VIKTORIA TANKOULI / OI NIKITES TOU POUTHENA

11月、やっと秋ですねえ、今年の夏は長かった。で、実に秋らしい1枚、ギリシャから届いています(って、春先のリリースだったらしいんですが…)。お声はエレフセリアあたりを連想させるやや、澄み透った感じですが、実に落ち着いたムードも醸していますね、ピアノ弾き語りも聞かせる女性歌手にして作曲家、ヴィクトリア・タグーリの3作目となるアルバムです。マケドニア大学で音楽を …

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MICHELLE BLADES / VISITOR

メキシコ人の母のもとパナマに生まれ、米国に移ってフロリダに育ち、アリゾナのアンダーグラウンド・ミュージック・シーンで活躍した後、フランスへ渡ったという女性シンガー・ソングライターのミシェル・ブラデス。なんとあのサルサのスター歌手ルベン・ブラデスは、彼女の叔父に当たるそうです(そう言われて見ると、顔立ちに面影がありますね)。本作は2019年のアルバム。曲はいず …

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CATERINA VALENTE & CHET BAKER / I’LL REMEMBER APRIL

いわずと知れたウエストコースト・ジャズの名トランペッター、チェット・ベーカーと数カ国語を操り、様々なポピュラー音楽を歌いこなしたカタリーナ・ヴァレンテの共演盤+αが復刻されました。録音は、1954年から1960年。1956年の共演盤アルバム1枚分に、それぞれ同時期にドイツなどヨーロッパで録音された貴重音源をプラス、全25曲77分の大ボリュームです。24ビット …

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ZAKOUSKA / LA CRIEE

ギター、アコーディオン、ヴァイオリン×2によるフランスのカルテット。2019年リリースのライヴ録音です。レパートリーはいずれもインストのオリジナルですが、地中海音楽を下敷きに、曲によりブルースなども織り交ぜた内容となっています。特筆すべきはその演奏の力強さ。硬派系の緊張感あるアコースティックな地中海グルーヴを顕現させています。人とモノが行き交う港町的な懐深さ …

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SYLVAIN RIFFLET / TROUBADOURS

1976年生まれのフランスのサックス&クラリネット奏者/コンポーザー、シルヴァン・リフレによる2019年作です。タイトルからも窺えるとおり、ドローンや勇壮な太鼓のリズムなども用いた中世のトルバドゥール音楽的世界を、ジャズ・イディオムを介した器楽曲へと翻案しています。トランペット、パーカッション、自身が奏でるハルモニウムなども交えたアンサンブルで、インプロ要素 …

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SANSEVERINO & TANGOMOTAN

マヌーシュ・スィングでロックする、 フランスの伊達男(国民的スター!)にして、 下ネタ好きのただのオッサン(?)、 サンセヴェリーノ (1961-) がタンゴに乗り出しました! 迎え撃つはアルゼンチン・タンゴの 革新クァルテット、タンゴモタン! 想えばサンセヴェリーノ、 ファースト・アルバムのタイトルは “Le Tango Des Gens” でした&#82 …

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UUTAI / HEAR YOUR HEART

ロシアはサハ共和国〜 シベリアのシャーマン音楽に通じた美人口琴奏者、 オレナ・ウタイの2017年のファーストです。 う〜ん、見たところスラブ系ですが、その一般ロシア人と見えてシャーマンに執心するサハ出身女性、確かにもろもろ半端じゃないところ、この1枚を聴けば納得します。 1 Blessing 2 Entry 3 Immersion 4 Mother Eart …

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ANA BEKUTA ‎/ HVALA, LJUBAVI!

1959年生まれ、1985年デビュー、 セルビアのヴェテラン女性歌手、アナ・ベクタ、 ブルガリアで言えばターボ・フォークなんでしょうけど、 新味やがない代わりに嫌味もなくて、 けっこうジプシー演歌?って感じです。 トルコ風味もあるような気がします。 それにしても、ジャケのお顔は若作りし過ぎです。 1.Pao Mrak 3:39 2.Hvala Ljubavi …

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WE BANJO 3 / HEAVEN

★ウィ・バンジョー・スリー / ヘイヴン “アイルランド版パンチ・ブラザーズ!” デビューするや否や、アイリッシュ~アメリカン・ルーツ・ミュージック・シーンに旋風を巻き起こしている超絶バンジョー野郎達!現在の絶好調ぶりを詰め込んだ新作(4th)アルバム完成! 1. Haven 2. Light in the Sky 3. Sugar House 4. War …

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VASILIS KORAKAKIS / APO MICHANIS TRAGOUDIA

>こちらのヨルゴス・ダラーラスのアルバムに、父親であるヴェテラン・ブズーキ奏者にして作曲家、そして歌い手でもある>ヴァンゲリス・コラキカスとともに参加していましたね…、というか、この4〜5年間、このコラカキスの息子、ヴァシリス・コラカキスはヨルゴス・ダラーラス楽団の正規ツアー・メンバーとして、ギター、ブズーキ、バグラマの演奏者として活躍していたそ …

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