JORGE TUNA / ENSAIOS

コインブラの重要ギターラ奏者の私家録音をアルバム化! ファドの伴奏楽器として知られるポルトガル・ギターの中でも、ポルトガル中部の都市コインブラでは〈コインブラ型〉と呼ばれる少し大きめのギターが主に使われていて、それを操る大御所演奏家のひとりがこのジョルジェ・トゥナ(1937年生)だ。コインブラ・ファドに長年携わってきた彼だが、歌の伴奏だけでなくクラシック・ギ …

続きを読む>

V.A. / CHEBRAN, FRENCH BOOGIE #2 1982-1989

*CDは再入荷待ちとなります。 1980年代フランスのシェブラン(新しいもの好き)を虜にしたシンセ・ファンクなど、BORN BAD RECORDSならではの怪企画コンピ。2015年の第1弾に続く、18年リリースの第2弾作です。82年から89年までの全17トラック。シンセを駆使したディスコやファンク、ラップ/ヒップホップに、80年代後半のワールドミュージックの …

続きを読む>

ORQUESTRA OS JOVENS DO PRENDA / BERLIN FESTA!

1992年作ですね、サブタイトルに “キゾンバ・ビート” とあります。“キゾンバ” のルーツということになるんでしょうか?センバから、現在のズーク系キゾンバが生じる過程に、こうしたコンゴレーズの影響を消化したグループがいたんですねえ、というか、モザンビークあたりのバラフォン音楽にも近いような…実に面白い!って、昔、リリース当時に聴いていたハズなん …

続きを読む>

DANIEL ARNAU ‎/ ENCANTADOR DE LA GUITARRA HAWAIIANA

1887年スペインはバレンシア生まれ、幼い頃に両親とともにNYへ移り住み、その後、ホノルルへ渡り、ハワイアン・スティール・ギター奏者として活躍、そして、1920年代にはパリへ渡り、長らく活躍(タンゴ等も演奏)、晩年は生まれ故郷に戻り、1955年に亡くなったそうです。   1 Daniel Arnau / Hawaian’s Dreams …

続きを読む>

LA DAME BLANCHE / BAJO EL MISMO CIELO 

パリを拠点に活動するキューバ人女性ヴォーカリスト/フルート奏者/パーカッショニスト、ラ・ダム・ブランシュことジャイテ・ラモス・ロドリーゲス。オルケスタ・ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブやアフロ・キューバン・オールスターズに名を連ねて来たトロンボーン奏者アグアヘ・ラモスの娘さんでもあります。ラテン・アーバン・ミュージック界のキューバ人プリンセスとも称される彼女 …

続きを読む>

BERNARDO LOBO / CALMA

      エドゥの息子、ベルナルド・ロボの新作。ボサノーヴァ〜mpb風とも、実にリオらしい曲の並んだアコースティック作。〜edro Miranda, Jaques Morelenbaum, Luís Filipe de Lima, Humberto Araújo, Pablo Lapidusas e Miroca Paris …

続きを読む>

V.A. field recordings / NAMIBIA, Ju’hoansi Bushmen

南西アフリカ、大西洋に面したナミビアの、世界最古の砂漠〜乾燥地帯に住まうブッシュマンの様々な楽器演奏(ジャケをご覧あれ、木の切り株に弦を張ったような楽器などなど)と歌声(歌というのではないのかも知れませんが…冒頭曲はアイヌの女声歌にそっくり、ピグミーの合唱をもっと素朴にしたような曲も)が収録されたCDです。とにかく繊細です。満天の星のさざめきと乾 …

続きを読む>

PANCHITO RISET / BOLEROS

セステート・カウトやセステート・カネイなどで活躍した、1910年ハバナ生まれの歌手パンチョ・リセー。ボレロ系を得意とした彼がアンソニアに残した全編ボレロのアルバム『パンチート VOL.4』(SALP-1265)を、曲順はシャッフルされていますが、全曲収めるリイシューです。 バックはキューバ人ピアニスト、レネ・エルナンデスのコンフント。レネのリリカルなピアノを …

続きを読む>

TRIO REYNOSO / MERENGUE

グイラ、タンボーラ、アコーディオンが伴奏する、メレンゲ・ティピコ(ペリーコ・リピアオ)の王様とも賞されるトリオ・レイノーソ。本作は、曲順はシャッフルされていますが、『メレンゲス(ロス・アセス・デル・メレンゲ・コン・モヘジータ』の全12曲を収録すリイシューです。 アコーディオンも含みますが、アルト・サックスが蛇腹の役割をなぞり、縦横に駆けめぐるひと味加えたアン …

続きを読む>

V.A. / AYOMBE !

裸のバジェナートとでも言いますか、スミソニアン・フォークウェイズならではのドキュメント系録音? プロデュースしないでそのままの姿を記録する作法が、いわゆるコマーシャルな録音とは一味ちがう迫真のアコーディオン音楽を記録しているアルバム、とでも言いましょうか…。 1 A blanco y negro / In Black and White Riqu …

続きを読む>

VIKY SIANIPAR / KARYA TERBAIK

02年CDデビュー、北スマトラのトバ湖周辺み住まうバタックの音楽性をロック〜POP化することに長けた人気音楽家 / ソングライターにしてギタリスト /キーボード奏者(ジャカルタ在)、ヴィッキ・シアニパル(フィキ・シア二パル?)のKFC盤〜が、新録ではなしに、これまでリリースされた12作のアルバムからのベスト、らしいんですね、これが。ゲスト歌手を立て音作りに徹 …

続きを読む>

AFGAN / DEKADE

08年デビューから数えて5作目〜89年ジャカルタ生まれの男性シンガー /ソングライター /アクター Afgan Syahreza の KFC メイド・アルバム、pop, soul, R&B, JAZZ を横断しつつ、Isyana Sarasvati や Raisa、そして Rossa といった女性歌手を招いての “CITY POP” ALBUM とな …

続きを読む>

go top