トリニダード・トバゴの名産音楽といえばなんといってもカリプソ。そしてその現役「王様」として世界中に知られているのが、このマイティ・スパロウでしょうね。カリプソの黄金時代であった1930年代の半ばに生まれたスパロウは、21歳にしてこの島で最高のカリプソニアンを決定するコンテストで優勝。そこでレコーディング・デビューを果たし、その後、彼は戦後のカリプソを英国や米 …
続きを読むトリニダード・トバゴの名産音楽といえばなんといってもカリプソ。そしてその現役「王様」として世界中に知られているのが、このマイティ・スパロウでしょうね。カリプソの黄金時代であった1930年代の半ばに生まれたスパロウは、21歳にしてこの島で最高のカリプソニアンを決定するコンテストで優勝。そこでレコーディング・デビューを果たし、その後、彼は戦後のカリプソを英国や米 …
続きを読むハイチの伝統的なリズムと米国のブルース、そしてジャマイカのレゲエをミックスし登場したニューカマー。ハイチ人の母とフランス人の父を持つカルルトンは幼少の頃からパーカッションに興味を持ち、次第にハイチ伝統のリズムを習得~長らくソロで活動していましたが、ハイチやグアドループ、マダガスカルのギタリスト、パーカッショニストとバンドを編成~その第1弾となる本作を発表して …
続きを読む発掘作品!~カリブ海ではあまり知られていない地域~オランダ領アンティル諸島。その中心となっているのが、オレンジのリキュールで有名なクラサオ(キュラソー)島ですね。イサリーネ・カリステールはそんな島のローカル・スター・シンガーでしたが、国際的な舞台に立つと、本格的にクラサオのルーツを探究したサウンドでユニークなアーティストとして大変身~本作はそんな彼女の欧州配 …
続きを読むこいつは春からお買い得だ!全92曲~たぶん録音著作権が切れるのをずっと待っていたんでしょう、その気持ちわかります(笑)。フランスのレゲエ・レーベル“NDH”のお仕事です。1951~62年、ジャマイカ独立以前の重要 / 充実楽曲を網羅した決定盤的内容です。つまり:メント、カリプソ、ブギー、リズム&ブルース、ドゥーワップ、トゥイスト、ロックンロール、スカの歴史を …
続きを読むCD 1 1 Where Are The Calypsoes- Bomber 2 Bat On- Brother Marvin 3 Trini Unity- Prince 4 Licks- Organizer 5 Sensitive Toys- Brown Boy 6 Only If- Stinger 7 Misprint- Panther 8 The Ab …
続きを読むトリニダードのクリスマス音楽=“パラン”の伝統を今を伝える長老・兄弟グループの新録です。小型4弦ギターのクアトロをメインとしながらも、アフリカ起源の1弦ベースやマリンブラ=巨大親指ピアノ等から成るコンフントによるハチロク系ビートの演奏で、スペイン語による独特な哀感がこもったシャガレ声の歌とコーラスが楽しめます。ベネズエラのパランダや、プエルトリコのアギナルド …
続きを読む1 Brown Skin Gal 1:52 2 Bang-Bang Woman 3:48 3 Rent A Bengalow 3:53 4 Mary-Ann 3:08 5 Carnaval’s Bells 6:09 6 Negril 4:05 7 Calypso Jazz Improvisation 5:06 8 Ras Mas 4:22 9 E …
続きを読むオランダ領ABC諸島の中心となるキュラソー島で、現地ローカル・スター・シンガーとして活躍するイサリーネ・カリステール、彼女の欧州デビューCDが本作で、クラサオで親しまれているカリビアン・ローカル・ポップから生まれた彼女の歌声を全編アクースティックな編成で聞かせます。バックを務めるのはワールド/ジャズ・シーンで活躍する腕達者な欧州のミュージシャンたち、ヴァイタ …
続きを読む08年ヒット中!バリバリのズーク・ラヴ女声デュオです!ソウル&ラガ&コンパもハイブリットにミックスし、コレが最新のズーク~と言いたいところですが、あんまり変わってませんね、昔と…。でも、このデュオ、なんかイイじゃないッスか、オヤジ心をくすぐりますよ。ミディアムなズーク・ビートでキュートなデュオを聞かせます!
続きを読む結成40周年を超えて、今もってヘイシャン・コンパの王道を歩む人気グループ=タブー・コンボの1990年代の於パリ・ゼニット劇場でのライヴ・アルバムが復刻再プレスされています!やっぱり、この辺の録音が頂点だったんじゃないかと思わせる白熱のコンパがたっぷり楽しめるアルバムです! 1 Intro 2:45 2 Baissez-Bas 6:31 3 Bambou Pe …
続きを読む近年は病を患いながらも、NYのアコヤ・アフロビートのライヴに参加しているジャマイカ出身のサックス奏者=セドリック・ブルックス~1973年の超レアーなソロ名義デビュー作が復刻されました!元スタジオ・ワンのセッションマン、そして70年代にはミスティック・リベレーション・オヴ・ラスタファリに参加していたセドリックですから、この73年作、タイトル通り、メント/ブルー …
続きを読む本格派白人系スティールパン奏者の6作目、だそうです。ロバート・グリニッジやブグジー・シャープ、プロフェッサー・フィルモアやアンディ・ナレルとの共演歴もあり、トリニダードのパノラマにも参加しているとのこと、なるほど本場指向のテクニシャンぶり、たっぷりソロで楽しませてくれます~タイトなバッキングも充実!
続きを読む★メリッサ・ラヴォー『カンファー&コッパー~ハイチと愛』 これがデビュー作、カナダ/ケベックのハイチ系女性SSW~「掠れ気味でありながら、可憐さを宿した歌声。このビリー・ホリデイとローズ・マーフィー、あるいはトレイシー・チャップマンとリンダ・ルイスが一つになったような歌声の持ち主は、いったい誰?メイシー・グレイの妹?エイミー・ワインハウスの親戚?ともかく通り …
続きを読むトリニダード出身のポエット・パフォーマー、アンソニー・ジョセフ仏録音新作(セカンド)です!今様ギル・スコット・ヘロンという声も既にあがっているようです。ファンキーかつパーカッシヴ、アフロでジャジーな演奏に乗せ、どこかカリプソニアンの歌い口を思わせる高速ラップ?を聞かせます。これもまた、カリプソの枝分かれした遺産かも知れませんね。
続きを読むマルチニック島に伝わるパーカッション音楽=ベレの新録です。ヴェテラン歌手ブノワ・ラストクルと、タンブールのコンスタン・ヴェラスケス、チブワのダニエル・バルデュリー他の各種パーカッション&ヴォーカルによるコール&レスポンス民謡アルバム。マルチニック音楽のベースとなるアフロ系打楽器音楽がじっくりと楽しめるドキュメント/好盤となりました!ズバリこの録音の目的は、未 …
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