BALLOU CANTA / BOBOTO

バルー・カンタ(ブラザヴィル、コンゴ共和国側)、“スークース” ブームが全アフリカを席巻していた頃のスーパースターだったそーですが、日本ではあまり知られることのなかった人。でもアフリカ中央部らしい滅茶苦茶イイ声をしているので、実にもったいない、と、思っていたのは人様だけでなくて本人も自覚があったかなかったか、だんだんと脱スークースの方向性に向かい、レイ・レマ …

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V.A. / A GUIDE TO SOUTH AFRICAN MUSIC -南アフリカ音楽入門

アフリカの中でも独特の世界をもつ南アの音楽 その魅力のエッセンスを1枚のCDに集約 複雑な人種社会が絡み合った国の成立がその音楽にも反映されている南アフリカ共和国。80年代末のワールド・ミュージック・ブームでもその混血音楽はいち早く注目されました。本作では伝統的コーラスから始まり、アメリカのジャズに影響を受けた音楽、独自のポップ・スタイルとして60年代頃に生 …

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V.A. / A GUIDE TO HAITIAN MUSIC -ハイチ音楽入門

カリブ音楽の鍵を握るハイチの音楽 その複雑な歴史を簡潔にまとめた作品 とうようさん曰く、「ハイチこそカリブ黒人音楽の中心地」。実際にハイチを訪れた際にその黒人のパーセンテージの高さは圧倒的、と感じられたそうです。またその地の音楽の面白さは「よくわからない」ところとも仰っており、資料やレコードが少ないながらも聴くものの想像をかき立てる魅力に溢れています。本作で …

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V.A. / A GUIDE TO PUERTO RICAN MUSIC -プエルト・リコ音楽入門

カリビアン・ミュージックの鍵を握るプエルト・リコの味わい深い音楽! スペイン語で「リッチな港」を指す国名をもったカリブ海に浮かぶ島、プエルト・リコ。かつてスペインの支配下にあり、黒人奴隷がやってきたことから、スペインとアフリカの両方の要素がその文化に反映されてきました。またキューバからダンサやボレーロといった大衆音楽が流入してきましたが、キューバにおけるそれ …

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AMARA TOURE / 1973 – 1980

★アマラ・トゥーレ/1973~1980 アフロ・キューバン・スタイルを貫いた西アフリカ音楽の陰の大物! アフロ・レア・グルーヴ・ファンを驚喜させてきたドイツのインディー・レーベル“Analog Africa”が、またまた素晴らしい作品を発表した。アマラ・トゥーレはセネガル大衆音楽の基盤を作ったグループ“スター・バンド・ド・ダカール”の最初期にヴォーカリスト/ …

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DILEK KOC / SOUVUNIR DE SALONIQUE

タイトルは『サローニキの思い出』とでも、サローニキ(もしくはサローニカ)といえば、ギリシャ第2の都市、テッサロニキのこと。アテネと同じく港湾都市で、ビザンティン帝国、オスマン・トルコ時代はコンスタンティノープル(現イスタンブール)に次ぐ都市だったそうです。ま、そんな歴史ある街にイスタンブールの音楽大学を卒業し2005年に移住したトルコ人女性歌手、ディレク・コ …

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HINDI ZAHRA / HOMELAND

  モロッコ生まれ、13歳でフランス、パリへ移住。18歳でルーヴル美術館の監視員として働く。2005年に自身のWEB ページを立ち上げ、自作曲「ビューティフル・タンゴ」をアップし、話題を呼んだそう。こちら3作目。ま、世界的にユーメーだそうですが、知りませんでした。ハハハ、”UN JOUR” ちょっとイイ曲ですね。

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TONY AVILA / TIMBIRICHE

キューバのシンガー・ソングライター、トニー・アビラによる2013年作です。ということで、全曲自身のオリジナルですが、音楽監督やアレンジを担当するトレス/ギター奏者、リノ・ロレスと創り上げたサウンドは、世界標準を目指すというよりは、ソンやボレロ、ルンバ、サンテリア、フアン・フォルメルの影響を感じさせるダンス・チューンなど、キューバ色を纏ったものが多く配分されて …

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MUIELLE FLERIAG / TOLOMAN

1968年生まれ、仏領ギアナのズークラヴ・シンガーということに。1994年にアルバムデビュー、こちらが4作目だそう。でも、長らく仏領ギアナのピアノバーで歌っているそうですから、ズークラヴ専門というわけでもないでしょうね。本作にもそこはかとないジャジーな味わいが漂うし、何となく、アジア系の歌い口も感じさせるような(仏領ギアナには印僑も多い)。そういう意味でも、 …

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JAIME GUARDIA Y PEPITA GARCIA MIRO / ENCANTOS ANDINOS 2

ペルー最高峰の音楽家の1人で、アンデス音楽全般においても最高のチャランゴ奏者といわれるハイメ・グアルディアが、女性歌手ペピータ・ガルシア・ミロと組んでいるユニット、エンカントス・アンディーノスのセカンド作が入荷しました。2人の他に、ギター、ヴァイオリン、アルパ奏者がバックを付けるという、ハイメの故郷アヤクーチョ地方の典型的編成で、ウアイノ、ヤラビ、カルナバル …

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