マドリード出身のアーティスト、エル・チンチージャことルイス・ミゲル・サンチェス・チンチージャの2014年の4作目。フラメンコ/ルンバとポップ・ロックのフュージョンで、ベタにロックンロールな味付けを加えたものから、けっこう本格的にフラメンコしているナンバーまで、すかしたところのない肉食濃厚系な感じです。ゲスト歌手にヌエボ・フラメンコ系人気グループ、ラ・バルベリ …
続きを読むマドリード出身のアーティスト、エル・チンチージャことルイス・ミゲル・サンチェス・チンチージャの2014年の4作目。フラメンコ/ルンバとポップ・ロックのフュージョンで、ベタにロックンロールな味付けを加えたものから、けっこう本格的にフラメンコしているナンバーまで、すかしたところのない肉食濃厚系な感じです。ゲスト歌手にヌエボ・フラメンコ系人気グループ、ラ・バルベリ …
続きを読むヨーロッパ在住のダニエル・アルマダとマルティン・イアンナコーネにより02年に結成されたタンゴ+エレクトロニカ・ユニット、タンゴ・クラッシュの2012年作。曲はいずれも2人のオリジナルで、トランペットやサックスを加え、エレクトリック・マイルス的な展開を示す3曲目などやウェザー・リポートを想起させる9曲目をはじめ、よりジャズ/クロスオーヴァー的な側面が押し出され …
続きを読む仏モンペリエ生まれでカタルーニャにも関係が深いアーティスト、パスカル・コムラードやカタルーニャのDJで伝統音楽とエレクトロニックの融合を試みるラフ・ドゥマスらが参加したユニークなコンピレーション。特に日本でも人気の高いパスカル・コムラードの80年代の実験音楽期が聴けるのは珍しいでしょう。コラボしてるのはフライング・リザーズ(!)のデビッド・カニンガンム、バル …
続きを読む太鼓とコーラスの女性3人組のユニット、イエルバカーナの2NDは秀作多々のアルゼンチン現代フォルクローレのシーンでも、ひときわ眩い大傑作を届けてくれました。 ”Canto y Percusi n”がコンセプトのもと01年にラプラタ州で結成。アナ・アルケッティ、マリア・ベルガモスキ、ナタリア・バレラ・オリドの麗しきボーカル&パーカッションの3人組。その使われる太 …
続きを読むブラジルのノルデスチ(北東部)音楽を主武器に、ロックやブルース、ジャズ、ファンクなどを掛け合わせたブルックリンを拠点とするユニークなバンド、マトゥトによる2009年のデビュー作です(本作は11年のドイツ盤)。仕掛け人は、打楽器奏者シロ・パチスタのもとでブラジルのリズムを身につけたギタリストのクレイ・ロスと、こちらもやはりシロ・バチスタとの共演歴を持つ、リラ・ …
続きを読むアゼルバイジャン〜マブレブ〜アンダルシアにまたがるすべての様式におけるリュート(ウード)のマスター、マルク・ルーピュイトがBuda Musique のコレクション”Musique du Monde”に録音した9枚のアルバムから、24 曲をセレクトした2CD ダブルベスト盤。詳細解説(英語仏語)はCD1にPDFとして収録されています。( …
続きを読むステファニー・コンスタンタン原作・脚色・主演のスペクタクル『海の子ミア』のサウンドトラックアルバム。10 歳の少女ミアが自由を許してくれない両親に反抗して出発する(想像の)海への冒険の旅。繊細でカラフルな(子供向け)ファンタジーで、音楽はオルデン(HOLDEN)のアルメル・ピオリーヌ。フォーキーで音符多めで優しいアルメルの歌&音楽。絵本づくりのディジブック装 …
続きを読む1986 年ナントで結成されたロックンロールバンド。1989 年、アイルランド人ピーター・マレイのレーベルoff the track が発掘した二大バンドのひとつ(もうひとつはレ・ネグレズ・ヴェルト)。90 年発表のプラチナ・ディスク・アルバム『30CM』。なぜこれがマノ・ネグラをはるかに凌ぐ人気があったのか、いつかゆっくりおじさんが説明してあげましょう。 …
続きを読むブルターニュ/フェスト・ノズ。シュールなジャケ。ヴァイオリンとギターがやたらプログレ展開の、超絶アコースティック・フェスト・ノーズ・インスト4人組スポンテュスの新アルバム。(エクスポーター資料から) トラックリスト 1.MARIUS 2. LES VACANCES DE MR JOE #1 3. J’AVAIS PAS DIX ANS 4. LE …
続きを読むある種21 世紀のクリスチアン・ヴァンデールみたいな勢いがついてしまったドラマー、フランク・ヴァイヤンのユニット「ベンジン」の新アルバム(5 枚目)です。メンバー:Guillaume Orti (as),Antonin Rayon (hammond, kbd), Julien Desprez (g), Antonin Tri Hoang (as, cl), …
続きを読む19 世紀後半から20 世紀前半にかけて演奏されていた組曲形式のエジプト伝統音楽「ワスラ」を、ウード奏者タレル・アブダラーとレク奏者のアデル・シャムス・エル・ディンの二重奏で。(エクスポーター資料から) トラックリスト I WASLA BAYYATI 1. NI SAMA NI QADIM 2. WASLA 3. PRELUDE SHAMS 4. TAQAS …
続きを読むケ・ブランリー博物館でこの10 月から来年2月まで開催されるマヤ文明特別展のためのオフィシャルプロダクト。1960 年代末から70 年代初頭にかけてフランソワ・ジューファとセルジュ・ロテルマンがメキシコとグアテマラで録音したマヤ文明末裔たちの音楽とダンス。28 ページブックレット。(既発FA5252 “LES AMERINDIENS” …
続きを読む英“fROOTS”誌2014年批評家投票リイシュー&コンピレイション・オヴ・ジ・イヤー選出!トピック・レコード75周年記念盤 一流の歌手たちで味わう「名曲」の数々!! 1939年に世界で最初のインディペンデント・レーベルとして産声を上げたトピック・レコード。これまで多くの名盤をリリースし、英国を代表するフォーク・ミュージック・レーベルとして絶大な信頼を得てい …
続きを読む英国最高のDJがコンパイルした新旧のサイケデリックなインド音楽集 人気編集盤『サイケデリック・ボリウッド』や『サイケデリック・カンボディア』(ともにライス)に続く第3弾が登場した。今回はボリウッドに限定しないサイケデリックなインド音楽集。しかも往年のファズ・ギターやチープなオルガンを使用した楽曲だけでなく、インディアン・スライドギターの巨匠やインド風味ジャム …
続きを読む過日、フランス制作のドキュメンタリー映画で自ら演じたマリのヴェテラン=ギター弾き語りのブバカール・トラオレのベスト/1989~現在までの代表作が収められた。60年代のデビュー以来、永らくマリで歌い続けて来たアフリカン・ブルースのパイオニアによる円熟の境地! 輸入盤日本語解説付(田中勝則) 1 Bebe Bo Nadero 4:29 2 Kar Kar Mad …
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