カリブとアフリカとブラジルのトリオということで頭文字とって CAB。カリブ海マルチニック島から盛岡の彼女マリオ・カノンジュ(p)、アフリカからはカメルーンのブリック・バッシー(g,b),ブラジルからは アドリアノ・テノリオ(dms)。2015 年のスタジオアルバム(ディスク・デシネさんから日本盤)に続い てライヴ盤(CD+DVD)です。(エクス …
続きを読むカリブとアフリカとブラジルのトリオということで頭文字とって CAB。カリブ海マルチニック島から盛岡の彼女マリオ・カノンジュ(p)、アフリカからはカメルーンのブリック・バッシー(g,b),ブラジルからは アドリアノ・テノリオ(dms)。2015 年のスタジオアルバム(ディスク・デシネさんから日本盤)に続い てライヴ盤(CD+DVD)です。(エクス …
続きを読むエディット・レフェールの>トリビュート・アルバムで注目された「マルティニークのグレース・ジョーンズ?」LGBT 女性歌手ヴァレリー・ルーリ姐さん、”LE BRUIT DES VAGUES” (波の音)と題されたこの新作は、前作から引き続きアコースティックなマラヴォワ路線のストリングス・ズークに加えて、レゲトン〜ヒップホップのリズムを取 …
続きを読むバングラデシュにもパキスタン、インドのようにカウワーリーの楽団がいます。バングラデシュにはヒンドゥー教徒も多く存在し、公用語のベンガル語にもその要素が入っています。言語における他宗教の表現をイスラーム的に置き換えています。現地ではあえてウルドゥー カウワーリーと呼ばれます。しかし、実際はベンガル語の訛りが残りバングラデシュ独自のカウワーリーを形 …
続きを読むこれはめずらしい!バングラデッシュ、当時の東パキスタンで1960〜70年代に活躍したベンガル民謡の女性歌手ファウズィア・ヤスミン。吟遊詩人ラロンの歌を含むアナログ音源復刻版です。今ではボリウッド音楽と同化傾向が濃いベンガル民謡〜歌謡ですが、このファウズィア・ヤスミンが活躍した頃は、総じてガザルともトゥムリともバウルとも違う独特の憂い、そして仄暗さ、繊細な軽快 …
続きを読むクリミア問題を描いて物議を醸した 2016年ユーロヴィジョン優勝曲! 2016年のユーロヴィジョンを制した、ウクライナ代表クリミア・タタール人歌手のジャマラ。彼女が歌った「1944」は、1944年旧ソ連のスターリンによるクリミア半島からのタタール人強制追放を描いた曲でした。この過程で移住したタタール人の約半数、10万人が亡くなっており、このジェノサイドの記憶 …
続きを読む昨年リリースされ、いまなお人気が衰えないロベルタ・サーの最新スタジオ録音作『DELIRIO』。バーデン・パウエル、アタウルフォ・アルヴェスが残した古いサンバのほか、シコやマルチーニョのカヴァー曲などを取り上げた同作を発表後に行ったライヴの模様を収録した作品がこちら。ゲストにはモレーノ・ヴェローゾやマルチーニョ・ダ・ヴィラが参加。(インポーター資 …
続きを読むアドリアーナ・カルカニョットやカエターノをバックアップするベーシストとして知られるガストーン・ヴィレロイが、ソロ・デビュー。ミルトン・ナシメントに歌うことを勧められたことが本作制作のキッカケだったとか。レニーニ、マリア・ガドゥ、ミルトン・ナシメント、セウ・ジョルジなどが参加している模様です。
続きを読むドラムズ、ベース、ギターにシンセとクンダンという編成のジャズ/フュージョン・バンドのデビュー作。70年代エレクトリック・ジャズやアフロビートの影響が強いものの、ポップで洗練された演奏に終始クンダンが絡んでいくのはインドネシア独特の感性でしょう。ヴォーカリストをフィーチャリングした楽曲では正統派ポップス、四つ打ちのクラブ・ジャズ風など、なんでもありながらスケー …
続きを読む魅力的な歌声を持つイスラーム系女性SSW ユナの登場以来、ヒジャブやターバンを付けて歌うイスラーム系女性歌手が目立つようになりましたが、こちらのターシャもそんなスタイルを持つ女性SSWです。1992年生まれ、三人兄弟の長女で、なんと英語の先生の肩書きを持っているとのこと。サウンド的にはフォーキーな欧米風ポップスやレゲエ、バラードなどで、マレイ語で歌っている以 …
続きを読む期待の女性歌手が登場! 久々にマレイシアからキュートな女性歌手が登場してきました。現在19歳の若手女性歌手エリーナ・ハリスは17歳のときにタレント発掘コンテストで優勝し、その時審査をしていたDJ Fuzzのディレクションのもと制作されたのが本作。陽気なマレイ・ポップスが7曲収録されていて、自身も作曲を手掛けるなど、アーティスティックな才能も発揮しています。 …
続きを読む60年代のマレイシアに起こったポップ・イェ・イェのムーヴメントで登場したひとりがこのA・ラムリー。一見P・ラムリーのバチモンかと思いきや、結構高い実力を持つ歌手として人気を博しました。本作は70年代のムード歌謡風の楽曲が多く収録された編集盤。いま聴くとゆるーい感じがたまりません! (インポーター資料から) https://www.youtube.com/wa …
続きを読むマレーシア80年代終わりアイドルもの再発! 詳細は不明ですが、ラジャ・エマと同様、80年代に活躍をみせたアイドル系女性歌手。打ち込みサウンドがまだ新鮮だった時代らしく、元気なドラム・マシーン・サウンドが炸裂したポップスをここに披露。歌はあまり上手くありませんが、その分初々しさが感じられます。 (インポーター資料から)
続きを読むライの世界侵攻よりも10年も早く欧米でのブレイクを夢見た伝説のリビア人歌手「アラブの一人ビージーズ」ことアフメド・ファクルーン。1974年にロンドンで録音された幻のアラビック・ファンク名曲「Awendy」を含む、1974年〜79年の録音集CD&LP再発。レゲエ~ファンクを取り入れた前半と、カビール歌謡のようなフォーキーな後半。アラブ版「I shot the …
続きを読む字面を見るとほとんど同じような名前の二人、ガスパール・クラウス(cello)とカスパー・クラウセン(vo) この二人の出会うべき運命が綴られた CD の解説文が伝奇小説の面白さ。ドイツとデンマークの両家のそれぞれの祖父が 1954 年年頭に、互いに見知らずにリスボンの同じ場所にいて、名状しがたい強い エモーションに襲われ、そのことをおのおのの日記に書き残して …
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