HARRY ROESLI / SI CANTIK

70年代の初期段階にてすでにインドネシアの民族色ある音楽から、プログレッシヴロックやテクノ、フラジルや南米のアコースティックサウンド風からサイケデリック、とてもメロディの美しい曲まで、幅広い音楽性で表現した問題作を発表し続けた天才ハリー・ルスリの1997年フィジカル最後の作品。元々カセットで発売され、のちにCD化された作品で(写真はカセットの写真ですがCDで …

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FILIZ / BENDE GILZLISN

こちらも、セゼン・アクス直系と言えるトルコ女性歌手~今作ではセゼン自ら新曲を提供していますね。他の曲は自ら作詞作曲を手掛けるなど、音楽的な才能も見せてくれます。ウードやタンブールといった弦がアクセントとなっているバックも、今時のデジタル仕様ながら、どこか、アーティスティックですね。

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NOEL ROSA / POETA DA VILA

☆ノエール・ローザ/ヴィラの詩人<改訂版> ノエール・ローザはサンバの黄金期であり、現代ブラジル音楽の出発点でもあった1930年代をリードした天才シンガー・ソングライター。わずか26歳の生涯で残した作品はいまも人々に親しまれています。 そんな彼の貴重な自作自演曲を集めた名盤『ヴィラの詩人』が装いも新たに新たにリニューアルされた。前回の収録曲を再考し、より完成 …

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V.A. / NO TEMPO DE NOEL ROSA

☆V.A./ノエール・ローザの時代<改訂版> ノエール・ローザはサンバの黄金期であり、現代ブラジル音楽の出発点でもあった1930年代をリードした天才シンガー・ソングライター。わずか26歳の生涯で残した作品はいまも人々に親しまれています。 そんな彼の作品をフランシスコ・アルヴィスやアラシ・ジ・アルメイダ、マリオ・レイス、アルミランチ、オルランド・シルヴァなど当 …

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DORIVAL CAYMMI / SAMBAS DA MINHA TERRA 『わが故郷のサンバ』

バイーア派最高の巨匠であり、20世紀のブラジル音楽を代表する巨人のひとり、ドリヴァール・カイーミが2008年8月16日にとうとう他界してしまいました。このアルバムはそんな彼が残したすばらしい楽曲の数々を自身の歌声で楽しめる極上の追悼盤。得意だった「海の歌」からヴォーカル・グループによって 親しまれたポップなサンバ、そしてサンバ歌謡の時代に残したモダンな歌曲ま …

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YABONGO LOVA / PLUS QU UNE LUMIERE

パリでシゲコさん買って来てもらったCDですね(感謝)! はじめは、なんだかダウナーな歌い口のスークースだなあ、と思ったのですが、これ、コートジヴォワールの “ズグルー” とのことでした。今、ズグルーNo.1スターがこの人、ヤボンゴ・ロヴァ、らしいんですが、で、ズグルーって何?と、言えば、1990年代半ば、アビジャンの大学生の間で起こったという新しいダンス・ス …

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SHADI FATHI & BIJAN CHEMIRANI / DELASHENA

    イラン系男女インストルメンタル即興デュオ・アルバム、ということになるでしょう。二人は2016年にマルセイユで出会ったとのことです。二人は在りし日のイラニアン・インストルメンタル音楽の全盛期について互いの意見を交換、意気投合し、ともにレコーディングすることを決めたそう。この作では、欧州を活動の場として来たビジャン・チミラニのトンバク …

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