ASTOR PIAZZOLLA / TANGO CONTEMPORANEO

  2005年にフランスのRCAとコロムビアによって再編纂されたアストル・ピアソラの「エディション・クリティカ」シリーズ全11巻の中の一枚。1963年リリース作。 1 Lo Que Vendr 2 Divagacin 3 Introduccin a Hroes y Tumbas 4 Noposepe 5 Ciudad Triste 6 Sidera …

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MOSALINI Y QUATUOR BENAIM INTERPRETAN BEYTELMANN / CLASICO Y MODERNO

  ピアソラの後継者と目されるバンドネオン奏者モサリーニ&五重奏団~ピアソラ楽団にも在籍したピアニスト=グスタボ・ペイテルマンを指揮/アレンジャーに迎えた作です。ピアソラの流れを汲むタンゴをさらに洗練させたような出来、との由。

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MELINGO / TANGOS BAJOS

ま、ないものねだりと言われてしまえばそれまでですが、何より、モダーンなタンゴの少々面白くない面というか、ものたりない感じの由縁、それは上品なこと…。ブエノスアイレスという港町の娼館や酒場でヤクザな連中が生み出したとされるタンゴですが、近年のタンゴのどこを聞いてみても、そんなヤクザな雰囲気は伝わって来ません。が、このメリンゴという男性歌手、かなりイ …

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JERZ LE CAM QUARTET / OFOFOF

ブエノスアイレス出身タンゴ・ピアニスト兼作曲家のクァルテット新作。90年代前半にフランスに移住から後、“バルカニック・タンゴ” なる未楠チュあー路線を標榜して来ました。今作でもその独自路線を推し進めています。モサリーニら在仏タンゴ・アーティストらが参加。〜毎度、マニャーナ・レーベルならではの飛び出す絵本スタイルのジャケも楽しいですね!

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V.A. / FINNISCHER TANGO

ドイツのオリエンテ・ムジークレーベルからのシリーズ「世界のタンゴ」に続き、今度はドイツの好事家専門レーベル「トリコント」からもタンゴの編集盤が。こちらはなんとフィンランドのタンゴを1910年代~1990年代まで集めたコンピ盤。現在もフィンランドではタンゴが国民音楽のように愛されてるが、それはなぜ、いつ、どのような形で広まったのか?24曲の実例を元に検証してい …

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SEVVAL SAM / TANGO

 シェヴァル・サムの13年作はタンゴでした。新作ごとに新たな趣向をこらすシェヴァルですが、この作ではノスタルジックな20世紀前半トルコ / タンゴ歌謡の世界を華麗に繰り広げています。トルコでは1920年代から広く親しまれたというタンゴですが、当初はアルゼンチン・タンゴを演じる地元楽団の演奏に乗せてそのダンスが流行、イスタンブールを中心にタンゴ系のダンス・パー …

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MARIA IABEL SIEWERS & MAXIMO PUJOL / TANGO, MILOMGA Y FINAL

2006年の録音〜コンテンポラリーなタンゴ&ミロンガの作曲家、 マキシモ・プヨールのギター二重奏のための作品を、 女流マリア・イサベルとのデュエットで作曲家自らが爪弾く自作集です! UN DOMINGO EN LA BOCA (2000) ÉDITIONS HENRY LEMOINE. PALERMO (1993) ÉDITIONS HENRY LEMOIN …

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TANGO NEGRO TRIO / NO ME ROMPAS LAS BOLAS

タンゴ・ネグロ・トリオは、アルゼンチンや隣国ウルグアイに残るカンドンベ、ムルガやブラジルのアフロ系音楽、さらにはニュー・オーリンズの音楽までも視野に入れたアルゼンチンのトリオ。ベースによるファンキーなボトム、跳ねまくる打楽器、そしてしわがれた強烈なヴォーカル(ダニエル・メリンゴ参加!)、一体これがタンゴ?ピアノや金管をこなすマルチ・インストゥルメンタリスト、 …

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SEXTETO MAYOR / TROTTOIRS DE BUENOS AIRES

タンゴ文化が知れる映画『タンゴ・イン・ブエノスアイレス~抱擁』に出演したセステート・マジョール。本作は同じくこの映画に出ているアルゼンチンのトップ・シンガー、アドリアーナ・ヴァレーラをゲストに迎えたアルバムで95年作。アストル・ピアソーラやカルロス・ガルデールといった有名な音楽家の曲を取り上げています。

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