CUCURUCHO / NI ANTES NI DESPUES

ベボ・バルデースを祖父に、チューチョ・バルデースを伯父に持つロス・バン・バンのピアニスト、ククルーチョことロベルト・カルロス・ロドリーゲス・バルデースによる2012年の初ソロ作です。チャランガ・アバネーラやチャランガ・フォーエバー、イサック・デルガドのバンドなどを渡り歩いてきた彼ですが、ここではクラシカルな側面とでもいうか、自作のナンバーで、キューバのリズム …

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GARRIC / CERCAIRE D’OC, CHERCHEURS D’OC

ラングドック=ルーシヨン地方のバレティ・バンド、コリアンドル(Coriandre)のサクソフォニスト、ドニ・ガルヴィエの新プロジェクト。ガリックはサックス+アコ+ベース+ドラムスの4人組。かなりベーシックでローファイな感じのするフォーク(ワールド)ダンスサウンド + ドニの芝居がかったヴォーカル。タイトルは「オックのケルカリア/金採掘人」の意。(サプライヤー …

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V.A. / SAHRAUIS

ティナリウェン、デザート・レベルなどの活躍で、今でこそ「砂漠のブルース」としてサハラ砂漠の音楽に注目が集まっていますが、本CDは、1998年の時点ですでに西サハラ(旧スペイン領)の音楽を世界に紹介し話題となった3枚の名盤アルバムを縦長デジパック仕様でパッケージし直し、さらに122ページの興味深い写真満載のフルカラー縦長ブックレットを新たに添付された復刻アルバ …

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MELINA KANA / O GOIS TOU THISIOU

>こちらで、先に変身したエレーニ・ツァリゴプールと組んで、ポスト・ロックっぽい音に馴染んでしまったのかどうか(髪も切ってしまった)、グリーク・トラディショナル・ヴォイス meets キャレクシコ(〜ギリシャでは思いの外、大人気!)という印象の新作アルバムをリリースしてくれたメリーナ・カナ。〜1966年テッサロニキ生まれ、ファースト・アルバムは91年にリリース …

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EMINE COMERT / HORON

おお!カレンティートさんのご尽力で2年ぶりの再入荷!ありがとうございます!お見逃しなく! 「昨日エル・スールでゲットしたどえらいブツ。トルコ北東部の伝統舞踊音楽ホロンの女性歌手エミネ・ジョメルト『Horon』。このケマンチェのノイズ、ダウル(太鼓)の愚直な2ビート、ありえねー。ほとんどリカルド・ヴィラロボスだな。」by 松山晋也さん 2015年夏 twitt …

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FEMI SOLAR / DIVINE LEVEL

というわけで、フェミ・オールン・ソラールの近年作です。過日、ご紹介して大好評をいただいた>こちら 14年リリースの “GRACE, OORE OFE” の前作と目される2013年作、これもまた、ジュジュ・マニアは見逃せない作かと。とにかく、FUJIの感覚さえ取り込んだスピード感あるクロスリズムの処理が見事、まろやかでスムーズなコーラス …

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AMANAR DE KIDAL / ALGHAFIAT

>こちらで紹介されています(いっつも、すみません!)。 というわけで、アナログ or 配信に特化していたサヘル・サウンズが久々リリースしてくれたCDです!マリ北部の砂漠のブルース・バンド、08年と09年録音の10曲&未配信のライヴ・トラック1曲という内容だそう。ジェンベ奏者、女声含む8人編成ということですが、初期ライみたいなガスパの笛の音が聴こえるところなん …

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KOISHIMARU IZUTSUYA / JAPAN, MASTER OF THE KAWACHI ONDO EPICS

★初代 井筒屋小石丸/日本:マスター・オヴ・河内音頭 「河内音頭四天王」の一人の晩年の未発表録音 1991年録音で、なんと今回が初めてのリリースだそう。初代小石丸は1992年に亡くなってしまうので、その晩年の姿を捉えた録音ということになります。「河内百人切り」「唄入観音経」「仏供養地蔵和讃」の小石丸得意のレパートリを70分に渡り完全収録。「河内音頭四天王」の …

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ORHAN KAMBUR / CURCUN ELA, Sozlu Tulum Horon

再入荷しましたよ〜ホホイ!というわけで、この夏は、黒海沿岸からホロンが来ました(って、どこに)!しっかし、この本邦初入荷のオルハン・カンブル、恐るべし!ダブケのオマール・スレイマンを通り越してポンチャックのイーパクサへ肉薄!?インパクトありまくりですねえ…。 で、北アナトリアは黒海沿岸に住まうラズ人(イスラム系グルジア人ということに?)のチェーン …

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ANGELINA WISMES / A BARBARA

アンジェリナ・ヴィスムは2013 年のTF1「ザ・ヴォイス」でバルバラの”Mon enfance”(私の子供時代)を歌って大変なセンセーションを巻き起こしたのですが、その後どこまで「ザ・ヴォイス」で勝ち進んだのか知りません(その年の優勝者ではないです)。2年後、この稀な「バルバラ歌い」が、その本領を100%出したかったのでしょう、バル …

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V.A. / UZBEKISTAN, echoes of vanished courts

かつて“シルクロードの中心地”とうたわれ、現在はその首都タシュケントが中央アジア最大の都市となっているウズベキスタン。14世紀にはティムール帝国がこの地から起こり、大きな繁栄を謳歌しました。19世紀にはロシア帝国に支配され、そのままソ連下の共和国となり、冷戦後は独立国家となりました。 そんなウズベキスタンの古典音楽は栄華を誇ったティムール朝に端を発しますが、 …

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