素晴らしいの一言です!ナジワ・カランの2006年作です。今も昔もアラブ歌謡界は歌の上手い女性歌手の宝庫ですが、06年現在、当店が一推しするのは、なんと言ってもこのナジワ・カラン!その歌い口の瑞々しさ、ダントツの艶やかさ、是非お試しあれ。(ナワールやサミラ・サイードもOKですが…)伝統路線中心、流行のトランス風味付けは抑え目に、正統派歌謡アルバム …
続きを読む素晴らしいの一言です!ナジワ・カランの2006年作です。今も昔もアラブ歌謡界は歌の上手い女性歌手の宝庫ですが、06年現在、当店が一推しするのは、なんと言ってもこのナジワ・カラン!その歌い口の瑞々しさ、ダントツの艶やかさ、是非お試しあれ。(ナワールやサミラ・サイードもOKですが…)伝統路線中心、流行のトランス風味付けは抑え目に、正統派歌謡アルバム …
続きを読むファウジ・アル=エディはフランスを拠点にするイラク人音楽家。これまで10枚以上のアルバムをリリースし、ヨーロッパを中心に活動してきました。そんなファウジの2012年作は、テュニジアのジャスミン革命をきっかけにはじまった「アラブの春」にエールを送る作品。ウード、ギター、ベース、アコーディオン、ドラムズ、各種伝統パーカッションという伴奏陣で、ユーモラスな人柄が …
続きを読む★ファイルーズ / 望み オリジナル織布風ジャケ2010年プレスCD by Fayrouz Prod. Lebanon 〜再入荷です!もちろんシールド品〜経年劣化も見られず、もしかして、再プレスされたんでしょうか? びっくりです。2010年の新録~御年75歳、この秋に地元レバノンでライヴを行ったそうですが、なんと2003年の『Wara Kif』以来7年ぶりの …
続きを読むアラブ音楽を象徴する弦楽器ウードを操る熟練音楽家のひとり、レバノン出身のラビ・アブ=カリル(1957年生まれ)がとてもユニークなアルバムを発表してくれました。70年代の後半にドイツへ渡り、80年代初頭にレコード・デビューを果たした彼は、アラブ音楽と西洋音楽との接点を探る音楽をテーマとして活動して来ました。そして、本作ではドラム、サックス、アコーディオン、チ …
続きを読むトラッド専門だった英トピックから登場したワールド・ミュージック・シリーズ~中でも注目すべきは、エジプト音楽のSP音源を集めたこのアルバムでしょう。1924年にデビューしたアラブ歌謡の女王ウム・クルスームの最初期録音はともかく、その名を聞いたこともない当時の女性歌手が並んでいます。古典音楽からポピュラー音楽が誕生しようという時代の息吹をたっぷり聞 …
続きを読むこれは注目!当店でもベリーダンサー中心に人気のソーラスなど、欧米在住の中東系音楽家や欧米人中東音楽家を10組、12曲収録したプロジェクト。神秘的なスーフィー音楽からベリーダンス音楽、中世音楽まで。ありがちな厚化粧のニューエイジ音楽にならず、アコースティックな民俗楽器のみで、ディープに仕上げている所がミソでしょう。ズルナやネイ等の浮遊感ある音色が、中東ビートに …
続きを読むライのオススメCDです。アルジェリアはオラン出身~リミティの系譜を継ぐというライのヴェテラン女性歌手です。ハレドも自らのコンサートに招くほど敬愛しているそうで、本CDの表題曲は、ハレドも取り上げヒットさせたということです。しかし、砂漠を吹き抜けるようなガスバの音色&複数女性の裏声で震える叫び声が印象的な冒頭タイトル曲、迫力ありますねえ。
続きを読むアメリカ在住の中東系音楽家による汎中東&少々神秘主義入ったベリーダンス音楽ユニットsolaceのリミックスアルバムです。8組のリミキサーはシェビー・サバー以外知られざる面々ですが、原曲をさらに神秘的にアンビエントにニューエイジに、そしてトランスにリミックス成功! Vadalna: Solace Remixed Solace
続きを読む03年作「OMRY MAAK」が当店でも評判だったエジプトのアル・ジール女性歌手の01年作が再入荷。現代のアル・ジール界の中では、かなり繊細な彼女の声質を活かすためか、比較的おとなしめでアコースティックなアンサンブル中心。しっとりとしたアラブ・ポップスをお探しの人は是非。タイトルは “Why Did You Leave Her”の意。
続きを読むエジプトの若者中心に人気のアル・ジールに対して、より庶民的な泥臭さ、演歌らしさが強く、オヤジ世代に人気なのがシャービ。その第一人者ハキムの2002年作は、なんとトランス・グローバル・アンダーグラウンドとナラダ・マイケル・ウォルデンのプロデュース曲含むワールド・ワイド路線!プエルトリコ歌姫オルガ・タニョンや英語ラッパーもデュエットで参加してます!
続きを読むトルコ=民謡系/古典スタイルのハルク人気女性歌手=ギュライ嬢、セカンド・アルバム2002年作です!実に淡々と、サズほかの民俗楽器アンサンブルの中で、静謐な佇まいの歌声を聞かせてくれます。モダン・ハルクによく聞かれる、あの仰々しい低音ヴォーカルではなくて、澄み切った、しなやかなヴォーカルが気持ちイイ!落ち着いた曲想の、バラード風ナンバーばかりを、淡々と歌い綴っ …
続きを読むモントリオールをベースに活動するトルコ人新感覚スーフィー音楽家/DJメルチャン・デデの01年作。メヴレヴィー教団の旋回舞踊儀式SEMAをテーマにしたスーフィー・トライバル・アンビエントです。オーセンティックなスーフィー音楽でありながらもネイ、ケマンチャ、カーヌーンに絡むドラムンベース、ブレイクビーツが斬新です。
続きを読む当時の若手実力派~ナーラーン2003年作です。快調な打ち込み系トラックに民俗楽器をまぶして、重厚なストリングスでシメたバックもOK。ややハスキー、ほどよいコブシまわしが魅力的です。古典的なバラードでは、歌いこみ過ぎない一歩引く旨さを聞かせ、その後の活躍を予感させる出来。
続きを読むババズーラ&マッド・プロフェッサーとブルハン・オチャルの新作で大きく飛躍したイスタンブールのレーベル、ダブルムーンからコンピ第2弾。その2作からは当然ながら、既発の曲もメルジャン・デデがリミックスを施し、「サイケ・ベリーダンス・ミュージック」以降のエレクトロニカ・トリートメント・サウンドに変身!今後リリース予定のDJヤクザのユニットや人気のハレム、イルハン・ …
続きを読む世界最古のキリスト教国アルメニアから謎のアンダーグラウンド・フォーク系SSWの2002年作が届きました。隣国トルコ同様にイケイケトランスなアラベスク風の歌が中心なはずのアルメニアのポップ・シーンですが、こんな硬派な輩もいたとは…。ま、イイ顔してます。バンジョーとアコギ&ジェンベ?をバックに、男臭いフォーク・ソングが歌われてます。独特にアルメニアン …
続きを読む