MILTINHO / ANOS 60 VOL. 1

 70年代に残したドリス・モンテイロとのデュエット作品でも有名なサンバ歌手、ミルチーニョが人気絶頂だった60年代前半の作品がボックス・セットで一挙に復刻されることとなりました。1928年にリオデジャネイロで生まれた彼は今年で85歳。それを記念してのリリースです。5年前には80歳を記念して2枚組編集盤がリリースされたので、その愛されぶりがうかがえます。 幼少の …

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SERGIO RICARDO / BOSSA ROMANTICA & TRILHAS 1959-1964

ボサ・ノーヴァのムーヴメントにおいて忘れてならない男性歌手のひとりが、このセルジオ・リカルド(1932-2020)です。トム・ジョビンやジョアン・ジルベルト、ジョニー・アルフといった面々とも親交のあった彼の、生誕80年を祝してリリースされたのが、この5枚組ボックス・セットで、まさにボサ・ノーヴァ全盛の時代に残された珠玉の作品たちを集めたものです。 ピアニスト …

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SANDY / SIM

かつてサンディ&ジュニオルのメンバーとして活躍していた女性ポップ歌手サンディの自らのディレクションとなるソロ第2弾となる2013年新作がやっとのことで再入荷(半年かかりました)!〜で、これまで通りポップ&スウィート!なスタイルは健在です。が、それにしても、なんと、飾りないフツーの発声、衒いなく、屈託皆無、素直で可愛らしい歌声!シンプルな伴奏に乗せて、ただただ …

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MONOBLOCO / ARRASTAO DA ALEGIRIA

サンバからフレーヴォ、ファンキなどを打楽器中心で演奏するカーニヴァル集団モノブロコの新作は、これまで未発表だった彼らの古いレパートリを収録したものです。イヴェッチ・サンガーロ、ファギネル、ペペウ・ゴメス、ロベルタ・サーといった豪華ゲストが参加しています。

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V.A. / BRAZUCA!

オランダ、<キンドレッド・スピリッツ> からの新譜です。 〜Samba Rock & Brazillian Groove From The Golden Years (1966-1978) by DJ Paulão from Sao Paulo, 〜ということで、以下収録曲です。 1. Marisa Rossi – Quem Vem La …

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TOQUINHO & VINICIUS

ボサノヴァの詩人ヴィニシウス・ジ・モライスと、若手ギタリストのトッキーニョ。30歳以上年齢が離れていながらも、ヴィニシウスの晩年まで数々の作品を生み出した名コンビの1971年作品、初国内盤化。ポップな旋律と親しみやすい雰囲気がなんとも爽快!すべてのブラジル音楽ファンにおすすめの、MPBの傑作。解説:ケペル木村/オノ セイゲンによるDSD 5.6MHz リマス …

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CHICO BUARQUE / NA ITALIA

シコ・ブアルキがイタリア亡命中に残した、全編イタリア語による作品集~友人であるトッキーニョの協力で企画された本作は初期3 部作からの選曲が中心で、3 部作の番外編としても楽しめる好内容!オリジナルとはアレンジが異なる「ラ・バンダ」は特におすすめです。

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CHICO BUARQUE / VOL.3

MPB ファン待望~シコ・ブアルキの1968年発表3作目で、のちにジョアン・ジルベルトのレパートリーにもなったジョビンとの共作「黒と白のポートレイト」、カエターノがカヴァーした「カロリーナ」等、名曲揃い/哀愁を帯びたメロディーに艶が増した歌声、初期の3部作の完成形といえる作品です!

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TULIPA RUIZ / EFEMERA

サンパウロ新世代ブラジル音楽/ポップ・フロレスタル=サンパウロ・アンダーグラウンド・シーンから女性シンガー、 トゥリッパ・ルイズ登場!TP4 のメンバー/ギタリスト=グスタヴォ・ルイズ(トゥリッパの兄)がプロデュース。隙間だらけのトレモロ・エレキギター・バンド、ローファイなシンセ音、マルシャのリズム、時にブラスも聞こえるバッキングに、ややキンキンしたヴォーカ …

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MONOBLOCO / 10

結成10年目を記念してタイトルは“10”~大人数サンバ・バテリア炸裂のライヴ・アルバムです。やっぱりパーカッション・アンサンブルはライヴに限ります。ゲストはエルバ・ラマーリョ!

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DEA TRANCOSO / TUM TUM TUM

ミナス・ジェライス州北東部の山あいに生まれた女性歌手、デア・トランコーゾ07年のデビュー作を、ビスコイト・フィーノがディストリビュート~故郷の民謡につながるオリジナルをアコースティックかつシンプルなバックで歌い綴っています。リラックスした歌声を自然に聞かせるのが主眼だと思いますが、随所に人力音響派?的な工夫が凝らされています。例えばホーミーとか!

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SOM TRES / SOM TRES SHOW

ソン・トレスのODEON 第1 作目となる1968年作。この後の ODEON での4 作の中では最もジャズ・サンバ色が強い作品~とはいえホーンやヴォーカルも各所に入り、選曲もバラエティー豊か。全編通してタイトルの通りShow の雰囲気が楽しめるグルーヴィーな作品です!クラブ・ジャズ好きにはおなじみ、多くのコンピに収められている人気曲「Jungle」も収録!

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MARIANA BALTAR

サンボ・レコードから06年にデビューした女性歌手。伝統サンバから北東部リズムの曲まで幅広く歌って注目を集めた彼女ですが、この2作めではいよいよ成熟。なかなかの充実アルバムを作ってくれました。冒頭とラストはジョンゴ~アフロ色溢れる作品を挟んで、多彩なサンバ、そしてバイオーンなども取り上げます。木管&カヴァキーニョの使い方がイイですねえ…。横顔ジャケ …

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TOQUINHO / A BOSSA DO TOQUINHO

トッキーニョの初期の名作CD化!この時期に活躍し始めたシコ・ブアルキの代表曲を含む、カーニヴァル後の哀愁漂うメドレーや、バーデンの名曲「Deixa」、エレピとギターによるシンプルでクラシカルな「Antes e Depois」等~どの曲もギタリストとしてのトッキーニョの実力をじっくり堪能できるインスト作品集です。解説:ケペル木村&オノ セイゲンによるDSD 5 …

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HUGO BRANQUINHO / EMBRIAO

アコースティック・ギターと自身で多重録音したフルート / クルビ・ダ・エスキーナ直系の流麗なメロディ / ゲストのミルトン・ナシメントとのデュオ / アコーディオン参加のセンチメンタルなワルツ / サンバ打楽器とヴィオラ・カイピーラ / ジャズ・マナーのピアノと軽やかな歌メロ…. 若きSSW、このウーゴ・ブランキーニョは2008年に舞台芸術を学ぶ …

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