アルゼンチンのグスタボ・コルデラは1961年生まれ、ベルスイート・ベルガラバトというアルゼンチンのロックバンドのヴォーカルであり、アンドレス・カラマロやクアルテート(クンビアの亜流)の帝王、ラ・モナ・ヒメネスとも共演しています。今作はソロ作2作目、クンビアのリズムを基本にダビィーな指向&こなれたポップセンスを見せつけます。あるいは、カンドンベやムルガといった …
続きを読むアルゼンチンのグスタボ・コルデラは1961年生まれ、ベルスイート・ベルガラバトというアルゼンチンのロックバンドのヴォーカルであり、アンドレス・カラマロやクアルテート(クンビアの亜流)の帝王、ラ・モナ・ヒメネスとも共演しています。今作はソロ作2作目、クンビアのリズムを基本にダビィーな指向&こなれたポップセンスを見せつけます。あるいは、カンドンベやムルガといった …
続きを読むペルー、アヤクーチョ出身のアンデス系フォルクローレ・ギタリストの最高峰の一人、ラウル・ガルシア・サラテが、ソロでの活動と並行して兄弟でおこなっていたデュオ・グループ、ドゥオ・エルマーノス・ガルシア・サラテの1968年発売のアルバムのストレイト・リイシュー盤です。ラウル・ガルシア・サラテの(たぶん)お兄さんネリ・ガルシア・サラテがリード・ヴォーカルをとり、ラウ …
続きを読む国内盤も発売され、話題を呼んだペルーはリマのクリオージョ音楽の生き証人たち集めて録音した『ラ・グラン・レウニオン:ロス・グアルディアネス・デ・ラ・ムシカ・クリオーヤ』。リマの各バリオ(下町)の名手たちにスポットをあてた録音は、クリオージョ歌謡のルーツとなるコアな演奏と歌唱をたっぷりと味わえるアルバムでした。本作は、その『ラ・グラン・レウニオン』のヒットにあや …
続きを読む唄にギター、作曲に打ち込みもこなすアンドレス・ゴンサレス・ミンガロとピアノなどを担当するフェデリコ・ゴンサレス・ミンガロの兄弟に、ブエノス・アイレス郊外タンディル市出身の女性シンガー/ギターのセシリア・ガルシア・レイドを加えたのがナマエスの基本編成。男女のヴォーカル・ハーモニーに絶妙な風合いを醸し出すコントラバスやフォルクローレのリズムを紡ぐパーカッション、 …
続きを読むこれはまたまたアルゼンチンから、新たな才能が届きました。ホルヘ・ドレクスレル、リサンドロ・アリスティムーニョ、ルシオ・マンテルの系譜のアルゼンチン/ウルグアイのコンテンポラリー・シンガーソングライター兼ピアニストギタリスト、フリアン・モーリンの初ソロ作品。総じてアコースティック・ギターと甘い歌声が印象的なアルバムですが、リズムはカンドンベを取り入れたり、ボン …
続きを読むペルーのチーチャ/クンビア系バンド、Baretoの2012年作!チーチャ/クンビアにレゲエやスカ、ダブ、その他ラテンなリズムを織り交ぜたスタイルはあいかわらずですが、前作までより若干おしゃれめ(?)な感じに仕上がってます。独特のゆるーい疑似サーフ・ギターに山岳系ホーン、いなたいリズムをペルー新世代の若い感覚でミクスチャーする姿はバルセロナ・ミクスチャー、RA …
続きを読むプエンテ・セレステのヴォーカル、エドガルド・カルドーソのソロ作。フアン・キンテーロとの共作以来の個人名義でです。アルゼンチンのここ数年の重要作にちょくちょく顔を出している彼だけに、周囲の信頼や安定感が違いますね。その辺が読み取れる作でもあります。南米SSWギター弾き語り~高域のソフトヴォイスと繊細なギター演奏で、コンテンポラリー・フォルクローレのセンティミエ …
続きを読むアフロ・ペルー音楽のエッセンスをたっぷり凝縮した2枚組のコンピ、42曲たっぷり聴けて、踊れて、最高にご機嫌な一枚ですね。~NICOMEDES SANTA CRUZ /ARTURO ZAMBO CAVERO/ OSCAR AVILES /ABERALDO VASQUEZ/ LUCIRA CAMPOS/ EVA AYLLON/HNOS SANTA CRUZなどペ …
続きを読むアルゼンチン~20代の若きミュージシャン達が集い、先達の名曲を演奏するというインストゥルメンタル音楽を基調としたグループ、エンサンブレ・チャンチョ・ア・クエルダの新作です!7人から8人編成になってディエゴ・スキッシやジスモンチ、シコ・ブアルキをインプロ&独特なアレンジで演奏したライヴ録音!
続きを読むアフリカのレア・グルーヴ系音楽を中心に紹介してきたドイツのレーベル、アナログ・アフリカが、通算12作めとなる新作を発表~で、今回のテーマはずばりコロンビア音楽。アフリカ大陸からの影響を色濃く感じさせてくれる音楽クンビアをはじめ、70年代の西アフリカでムーヴメントとなっていたアフロビート、アフロファンクをコロンビア風にアレンジしたダンス音楽などを、2枚組という …
続きを読むペルーの若い世代による、ミクスチャー・ペルビアン・ブラス・ファンク??コレクティボ・シルコ・バンドは9人組のペルー新世代。自国のチーチャ、ウアイノ、フォルクローレも血と肌に染みついているパーティ・サウンドをひっさげて登場!ペルーのウアイノとRADIOCHAMGO系の絶妙なミクスチャー・サウンド。ペルーの山岳ブラス、フォルクローレの祝祭性をものにしながらレゲエ …
続きを読む手を替え品を替え、毎年のようにリリースされるマレイの歌姫~マレイシア音楽史上最高の女性歌手、サローマのEMI音源ベストですが、やっぱり思い出深いのは、1991年に初めてマレイシアEMIがリリースした2枚シリーズのベストCDじゃないかと思います。その2枚別々にリリースされていたCDを1セットにして再発売したのがこの2枚組~60年代作品を中心に、全盛期録音44曲 …
続きを読むブルターニュ半島の西の端フィニステールの22 歳オリアンヌ・マルシリー、またの名をレディライク・リリー。エミリー・ジェーン・ホワイト、エミリー・ロワゾー、エミリー・シモン直系の夢幻フォーク派。2010 年からブールジュの春、トランスミュージカル、ヴィエイユ・シャリューなどの大フェスティヴァルで注目され、何枚かのEP に続いてのフル/デビューアルバムです。全曲 …
続きを読む前世紀半ばからメキシコでドラマー&作曲編曲家として活躍したティノ・コントレラスの50~60年代音源を欧州のレーベル=JAZZMAN が複刻したベスト盤!ハード・バップ風のラテン・ジャズからエキゾ&モンドなオブスキュアー・ナンバー、あるいはNY風マンボ・スタイルまでこなす楽団を率いての作品集。メキシコでJAZZもしくはラテンを演じることの、微妙な立ち位置を反映 …
続きを読む都市国家シンガポールで活躍するマレイ系の歌手/バンドをコンパイルした14曲入りCDと、その中から8組のアーティストのプロモ映像を収録したVCDのセットです!アジア~アラブ的な歌謡からヒップホップまで、あまり知られていないディック・リー以降のシンガポールPOPシーンのありようも教えてくれる~貴重なリリースと言えるでしょうか。
続きを読む