こちらでは、ブラジル以外のメキシコを含む南米大陸の音楽を扱っています。

MOSALINI Y QUATUOR BENAIM INTERPRETAN BEYTELMANN / CLASICO Y MODERNO

  ピアソラの後継者と目されるバンドネオン奏者モサリーニ&五重奏団~ピアソラ楽団にも在籍したピアニスト=グスタボ・ペイテルマンを指揮/アレンジャーに迎えた作です。ピアソラの流れを汲むタンゴをさらに洗練させたような出来、との由。

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MELINGO / TANGOS BAJOS

ま、ないものねだりと言われてしまえばそれまでですが、何より、モダーンなタンゴの少々面白くない面というか、ものたりない感じの由縁、それは上品なこと…。ブエノスアイレスという港町の娼館や酒場でヤクザな連中が生み出したとされるタンゴですが、近年のタンゴのどこを聞いてみても、そんなヤクザな雰囲気は伝わって来ません。が、このメリンゴという男性歌手、かなりイ …

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LAS RUBIAS DEL NORTE / ZIGUALA

“北からやってきたブロンド娘たち”が戻って来ました!ニューヨークはブルックリンにて03年に結成された女声フィーチュアーの非スパニッシュ系ユニッ ト=ラス・ルビアス・デル・ノルテ、いにしえの時代のルンバをはじめ、クンビアやランチェーラ、ペルー産ワルツなど、中南米に息づく様々な大衆音楽をセピ アなムードで演奏し楽しませてくれましたがが、この2010年発表のサード …

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AY JUANITA / ARBOLITO MI CASA

叙情的で絹のような感触の唄声の女性S.S.W.でピアノの弾き唄いからギターにフォルクローレ・リズムを体得したパーカッションもこなすヘアニンネ・マルティン、同じく新世代フォルクロリコなグループ – カスターニャス・デ・カフーでも演奏しているコントラバス奏者のファクンド・コディーノ、ラ・ボンバ・デ・ティエンポやルスベールで中核を成す打楽器奏者のディエ …

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TRIO LOS PANCHOS / LO MEJOR

ビルヒニア・ロペスでギタートリオ・ボレーロに目覚めた方にまずオススメしましょう。メキシコ人のアルフレッド・ヒル と、チューチョ・ナバロ、プエルトリコ出身のエルナンド・アビレス によって、1944年に結成されたヴォーカル&ギタートリオ〜その後、70年代まで、セカンド・ヴォイス&ギターのチューチョ・ナバロを軸にメンバーの交代や帰還を繰り返しながら存続した草分け的 …

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LOS DUENDES DEL MAYAB

メキシコのギター&ヴォーカル・トリオ、70年代初めから、活動をはじめ、人気を得た後には、メキシコシティのホテル・プラド専属で歌って来たそう。柔らかというか、爽やかに聞こえるコーラスが、得難いかも知れません。 *特に問題のない中古盤にて在庫あります。¥1500

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CHINA CRUEL

ピアノ、コンポーザーであるベロニカ・ベルリーニ率いるタンゴ・コンテンポ、チナ・クルエル。ボーカリストのビビアナ・スカルラッサが華麗に歌います。ラストの曲はタンゴとカンドンベの融合の楽曲が異色、ゲストはウーゴ・ファットルーソの盟友ベーシストダニエル・マサ。可愛い缶ケースジャケットにも注目。 ▽参考

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VIRGINIA LOPEZ / LA VOZ DE LA TERNURA

★ビルヒニア・ロペス『プエルト・リコのボレーロ姫』 ▽特典CDR付! ★女性ボレーロ決定盤ですね、もちろん選曲音質申し分ナシ!ギタートリオをバックに歌い綴る名曲の数々、そしてシルキーなオーケストレーションに活きるエレガンスな名唱!〜その柔らかな歌い口を飾るほんのりとした哀愁ビブラート、もう、たまりません。チャーミングこの上ない発声ながら、それでいて深い情感を …

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MATIAS MARCIPAR, MAURICIO BERNAL / DE PALACIOS A MOISESVILLE

マリンバ奏者マウリシオ・ベルナルとクラリネット奏者マティアス・マルシパとによる珍しいデュオ。マリンバのミニマル/アンビエント感と、クラリネット独 特の哀愁がまたなんともアルゼンチンらしいオリジナルな作品に仕上がってます。ふたりともフォルクローレからジャズまで数々の録音に携わった手練れのようです。ユダヤ系が多いアルゼンチンだからかクレズマーの系譜といっても良い …

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VECINA / FOTO DE UN BUEN DIA

ベネズエラの弦楽器クアトロを弾き歌う女性ヴォーカリスト、ラウラ・レデスマと、ウクレレやカホン、マラカスを操るマリアネラ・クッサーニのふたりがフロントに立つグループ、ベシナ。伝統楽器もフィーチャーしながらもパーソナルな感覚がにじむSSW女性デュオということになるんでしょうか?〜淡々と歌い、淡々と生きてるんでしょうねえ、自然さ、欲のなさ、どこか漂白されたエゴが爽 …

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