トルコ音楽の良心ともされる KALAN レーベルからの新譜2CDですが、テーマは“ Kara Deniz” =つまり、黒海です。トルコ側の南アナトリアに、そして東側ではグルジアと接するトルコ黒海沿岸地方の様々な音楽コレクションです!もちろんラズの(今や、話し手の消滅も危惧されるラズ語を話す人々)音楽も収録されているし、ポンティック・グリース黒海ならではの味わ …
続きを読むトルコ音楽の良心ともされる KALAN レーベルからの新譜2CDですが、テーマは“ Kara Deniz” =つまり、黒海です。トルコ側の南アナトリアに、そして東側ではグルジアと接するトルコ黒海沿岸地方の様々な音楽コレクションです!もちろんラズの(今や、話し手の消滅も危惧されるラズ語を話す人々)音楽も収録されているし、ポンティック・グリース黒海ならではの味わ …
続きを読む1 Paris 3:07 2 Too Long 4:42 3 New Soul 3:45 4 Levater 3:24 5 Shelcha 4:38 6 Lonely 4:06 7 Far Far 4:20 8 Yashanti 3:53 9 7 Babooker 3:33 10 Lachlom 4:22 11 Toxic 4:27 12 Pachad 4: …
続きを読むトルコ / 人気ヴィジュアル系女性ポップ歌手、デメット・アカルン新作です。90年代から女優やモデルとして活動、96年にアルバム『Sebebim』で歌手デビューを果たしています。その抜群の容姿も相俟って高い人気を誇ってきた彼女が2012年に発表した作品がこちら。今のトルコ・ポップスの主流であるエレクトロニック・サウンドを中心に、曲によってはカーヌーンやタンブー …
続きを読むドーですか!? この面構え! 完全に変態ですね! モロッカン・ハイパー・ダンス・シーンに 一時代を築いた男!今はドーしているのか? 1 – Intro -0:17 2 – Ya Salha – 1:30 3 – Alache Taadini Samra – 1:15 4 – Twahac …
続きを読むレバノン~歌姫ファイルーズ2002年作、ファーストプレスが売り切れたんでしょうか?なぜか、ジャケが変わって再発です。 息子ジアド・ラバーニのプロデュースのもと、洗練されたストリングス・アンサンブル、しっとりとしたジャジーなムード、そして曲によってはプレ・ボサノーヴァ?とでも言いたくなるようなアレンジ、ラテン調の曲もあったり、ヴァラエティに富んだ演奏で、女王の …
続きを読む本格派ハルク女性歌手の、たぶんデビュー作でしょう。95年に音楽学校声楽科を卒業した後、例によって、アンカラ・ラジオで歌っていたようですが、イイ声しています。恨めしそうな顔していますが…、タイトルは恨めしそうなイイ声です。アコースティック感重視ながら、サズ&ネイ、タールのハルク系バックにギターやカヌーン、ピアノ、ブラシドラムなんかも効果的に使ったバ …
続きを読むカラン・レーベルが送り出したクルド系フォーク・ロック・ユニット、バジャールの08年デビュー作以来のセカンド・アルバムとなります。イスタンブールでクルド系バンドとしてクルド語で歌うことは、どういうことなのか、おぼろげに想像できるわけですが、そんな中、メッセージ性の強いプロテスト・ソングを歌っているという彼等、実際聴いた印象以上にハードな状況を強いられていること …
続きを読む嬉しいですね、ダフマーン・エル・ハラシの「ヤー・ラヤー」〜欧州盤CDでは永らく聴けなかった名曲中の名曲です。ほか、シャアビの父、御大エル・アンカもきちんとおさえていますね。ユダヤ系のシャアビ歌手として人気の高っかったシェイク・ゼクリやリリ・ラバッシ、レネ・ペレス、映画『エル・グスト』でもフィーチュアーされていた大ヴェテラン、アブデルカデール・シェルシャムやア …
続きを読む19世紀後半から20世紀初頭にかけてのアラブ文化ルネッサンス運動 “アル・ナハダ” の風潮の中で、“ターラブの王者”としてその名を馳せたアブドゥル・ハイ・ヒルミ(1857−1912)の歴史的SP録音を収めた4CD45トラック&ブックレットです!(で、ここで言う “ターラブ” とはアラブ世界における音楽的恍惚とか興奮を指す言葉、転じて音楽的行為そのものを意味 …
続きを読むモロッコの黒人系呪術音楽(もしくは大道の角付けソング)グナワを とことん聞かせてくれるアルバムです。オーセンティックですよ! 1 Baba Mimoun (Father Mimoun) 6:15 2 Ben Kini (Son of Kini) 6:38 3 Jilali Boualam 4:37 4 Sentir solo 7:47 5 Bawab Gna …
続きを読むイスタンブール新市街の裏通りを歩いていると、ある建物の入り口にサズを弾くオヤジのポスターが貼られていた。民謡酒場のアーシュクか? 一緒にいたババズーラのムラットに聞くと「彼はサズを弾きながら同時にドラムやパーカッションを鳴らすんだ。是非見に行ったほうがイイ」と言われ、メーデーで街が荒れる中、民謡酒場で見てきました。一言演奏が凄すぎ!サズを弾いているうちに自 …
続きを読むマトゥーブ / バルベス・メイドのオリジナル・アルバム複刻CDです。ちょっと制作年がわからなかったのですが、おそらく90年代に入ってからだと思います。マンドーラ弾き語りに簡易な打楽器がつくだけの内容ですが、シブイですねえ。シンプルかつストイックなその弾き語りスタイル、一つの到達点だったと思います。充実しています。
続きを読むイスタンブールで活躍するジプシーのクラリネット・マエストロ、セリム・セスレルが、イスタンブール在住のケルト系カナダ人女性歌手ブレナ・マクリモンと競演した98年作です。ブレンナ、セリムはともにババズーラのアルバムにも参加しているので歌声とクラリネットを聞いたことある人も多いはず。このアルバムではトルコのジプシーの歌やハルクを取り上げています。KALANならでは …
続きを読むトルコの古典パーカッショニスト、ブルハン・オチャルがベルギーのアンビエント・クリエイター、ピート・ナムルックと組んだユニット「スルタン・オスマン」の二作目。ダルブッカ、タンバリンが作り出すタ-キッシュ・トライバルなビートをナムルックの地味なシンセが彩ります。これもイスタンブールでは「スーフィー」コーナーのベストセラーでした。エスニック系DJはマストでしょう!
続きを読むトルコを代表するジプシー音楽家ブルハン・オチャルの、SMADJ&トラキヤ・オールスターズとのジプシー・エレクトロニカ・アルバム、ピート・ナムルックとのトルコ古典アンビエントに続く、新たなプロジェクトです。テーマは“サナート(古典芸術歌謡)”。トルコ音楽中、最も格式の高いサナートを現代的に表現することは彼にとって長年の夢だったらしく、オーケストラの重厚な音や、 …
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