心を持ち込んで演奏してくれるので、内容的にリラックスして楽しめるものになっています。冒頭1曲目から、マラカとホセ・ルイス・コルテスという豪華ゲスト2人が、フルートのユニゾンで難関メロディーを吹くという驚き …

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