ベルギーのニーナ・シモン?とか、ポーティスヘッドとか? メラニー・デ・ビアシオ、7年振りとなる2ndアルバムだそう。名門ブリュッセル王立音楽院を経て、ジャズ、ブルースの世界へ。が、才女らしくもない、この夜の底から聞こえてくるような声、その暗さはちょっとしたものかも。
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続きを読むジャマイカのルータン・ファイア、2014年アルバム 〜the Rastafari movement Bobo Shanti のメンバーであり、今もって続くラスタ・カルチャー系ムーブメントの中でも、根強い人気を保ち支持されるアーティストです。 1 Penance 2 Defend The Throne 3 See To It 4 Cyaaan Do We No …
続きを読むシン・シサモット(1932-1976)と言えば1950年代から70年代半ばまで、黎明期カンボジア歌謡のパイオニアとして活躍した男性歌手にして作曲家、未だにカンボジア・ポピュラー音楽の礎、方向性を決した人物として懐古されること多々、”King of Khmer music” として忘れることのできない人物です。残念ながら1976年、ポル …
続きを読むマレイシアの女性歌手シティ・ヌールハリザと一瞬間違えそうですが、こちらはフィリピン出身のボサ・ノーヴァ女性歌手のシッティ。2006年に発表したデビュー作『Cafe Bossa』が国境を越え、東南アジアで広くヒットを記録。以後コンスタントにアルバムを発表してきた彼女の2014年最新作がこちら。今作よりユニヴァーサル系のMCAに移籍し心機一転、よりお洒落でジャジ …
続きを読むヨーロッパの辺境国アルバニアのブラスバンド。アルバニアはイタリアと海を挟んで対面の国ですが、かつてはオスマン帝国の領土だったため、音楽的にはほぼトルコのジプシー音楽。 (試聴できます) http://www.cduniverse.com/productinfo.asp?pid=7606284
続きを読む旧ユーゴスラビアのカルト系ロックバンドHAUSTORの中心人物で俳優、詩人としても活躍するクロアチア人ダルコ・ルンデクが、移住先のパリで結成したバンド、カルゴ・オルケスターの2004年初アルバム。ブラス、バイオリン、ギターを中心としたシャンソン系のサウンドに独特のダミ声。バルカンのトム・ウェイツとでも言いましょうか。 (大半の曲を試聴できます) http:/ …
続きを読む2002年にスリランカのシンハラ系コミュニティーで、フランス人学者によってフィールド録音された伝統世俗音楽集。演奏しているのは伝統音楽家Harold Madapatha Rodrigo。弓奏楽器とアフガンルバーブに似た鈍い音の撥弦楽器がインドとは異なる東南アジア的なゆるい旋律を弾き、拍の頭に「チン、チン」と鉦が鳴らされる。同じ仏教国であるミャンマーの仏教音楽 …
続きを読むアルジェリア系、1975年パリ郊外生まれ、2004年デビュー、この2012年作が4作目となります。その郊外訛りのフランス語で歌うメッセージ・ソング、プロテスト・ソングは郊外の持たざる若者達に大きな支持を受けているそうです。そうと知って聞くと、確かに伝わって来るものがあります。そうと知らないで聞いても、ただのシャンソンじゃないことはわかります。
続きを読む1970年代からプロとして活動し、ケパ・フンケラやチーフタンズらと共演を果たしてきたポルトガルのカバキーキョ&マンドリン奏者ジュリオ・ペレイラの1981年インスト作品が再発されました。カバキーキョを中心に、一人多重録音したギターやガイタ(バグパイプ)、ヴィオラ奏者を加え、ポルトガル各地のフォルクローレに挑んでいます。>こちらで試聴可!?
続きを読む90年代から何度か来日もして、日本国内でもフィリピンを代表する才女、伝統継承派のタガログ語SSWとして知られているミンダナオ島生まれ、グレース・ノノ(1966 -)ですが、2010年にこんなCDを出していたとは知りませんでした(通りすがりのKさんご教示いただきました)。その特徴的な歌い口がプログレファンに絶賛されたり、エンヤ風エレクトロ路線な静謐路線のアルバ …
続きを読むソーリマン・アーネスト・ロージー/シエラレオーネを代表するパームワインギターの名手、1960~69年ヒット集CDです。ユーモアあるカリプソ風の歌い口も、そのシンプルかつ、まろやかなギターも最高ですね!エレキもアコースティックもそれぞれに 聞きごたえあります。小編成バックのつく曲もあり、それもまたノンビリしたムードが、OKですね (…LPで聞けた10曲に、おそ …
続きを読む1974年作です。International Brothers Band 改め、Inter-Reformers Band と名乗ってからの3作目〜(ナイジェリアのマイク・ブルームフィールド、と呼ばれていた憶えはありませんが)ややoff になっていますが、その天才ギタリストぶり、既に80年代JUJUを予感させるようなリズムパターン&ハーモニーにおいて、遺憾な …
続きを読むご年配の方、懐かしいんじゃないでしょうか、このジャケ!?(ワタシも懐かしく思います)。ナイジェリアンJUJUの天才ギタリスト、エベネザー・オベイの1960年代作品集!〜オベイの場合、LPのジャケそのままのオリジナルCD復刻が嬉しいところですが、未だヨルバなハイライフ風味を漂わせた1967年のEP“OLOMI GBO TEMI” ほか、70年代JUJUの前哨戦 …
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