V.A. / FLORBELA ESPANCA, O FADO

生誕125年記念。ポルトガルの女流詩人フロルベーラ・エスパンカの詩を人気女性ファド歌手たちの歌声で聴く。 ポルトガルを代表する女流詩人フロルベーラ・エスパンカ(1894-1930)。本作は彼女の生誕125周年を記念し、彼女の詩がのせられた美しいファド・ナンバーをコンパイルしている。デボラ・ロドリゲス、ジョアナ・アメンドエイラ他、現在のファド・シーンを牽引する …

続きを読む>

LANKUM / THE LIVELONG DAY

>こちらの BBC フォーク・アワードを受賞したファーストに続いて2019 年の2作目となります。ダブリンの4人組グループですね、“より若くて仄暗いポーグス” と渾名されているようです。それぞれにピアノ、ギター、バンジョー、ベース、フィドル、ヴィオラ、ヴィブラフォンを演じながらの、ゲスト女声含む5人のコーラスによる歌と、ユーリアン・パイプ、トロンボーンやメロ …

続きを読む>

THEMISTOKLIS KARPODINIS / KONTRAMPATZIDES

エーゲ海の臍、パロス島の出身にて伝統音楽を学んだ俳優にして歌い手、テミストクリス・カルポヅィニスのデビュー作!大型新人の予感(けっこう歳いってるかもしれませんが…)。 それにしても新人の新録とは思えない?この堂々たるレベーティスぶり、実にカッコイイじゃないですか!20世紀前半、アテネの外港、ピレウスの阿片窟から生まれたレベーティカに熱い想いを寄せ …

続きを読む>

V.A. / ZLATNE TRUBE GUČE

バルカン・ブラス饗宴オムニバス〜23曲76分!哀愁もたっぷりですけど、盛り上がりますねえ、やっぱり。結構、80年代ぐらいからの古い曲が集められているところもイイですね! >1.Mića Petrović – Đurđevdan 2.Ekrem Sejdić – Lipe Cvatu 3.Mića Petrović, Vera Ivko …

続きを読む>

V.A. & PANTELIS ABAZIS / ANOTATI ZAMPETIKI

パデリス・アバジスのプロデュース&作詞、ステリオス・サフィリゥのブスーキによって、アシリス・レカス、クリスティアーナ、パデリス・サラシノス、ミハリス・ディミトリアディス、そしてパデリス・アバジスら10人が歌った“ヨルゴス・ザべータスのメロディー”、ということで、ブズーキの名手にして作曲家、ヨルゴス・ザべータス(1925-1992)のブズーキ・メロディーに、新 …

続きを読む>

GIORGOS DALARAS & GIOTA LYDIA / KALIMERA KYRIA LYDIA

Originally released in 1984 on LP 本作『おはよう、ミセス・リディア』でヨータ・リディアと共演したヨルゴス・ダラーラスが、オリジナルLPの裏ジャケに記したヨータへの “ラヴ・レター” を意訳してみました。ご参考になるかどうか…、 「おはようございます、リディアさん、あなたのことは幼い頃から知っています。あなたの曲は、>カイティ …

続きを読む>

POLY PANOU / ENA TRAGOUDI GIA TON PEIRAI

ポリィ・パーヌ(1940-2013)のラスト・アルバム、その後、2010年頃まで歌った人ですが、レベーティカともライカとも言えそうなその歌声、この人の熟成、完成形が此処にあるんじゃないでしょうか?   1 Κάτω Στο Πασαλιμάνι 2:23 2 Απ’ Της Ζέας Το Λιμάνι 2:45 3 Οι Θαλασσινοί …

続きを読む>

PERET / GARROTIN, GARROTAN

 スペインにて”ルンバ・カタラーナの王様”として知られ、長年に渡って親しまれてきたペレット(1935-2014)。バルセローナに生まれ育った彼の最初期音源である1963年作品がLPで復刻されました。ここには彼が最初にリリースした7インチ音源が再収録されるなど、若き日の勢いが存分に伝わってくる内容。さらにシャンソンのシャルル・アズナヴールや、有名な「ラ・バンバ …

続きを読む>

JEAN TONIQUE / SUNNY SIDE UP

アウトキャストやタキシードのリミックスがジャンルの垣根を越えバズを巻き起こし、ボブ・サンクラーやブレークボット的なフレンチ・シーンの王道を継ぐ期待の次世代アクトとして注目を集めてきた新鋭ジャン・トニックによる待望のニュー・アルバムが完成。 ギターポップやAOR的な要素も取り入れた、レイドバックしたパステルカラーのシンセ・ファンクでフレッシュな新機軸を開拓して …

続きを読む>

KAROLINA / MAKEDONSKO DEVOJČE 2

←オリジナルCDジャケットはこちら。 曰く「人生に失望したすべての女性、多くのことを諦めなくてはならない女性たちのために歌った」という、マケドニア民謡に材を取ったアルバム>”マケドニアの少女たち” 2008年作の大ヒットを受けた続編となる本作、が、どういう経緯なのかわかりませんが、まったくジャケが変わり(オリジナルのほうが良かった?)、本作収録曲を全曲歌った …

続きを読む>

POMME / LES FAILLES

新世代のフランス人歌手 #POMME(ポム)のズボンに彼女が好きな映画『千と千尋の神隠し』のキャラ刺繍!ススワタリは特に可愛い。そしてその主題歌『いつも何度でも』を日本語で演奏に挑戦!日本の皆様、このバーションについてはどう思いますか?pic.twitter.com/QeJ4DR5dSV — フランス大使館文化部/アンスティチュ・フランセ日本 ( …

続きを読む>

MARIA DOLORES PRADERA / 1959-1962

1924年生まれのスペインの大ベテラン女性歌手マリア・ドロレス・プラデーラ。本作は50年代から60年代にかけて、ZAFIROとCOLUMBIAレーベルからシングルでリリースされた楽曲16曲を収めた、オムニバス形式のリイシューCD-Rです。 チャブーカ・グランダの名曲「ニッケの花」、フランク・ドミンゲスの「トゥ・メ・アコストゥンブラステ」、ホセ・アルフレード・ …

続きを読む>

go top