アルゼンチン人ながらボサノヴァ、サンバ、ショーロなどのブラジル音楽に造詣の深いベト・カレッティーは同郷の先達アグスティン・ペレイラ・ルセーナに師事していたこともあったと云う。モントルーを始めジャズ・フェスでの評判を総なめにしてきたというベトの音楽愛が伝わってくるようなライヴ盤。シコ・ブアルキの名ミュージカル主題m-1を始め、「サウダーヂ・デ・バイーア」(ドリ …
続きを読むアルゼンチン人ながらボサノヴァ、サンバ、ショーロなどのブラジル音楽に造詣の深いベト・カレッティーは同郷の先達アグスティン・ペレイラ・ルセーナに師事していたこともあったと云う。モントルーを始めジャズ・フェスでの評判を総なめにしてきたというベトの音楽愛が伝わってくるようなライヴ盤。シコ・ブアルキの名ミュージカル主題m-1を始め、「サウダーヂ・デ・バイーア」(ドリ …
続きを読むアルゼンチン~ウルグアイ国境のラプラタ音楽シーンから、清涼なヴォイスを届けてくれる女性歌手=デマシア&バンド~ナベガンテスによるデビュー・アルバムです。カンドンベ・ジャズ/アコースティック・ミクスチュアー風のバックは、ピアノ&ウッドベースをメインに、各種パーカッション、ギター、コーラス等、最小限の編成で広がりある音を聞かせてくれます。
続きを読むアルゼンチン、いや人類の〈至宝〉とまで呼ばれる大芸術家アタウアルパ・ユパンキ(1908~92)。生前には何度か来日も果たし、日本にも多くのファンを生み出した。本作はそんなユパンキがアルゼンチンの劇場で1983年に行なったライヴを収録。亡くなる約10年前の録音だが、すでにその音楽は枯淡の境地に達していて、その気高さに圧倒されるばかり。それでもギターのインストに …
続きを読むブエノス・アイレス郊外北東部のパラナー川沿い、サラテ出身の若者によって2011年に結成。元はトリオ編成のバンド(g, g/p, contrabass) にハモンド&ts, tb, 打楽器にロンロコと多くの演奏陣を迎えて制作されたのが本作〜矢継ぎ早に繰り出されるインスト曲の数々は、フォルクローレはもとより、ルンバ・フラメンコ、クンビア、バルカなどなど。もちろん …
続きを読む骨董品屋さんの女主人とトランペット奏者の父の間で、’89年ブエノス・アイレス郊外の生まれで現在はラ・プラタ市在住。幼少の頃からヴァイオリンやトランペットの教室にも通ったり、舞台のパフォーマンスを経験、ポピュラー音楽の学校に入学した16の頃から唄い始めたそう。ギターとハーモニカを手におどけたミロンガをバーで披露したところ、レギュラーの仕事を勝ちとり …
続きを読むブエノスのパレルモ地区のインディペンデント・シーンを率いる存在となったシンガー・ソングライター/バンドネオン奏者 – トミ・レブレロ、その3度目の来日となる京都(9/21)、名古屋(9/22)、東京(9/23) ともブエノス・アイレス在住のロシア人ヴァイオリン奏者、アレックス・ムサトフとのデュオでの演奏を予定されていましたが、リハでふたりだけの演 …
続きを読む面白いですねえ、パリにもこんなグループいましたが、ブエノス・アイレスからオールド・タイミーなジャイヴ&スウィング・スタイルで各種POPソング&ボレーロほかを複数ウクレレ弾き語りで聞かせる “ウクレレ家族” 2014年の新作です。ウクレレアンサンブル&コントラバス、スティールギターによるインティメートなアンサンブルが聞きどころ!汽笛を模したパフォーマンスが痛快 …
続きを読む☆フェルナンド・カブサッキ/ザ・チャンピオン アルゼンチンの音楽シーンを代表するギタリスト、フェルナンド・カブサッキによる2014年最新アルバムが完成しました。 トレードマークとも言える美しいアンビエンスを終始一貫して維持しつつも、血肉湧き踊るロッキンなギターやこぎみよいダンス・ビート、郷愁を誘うレイドバックしたムードが得も言われぬタイミングで絶妙に交錯した …
続きを読むビーチョ・フェオ・トリオでも活動するフアン・ペドロ・ドルセ率いるアルゼンチンはラプラタのバンド、カスターニャス・デ・カフ(or カジュ)、つまりカシューナッツという名のポストロック系バンド、セカンドだそう。もともと大学都市として19世紀末に作られた都市、ラプラタをベースに活動するバンドは、やはりそれなりに何となくインテリジェンスを感じさせてくれるわけですが、 …
続きを読む1 Oro y plata 2 Ay de mí 3 Flor de cardo 4 Gota de lluvia 5 Pampa luna 6 Pluma de nido 7 Tu nombre 8 Milonga triste 9 De barro 10 Romance de barrio 11 Torrente 12 Responso *デジパックジャ …
続きを読むアルゼンチン・ロック 界の重鎮=レオン・ヒエコの2005年新作です。スライド・ギターやフィドルの入ったフォーク~カントリー・テイスト、ハワイアンやクンビア、アイリッシュやタンゴなどの様々なテイストを、若手ミクスチャー・バンドとは一味違うべテランならではの重厚な味わいのロックとして、演じています。
続きを読むアルゼンチンを代表するヒップホップデュオ、イリャ・クリャッキの片割れ、エマヌエルの初ソロアルバム2003年作。メロウ、そしてポップなソウル感覚が光るファンク・ロックを展開。フェルナンド・サマレアも参加しています。
続きを読む来日ツアーもあった“エクスペリメンタル・ポップ”系女性シンガー = フローレンシア・ルイスが、スカを基盤にロック・エン・エスパニョールの大御所として人気を博したロス・ファブロソス・カディシャクスの元ベーシスト =アリエル・ミニマルのデュオ作が登場!男女デュオならではの和気藹々としたムードに、アリエルのヴェテランならではの落ち着いたアレンジが施され、加えて様々 …
続きを読む1980年代から90年代にかけて活動した「アルゼンチンのティアーズ・フォー・フィアーズ」?こと、SODA STEREOの1990年アルバム。ニューウェイヴ以降の「ラテンロックにおけるもっとも影響力の大きかったアルバム」だそうです。爽やかな80’Sロックサウンドです。
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