SOEMA MONTENEGRO Y EL CONJURO

リリアナ・エレーロ、マリアナ・バラフなどと、アルゼンチン / ネオ・フォルクローレ最前線の一翼を担うソエマ・モンテネグロの2014年作。アコースティックな雰囲気の中に、さらりとキューバ音楽の影響をうかがわせたかと思えば、斬新なインディーポップのような感覚、どっしりとした腰使いのクンビアmixed フォルクローレな曲があったりと色とりどりのサウンド・スケープ。 …

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CANDELARIA ZAMAR / UN VASO DE AGUA

アルゼンチン・コルドバ出身で1986年生まれの女性SSW、カンデラリア・サマのデビュー作です。タイトルは「コップ一杯の水」の意。エレピ&生ピアノ、シンセ、打ち込みやサンプリング〜キーボードで作り上げた、どこか、偶然性と緻密さが共存するようなバックは、なるほど透明で流動的な “水” のイメージ?そこに、自らの多重録音によるコーラスと、時 …

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DOM LA NENA / SOYO

★ドム・ラ・ネナ『ソヨ』 ブラジル~アルゼンチン~フランスと移動しながら独創性溢れる音世界を育んできたシンガー/チェロ奏者ドム・ラ・ネナのセカンド・アルバム。プロデューサーにブラジル人のマルセロ・カミーロ(ex:ロス・エルマーノス)を迎え、時にサンバ・カンサォンのリズムも感じさせるより多彩な音空間を演出。ポルトガル語、スペイン語、フランス語など多言語が混じる …

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MARIA PIEN / MALINALLI

手にとった瞬間に驚くこと必至です。箔押しのされた表紙に冊子状の48pブックレットには譜面から制作コンセプトの数々、イラストレーション版画、封筒に収まったディスク、ひとつひとつリボン掛けされた贈り物仕様の特別装丁は500部限定。 S.S.W.としての活動のみならずインディペンデント・レーベル/プロジェクト、エレファンテ・ラ・アビタシオンを主宰するマリーア・ピエ …

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CAROLINE LAVELLE / A DISTANT BELL

英国生まれの女性シンガーソングライター&チェリスト=現チーフタンズ・メンバーとしても活躍中。この2004年作、キャロラインの2年ぶりソロ名義新作で、夢幻的なヴォイスとストリングスの交わりをベースにした、繊細でいて、スケールの大きな内容となった。ゲストにチーフタンズのパディ・モローニ! 1 Gently Johnny 2 So Uncool 3 Innocen …

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CEYLAN ERTEM / AMANSIZ GUCENIK

1980年生まれ、ローティーンの頃からコーラス隊で歌い始め、ハイティーンの頃には鍵盤とギターを修得、イスタンブール出た後、音楽学校からデザイン学校を経て、紅一点の4人組ターキッシュロック・グループ “アニマ” に参加し06/11年と2枚のアルバムを残し、傍ら2010年にソロ・デビュー、並行して仏オルタナティヴ系ロックバンドに参加するなどしながら、これが3作目 …

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PASCUALA ILABACA / ME SACO EL SOMBRERO

★ パスクアラ・イラバカ / 帽子を取って ●チリで最も注目されているシンガー・ソングライターのパスクアラ・イラバカの2014年最新作! ●彼女にとって4枚目のアルバムとなる本作はチリの詩人/ミュージシャン達に捧げた美しい作品です。チリは、音楽だけでなく素晴らしい文学者も多く輩出しています。本作でパスクアラがトリビュートしているのは、1945年にラテンアメリ …

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ALISA KAUFMAN / GOTAS QUE CAEN

川沿い音楽のベテラン女性S.S.W.、名盤「Epilogo Lunar」(’04年)を発表している アリサ・カウフマンの4枚目となる新譜。 いつの世も時代の”音”というものがあります。このアリサ・カウフマンの新譜をはじめ、コンプレッションされてない生の息吹を感じさせるようなミキシングが現在のアコースティック音楽の主流となっ …

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FANIA / NATUREL

国内リリースされました~セネガル生まれ、南仏オキシタンで暮らし、一流のファッション・モデルとして活躍しているというファニア嬢のデビューCD!ウォロフ語と仏語の歌詞、繊細な民俗楽器+ハイ・ブリットなサウンド・メイキング~ダビィかつ静謐なバッキングに、凛としていて、リラックスしてもいる~女性らしい歌声が魅力ですね。

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ANAIS / HELLNO KITTY

不思議の国のアリスのT シャツを着てセックスショップの前に立つ。不思議な国へようこそと案内するアナイス… (わかった?)… でピンク色の腰巻きでタイトルが「ヘルノ・キティー」と来ますね。これだけでもいろんなショートストーリーが浮かんできます。うぶな新人でもただものでもありません。アナイスは2006 年と2008 年にヴィクトワール賞最 …

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RHAISSA BITTAR / MATERIA ESTELAR

この季節、あったかい部屋でぬくぬくと聴いていたいCDですねえ…。サンパウロの女性SSW、ハイッサ・ビッタールの二作目、舞台女優として賞も獲得している彼女ならでは、ビッグバンドからショーロまで、サンバ、タンゴ、デキシー、スウィング、ラグタイムと、どんな歌詞なのかわかりませんが、ストーリー性満載?飽かせませんねえ。オールドタイミーで一本筋を通しながら …

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MARI NAKAMURA / BENEATH THE BUTTERMILK SKAY

あたたかくて、なつかしい風景を探しに。高い評価を得た『SEEDS TO GROW』から4年。より深化したアコースティック音楽への愛情はしなやかなメロディーを育んで、ここに珠玉の名曲集が誕生した。みずみずしい歌声を響かせながら、アメリカン・ルーツ・ミュージックへの旅を続けるシンガーソングライター、中村まりの待望の2ndアルバム。 「中村まりの声が発する空気が好 …

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GEORGIA DAGAKI / PHOBIE

クレタ島出身の両親のもとアテネに生まれ、幼い頃から島唄に親しんで育ち、12歳の時にエーゲ海の擦弦楽器、リラを習い初め、16歳の頃にはクレタのフォークロア・シーンにおいて珍しくも女性として(男性が弾くものとされている)リラの弾き語りを始めたというヨルギア・ダガキ、05年にCDデビューし、本作が2014年9月リリースの4作目となります。去年あたりに、なぜかエリッ …

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