DINO D’SANTIAGO / EVA

ポルトガル生まれのディサンティアゴが、両親の故郷、サンティアゴ島を父とともに訪ねた際、島の音楽に触れる機会もあったことでしょう、自分本来の歌のあり方を悟ったという、そんなエピソードがすべてを語っていますよね。それまで、Hiphop や R&Bを演じていたディサンティアーゴはカーボヴェルデの音楽を軸に、自分の音楽を組み立てることとなったそうです。 その2013 …

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DINO D’SANTIAGO / MUNDU NÔBU

>こちらで紹介されていた2018年作CDですね!なかなか入荷しないCDですが、根性で仕入れることが出来ました(まったくもって、ユーロ高やら何やらで、またまたお高くなってしまいましたが…)。その後、>こちらがリリースされたわけですが、早くも、2021年作が年末に向けて、リリースされるという情報もあり(!)、今、最も乗っているポルトガル語圏アフリカ系 …

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V.A. / POUR ME A GROG, the funana revolt in 1990s cabo verde

カボヴェルデといえば、哀愁のモルナと相場は決まっているのですが、伝統系ダンス音楽、コラデイラや、そしてなんと言っても庶民派ダンス音楽(植民地時代には禁止されていたという)、フナナーを忘れてはいけませんね。とはいえ、フナナーの存在証明とでも言える、ザディコやクンビアにも通じるアコーディオンの演奏がうやむやになってしまった観のある最近のフナナーはともかくとして、 …

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GRUPO PIRON / LEITE QUENTE FUNANA DE CABO VERDE

大西洋上ポルトガル語圏、カボ・ヴェルデの90年代シンセ・サウンド! 島のダンス・ビート、フナナー&コラデイラが、どこで、どう交わったのか、フレンチ・カリビアンのズークと結び合ったような音楽性が得難い?その重いベースラインに絡むハチロク系反復横跳び状の打ち込みダンスビートに乗せて、高湿度の潮の香りにコロンのスプレーを振りまくようなシンセ・メロが行き交うバックに …

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AMERICO / SINTADO NA PRACINHA

1980年作、ストレート・リイシューです。 カボヴェルデのフナナー・アルバムですね、 アメリコことアメリコ・ブリトーはフォゴ島の生まれ、 70年代後半にポルトガルに移住、 この80年作はデビュー作となります。 その後、オランダへ活動の拠点を移し、 Americo & Djaramaを結成することに。 が、それはまた別の話ということで、 1 Muchi …

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V.A. / RADIO VERDE

Radio Verde (Compiled by Arp Frique and Americo Brito) Various Artist ★Compiled by Americo Brito & Arp Frique セネガル沖の大西洋に浮かぶアフリカの島国カーボベルデのレアな80年代ディスコ&ファンクをディグった驚きのコンピが名門ラッシュアワー傘 …

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MAYRA ANDRADE / MANGA

  カボヴェルデ出身の両親のもと、キューバで生まれ、セネガル、アンゴラ、ドイツ、カボ・ヴェルデと絶えず移り住む中、幼少の頃よりブラジル音楽に親しんだというマイラ・アンドラージ、アフリカ音楽とポルトガル音楽、ブラジル音楽などが程よく混ざったユニークな音楽性を聴かせます。06年デビューで、こちら5作目の2019年作となります。相変わらず、キュートだし、 …

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ANA FIRMINO ‎/ CARTA DE NHA CRETCHEU

  カボ・ヴェルデ、サル島で1953年に生まれたという アナ・フィリミーノ、1989年のデビュー作。 20代後半から、カボ・ヴェルデとリスボンで歌い、 映画やTVにも出演しているそう。 本作を含め3作のアルバムをリリース。 この作でも島のセレナーデ、モルナを中心に、 飾らない、涼しげな歌を披露しています。 カヴァキーニョやギター、そして、 エレキ・ …

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NANCY VIEIRA / MANHA FLORIDA

すみません!見逃していました。1975年ギネア・ビサウ生まれのカボ・ヴェルデ系女性歌手による去年の作ですね、歌のうまさでは今、カボ・ヴェルデ現役随一と言うべきでしょうね。その上、余計なことはまるでしない島唄モルナの世界、こんな作品を待っていた方も多いはず。落ち着いた自然な歌い口、歌い過ぎず演じ過ぎず、サンバやボサノーヴァとかの世界を見渡しても、なかなかこうは …

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BANA / DEZ MANDAMENTOS, sodad series II

カボ・ヴェルデの重鎮、バナ(アドリアーノ・ゴンサルヴィス1932-2013 )の 1971年のオリジナルLP復刻CD。 軽快なリズムのフナーナ、コルデーラも聞こえますが、哀愁のモルナ、そしてボレロっぽい曲まで、バラード系哀愁ナンバーも丁寧に歌い綴った作。バックにはサンバ・カンソン風?ストリングスも聞こえたり豪華な作りですが、クラリネットがやっぱりイイ味だして …

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LUIS MORAIS / O INTERNATIONAL 1978

ルイス・モライス(1935-2002) テナー&アルト・サックス、クラリネットにおいて、カボヴェルデのセレナーデ、モルなやダンス音楽の子らデーラを多くはインストで演じています。島を代表する管楽器奏者 / マエストロとして、長年活躍した人でした。 1 Mimi 2 Mercone 3 Birimbau 4 Uami Uami 5 Sodade 6 Culpod …

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