北東部出身で現在はリオを拠点に活動しているシコ・サーレスが発表した新作は、70年代を中心に大活躍を見せた異色のロッカー、セルジオ・サンパイオの作品を伝統サンバのアレンジで聞かせるという意欲作。 1994年に47歳で亡くなってしまったセルジオ・サンパイオは、70年代から80年代に掛けて活躍。その間に残したのはたった3枚のアルバムという寡作なアーティストでした …
続きを読む北東部出身で現在はリオを拠点に活動しているシコ・サーレスが発表した新作は、70年代を中心に大活躍を見せた異色のロッカー、セルジオ・サンパイオの作品を伝統サンバのアレンジで聞かせるという意欲作。 1994年に47歳で亡くなってしまったセルジオ・サンパイオは、70年代から80年代に掛けて活躍。その間に残したのはたった3枚のアルバムという寡作なアーティストでした …
続きを読む吉祥寺の酒場「world kitchen BAOBAB」のマスターにして噂の熱帯 VINYL ジャンキー、YOSUKE BAOBAB が編んだ MIX CD とのことですが、びっくりしました! カリンボーですよ、カリンボー!おそらくはベレンとかマラパニンの現地レコ屋&フリマまわり(道端で知り合ったオヤジの自宅まで襲撃してレコ掘りしたという噂)の成果、というこ …
続きを読むちょっと強面な男性歌手トイーニョ・ブリートですが、カエターノやシコ・ブアルキ系の上質なMPBをここで聞かせてくれます。本作がデビュー作で、水彩画のような淡い美しさのようなサウンドを目指している感じ。今後の注目株!
続きを読むネルソン・カヴァキーニョ作品集もリリースしているサンパウロ / サンバ系シンガー・ソングライターのカルリニョース・ヴェルゲイロが同郷の大先輩、パウロ・ヴァンゾリーニ作のサンバやカンソンを歌い綴った2013年作。カルリーニョスの渋い歌声に基本ショーロサンバ系弦楽器による伴奏がフィットして、なんともイイ雰囲気です。大人のブラジリアンですね!
続きを読む70年代より活動し、アメリカでも10枚のアルバムを発表しているヴェテラン・ブラジリアン・ジャズ・ピアニストの2013年作〜ソロ・ピアノ・アルバム。プレイする曲は以下の通り〜 1 – Blue monk 2 – Ana maria 3 – Musico no parque 4 – Giant steps 5 …
続きを読む70年代より活動を開始、ナラ・レオーンの83年作『Meu Samba Encabulado』に参加していた実力派鍵盤奏者/サウンド・クリエイターがアレックス・メイレーレス。知る人ぞ知る職人肌の音楽家である彼が 1997年に残した本作では、フュージョン系ギタリストのマルコス・アモリーンをはじめ、日本でも人気のパーカッショニストのマルコス・スザーノ、そして 長年 …
続きを読む作曲家ジョアン・ナブーコが2008年にリリースした『シネ・サンバ』の続編が登場。エレクトロニックなリズム・アレンジやヴォイス・パーカッションにサンバやジャズのテイストを織り交ぜたハイブリッドなサウンドが特徴で、ブラジルではSNSを媒体にすでに話題となっているそうです。
続きを読むOriginally released in 1966 on LP by Odeon, Brasil ドリス、ボサノーヴァ時代の最後を飾る名作ですね〜解説・田中勝則 1 Meu Refrão 2 Apelo 3 Celestial 4 E Nada Mais 5 Tudo Que Você Quiser 6 Aquarius 7 …
続きを読むいまは亡き最高のサンビスタ、カルトーラの最後のショウを録音したとされる幻のライヴ・アルバムが復刻された。 78年12月30日、サンパウロのオペラ・カバレーにおける録音で、伴奏はサンパウロを代表するショーロ・グループ、レジォナール・ド・エヴァンドロだ。 シンプルな伴奏に乗って歌われるカルトーラの枯れた味わいが魅力の1枚。日本語解説付(by 田中勝 …
続きを読む*58 年に結成、Regina, Eva, Mariza の3 姉妹によるアカペラ・コーラス・グループ、トリオ・エスペランサの最新作が登場です。*75 年にリリースされた作品『トリオ・エスペランサ』が90 年代の半ばにリバイバル・ヒット。音楽業界華やかなりし時にCD 屋を賑わしそれからも早20 年の時が経ちますが、一時的なブラジル帰国を経て、近年またフランス …
続きを読む現代ブラジルの最強のビッグ・バンドと呼ばれる、オルケストラ・インペリアルは、2002 年に、若き鬼才、カシンや、モレーノ・ヴェローゾ、ドメニコ、ホドリゴ・アマランチ、ニナ・ベッケル、タルマ・ヂ・フレイタス、そして巨匠、ウィルソン・ ダス・ネヴィスらによって結成されました。本作は、そんな彼らの本領が発揮された、2007 年収録のライヴ映像〜先にリリースされてい …
続きを読むワールド・カップに盛り上がるサポーターたちにお勧めの1枚! 2014年にブラジルで開催されるワールド・カップにまつわるあらゆるBGMに使えそうな音源がたくさん収録されたオムニバス盤が登場した。まずはオーケストラによるブラジル国歌からスタート。そしてジョルジ・ベンの「Mas Que Nada」「Chove Chuva」といったお馴染みのサンバ・ナンバーや、「B …
続きを読むジョビン歌曲集、カエターノ歌曲集などをリリースしてきたイタリア人女性ボサノヴァ/ジャズ・シンガー、バルバラ・カシーニ。ブラジル音楽、MPBリスナーからジャズ・リスナー、大人の耳を虜にしてきた実力がブラジルからのリリースで出現!人気のトランペット奏者ーファブリツィオ・ボッソ参加。 卓越したジャズ・マナー、微細な感情表現にまで長けた心の篭ったヴォーカリゼーション …
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