☆『とうようズ・チョイス・スペシャル』 『中村とうよう 音楽評論家の時代』の副読本ならぬ「副聴CD」。 とうようさんが最後に愛したのは、かくもシンプルで飾り気のない音楽たちだった。 2011年に亡くなった中村とうようさんの評伝『中村とうよう 音楽評論家の時代』(二見書房)がとうとう完成した。その発売に併せ、内容をより深く理解するための「副読本」ならぬ「副聴 …
続きを読む☆『とうようズ・チョイス・スペシャル』 『中村とうよう 音楽評論家の時代』の副読本ならぬ「副聴CD」。 とうようさんが最後に愛したのは、かくもシンプルで飾り気のない音楽たちだった。 2011年に亡くなった中村とうようさんの評伝『中村とうよう 音楽評論家の時代』(二見書房)がとうとう完成した。その発売に併せ、内容をより深く理解するための「副読本」ならぬ「副聴 …
続きを読む3年振り!マレイシアNo.1歌姫の最新スタジオ・アルバム! 2014年の“FRAGMEN”から早3年、マレイシアNo.1歌姫シティ・ヌールハリザの最新スタジオ・アルバムがリリースされました!通算17作目、マレイ語作品としては16作目。2015年のライヴ・アルバム以来のリリースなのでファンにとっては待望の作品でしょう。 今作も前作に引き続き伝統路線ではなくポッ …
続きを読むかつて2度来日、日本録音のCDもあるタイ国宝級・伝統モーラム男性歌手(2014年に亡くなったそう by 『TRIP TO ISAN』参考!)ケーン・ダーラオの一人語り、ラム・プレーン収録CD(こちらも既に廃盤か?)、冒頭のちょっと、くぐもったようなケーンの鳴り一発(70年代プログレのファズのかかった電気オルガンみたいな?)、そして、地を這うよう …
続きを読むバーンイェン・ラーケン最初期の録音ですね!〜彼女のモーラムの師とされる女性歌手、チャウィーワン・ダムヌーン(先日お元気に来日!)と、チャウィーワンの掛け合いのパートナーだった、イサーンの大御所、「史上最高の男性モーラム」(『TRIP TO ISAN 』P.68)男性歌手トーンカム・ペンディー(1994年逝去)を中心に、バーンイェン多め、チャウィーワンは少なめ …
続きを読むメーマイ社のジャケット変更新装復刻〜タイ中部出身60年代ルークトゥンの女性スター、元スラポン楽団の専属、ポーンシリ・ウォラヌットの、おそらく1968年タイ・クラウン盤LPの復刻でしょうね。その歌、なんとも清楚で可愛らしい声、この録音時には、そろそろ30歳間近だったと思われますが、十代といってもOKでしょうね(カマトト?)。あるいは、ルークトゥンと一口に言って …
続きを読む朴軍事独裁政権下の韓国のムードを象徴するようなアルバム群、キム・ジュン・ミ最初期キングレコード時代(1972-74)の4作がボックス・セットでリリースされていいます!~朴大統領に自分を褒め讃える歌をうたえと命令されるほどの人気歌手だったにもかかわらず、その申し出を撥ねつけて半ば引退(に追い込まれてしまった)、という噂を聞いたこともあります。シン・ジュンヒョン …
続きを読む南インド古典音楽&舞踏音楽、宗教音楽等を集めた仏フレモー社の3枚組。ジャーナリストとして知られ、1969年にネパールの地でフィールド録音した現地音源ディスク(こちらもフレモーからCDリイシューされています)がカルト人気を呼ぶことになったフランソワ・ジューファにより2015年に録音された音源のコレクションです。 コーチン、タンジョール、ラーメシュワラムの地で捉 …
続きを読むフル・アルバムが今年12月以降にリリースされるという話を聞きますが、それまで待てん!という方、是非この5曲入りデモ録音オフィシャル・ブートCDRで、頭と耳と身体ほぐしておいて下さいね、…断じて、”民謡は遠きにありて思ふもの” じゃないということ、体験しておいて下さい!よろしく、どうぞ! ライ・クーダーも注目!?噂の民謡クルセイダーズ、 …
続きを読む朗々たる歌声と手拍子、そして神社拝殿の床板を踏み鳴らす下駄の音。地の悪霊を追い祓い場を清め、先祖のタマシイを迎え、いよいよ盆踊りの始まりだ。 -長滝白山神社宮司 若宮多門 岐阜県白鳥に伝え継がれてきた盆踊り歌を、久保田麻琴がその空気感まで2枚のCDに真空パック! ●石川県から福井県、岐阜県にまたがる一帯は古くから霊山・白山を信仰する山岳信仰が息づく地ですが、 …
続きを読む入手困難だったデンゲフィーヴァーのファースト03年作〜全12曲オリジナル・アルバムに5曲のremix &初期ライヴ音源が加えられ、再発されました!カンボジア出身の女性歌手をフィーチュアー!魅惑のカンボジアン・ロック!ポルポト政権以前のカンボジア系ポップを想像的に再現?往年のカンボジア・ガレージ・ポップを、よりサイケデリックに今日化したバッキングもスゴ …
続きを読むありそうでなかったエスノ・エレクトロニカ・デュオ 〜女性ヴォーカルと男性トラックメイカーによるエレクトロニカ・デュオ、パリスデの2013年作。エレクトロニカ~ヒップ・ホップ/トリップ・ホップ系のサウンドをベースに、ガムラン・ゴングなどの伝統楽器や五音音階のメロディーなど、インドネシアのエスニックな音楽要素を大胆に導入しているのが特徴。ポップ感とエスノ感の折衷 …
続きを読む5 Petani • Frank Navayo Pattinasarany ( guitar ) • Fauzan Rijal ( bass ) • Yoga Wardana Kusumah (guitar accoustic) • Gerson Valdo Siahaan ( keyboard ) • Arbi (drum). Additionsl Pla …
続きを読むトップ・マレイシアン・ソウル歌手、6年振りの最新作! 現在のマレイシアンR&Bシーンにおけるナンバー・ワン歌手ダヤン・ヌールファイザの新作が、実に6年振りにリリースされました。99年にアドナン・アブ・ハッサンのプロデュースでデビュー、2002年にAIM(マレイシアのレコード大賞)で最優秀楽曲賞を受賞、00年代最高の売上を記録したトップ・シンガーとなった彼女で …
続きを読む異色のエスニック・ジャズを作ったドラマーの最新作〜2013年の『プトリ・チェニン・アユ』でジャズ・ドラムズ&ベースにバリ島の伝統楽器リンディック(竹製の木琴)というトリオでバリ伝統音楽をモチーフにするユニークな音楽を打ち出したドラマーのグストゥ・ブラマンタが、新たなバンドで帰ってきました。今回はドラムズ&ベースにギター、フルートのカルテット。前作と比べれば普 …
続きを読む清々しい歌声が魅力の女性SSWの2作目!デビュー作紹介済みのプティ・チタラが新作をリリース。現在インドネシア・インディ・シーンで最も注目を集めるスター・メンバー・バンド、Barasuaraの一員でもある彼女はマレイシア出身、素直な清々しい歌い口が魅力のヴォーカリストとしてだけではなく、ピアニストとしての腕も一流で、日本に音楽留学もしていたという才媛。ストリン …
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