近年紛争の続いているウクライナの現在を反映した、ラディカルなミュージシャンの音源を集めたのがこちらのコンピレーション・アルバム。首都キエフを中心としたアンダーグラウンドな音楽シーンや、ドイツやアメリカのウクライナ移民のアーティスト達によるルーツ復古の動きを象徴する16組を収録している。コンパイラーはDJ/ミュージシャンのユーリ・グルズフィー。伝統声楽からヒッ …
続きを読む近年紛争の続いているウクライナの現在を反映した、ラディカルなミュージシャンの音源を集めたのがこちらのコンピレーション・アルバム。首都キエフを中心としたアンダーグラウンドな音楽シーンや、ドイツやアメリカのウクライナ移民のアーティスト達によるルーツ復古の動きを象徴する16組を収録している。コンパイラーはDJ/ミュージシャンのユーリ・グルズフィー。伝統声楽からヒッ …
続きを読むフランス、大所帯アフロビート・バンド、2014年作 “Democracy” に続くセカンドアルバム! ニューオーリンズ・スタイルのブラスバンド+アフロビート?チューバが効いてますね!分厚い多勢ブラスと、フットワークのいいヨルバ系リズム陣、アジテートするヴォーカルが魅力!
続きを読む全然情報がない(ネット上でもない)。女性リードヴォーカル+男2人の仏ソフト・ロック/サイケ・ポップ・トリオです。西海岸風コーラスハーモニーとシタールやらテープ逆回転やらあの時代のサイケ仕掛けつきの流麗ポップ。アルバム末に収められた3曲(2曲と1別ヴァージョン)が、当時のゲンズブールの編曲家のひとりで、1967 年の前衛電子音楽ヒット「サイケロッ …
続きを読むスコットランドのハイランド・パイプ音楽CEOL MOR に、ブルターニュのコルヌミューズ第一人者パトリック・モラールが本歌取り。17-18世紀の大セルティック音楽へのオマージュです。PATRICK MOLARD (指揮、バグパイプ)、JACKY MOLARD (編曲 violin), HELENELABARRIERE (c.bas …
続きを読むベルギー発のエチオ・ファンク~ジャズ・バンドの決定版。 ●DJやエスノ・ジャズのファンたちから、近年熱い視線を浴びるエチオ・ジャズ。その創始者、ムラトゥ・アスタトゥケのアナログは高額で取引され、復刻アルバムも多く発売されていますし、新作も発表されると話題になるほどです。その人気から、エチオ・ジャズを標榜する欧米のグループも多く出現しています。 ●今回ご紹介す …
続きを読むルカン・ジャグラン=”哀しみの鮫” というようなグループ名、マリオン・ブルネット女声ヴォーカル率いる4Pガールズ・サーフROCKグループだそう。一発録りで醸し出すニューウェイヴ風サーフサウンドにアンニュイなヴォイスが乗ってきます。「耳に深く残るヘタさが印象的」というのはさサプライヤーさんの感想!ハハハ、
続きを読む1959年アルゼンチン生まれのピアニスト&作曲編曲家〜80年代からはパリに活動の拠点を移し、93年に ONBU を結成(ミニノ・ガライも在籍)〜2010年にデビュー作、こちらがサード・アルバムとなる新作。ギター、バンドネオンx2、コントラバス&ドラムスx2そして女声ヴォーカルという編成で、移民/難民= “INMIGRA …
続きを読むマレイシアでは60年代を中心にヒットしたグループ・サウンズの事を“ポップ・イェイェ”と呼ばれていたようで、ここではそんなかつて人気を博したイェイェ系のアーティストたちを集めた同窓会コンサートを収録しています。途中に長いMCが入ったりと、内容は結構グダグダですが、生々しさはハンパありません。
続きを読むテカ・カラザンス&フィリップ・ルサージュ監修選曲解説の南北アメリカのアコーディオン集3CD。何と言っても、まずブラジリアン・アコーディオンのCD1、シキーニョ・ド・アコルジオンがいっぱい聴けるところ、ナイスですね。このシキーニョ収録が本3CDのキモと言っていいでしょう(今、CDでは他で聴けなかったんじゃないでしょうか?)。元アコ奏者だったジョアン・ドナートも …
続きを読むマレイシアから注目の女性歌手が登場。ナナ・シェーメはサラワク州クチン出身で間もなく21歳を迎える若手女性歌手。イスラミックな装いから伝統歌謡系の歌手かと思いきや、バリバリのポップ・シンガーでした。ただ一昔前のマレイ・ポップのような哀愁感は全く感じず、カラっとした歌声で今時のアジアン・ポップス・スタイルを …
続きを読むメキシコ、カリブに面したウァステコ地方(べラクスルス州)のミクスチュアー民謡(スペインとキューバンとインディオ音楽)「シェリート・リンド」で有名な “ソン・ウァステコ” におけるヴァイオリン演奏に焦点を当てたCDです(タイトル部分の lost というのが何を意味するのかは不明、今もってソン・ウァステコではヴァイオリンが奏でられていますから)。1969年から7 …
続きを読む1960年代SOUL JAZZのパイオニアの一人、レス・マッキャン(ピアノ)トリオ、1961年7月 パリ左岸のクラブ・カメレオンでのライヴ録音発掘!これがイイ、貴兄の知っているソウルJAZZとはひと味もふた味も違う、かも!? CD1 : A LITTLE 3/4 TIME FOR GOD & CO • VACUSHNA • I AM LOVE • E …
続きを読むドック・レゲエことブルーノ・ブルム監修選曲解説のニューオーリンズR&B〜ニューオーリンズSOULへ至る道〜集3CDということで。32ページブックレット(仏英語)!〜この内容とヴォリュームはなかなかのものです。じっくり聞くも良し、小さい音で流しておくだけでもOK〜ミシシッピを遡った内陸のソウルシティ、メンフィスとの違いは奈辺にあるのか?カリブに流れ込む河口の街 …
続きを読む1983年にリリースされた幻のMPB作品がこの度Kuarupから復刻。テルマ・コスタ(1953~1989)は短命ながらも当時人気を博したMPBの女性歌手です。本作はドリ・カイーミがプロデュースを担当し、ジョアン・ボスコやイヴァン・リンス、カエターノ・ヴェローゾ、ミルトン・ナシメント、トニーニョ・オルタ、トム・ジョビンらのスローナンバーを繊細なボサテイスト漂う …
続きを読む1998年、アルジェリアの生まれ故郷近くで、イスラム原理主義組織に襲われ、日頃から身の危険を感じ愛車に隠し持っていた二丁のマシンガンの、すべての弾を使い切り亡くなっていたというルーネス・マトゥーブ、壮絶ですね…。死後20年を経るに近い現在でもアルジェリアはもとより、フランスで暮らすカビールの人々からも絶大な支持を受け敬愛され続けているというアルジ …
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