V.A. / BETA MALUKU

インドネシアはアンボンのハウスやHIPHOP、 あるいはR&B調やディスコっぽいヒットを並べた新傾向POPコンピレーションです。表題曲はアンボン発インドネシア全国区でヒットしたそうです。アンボンらしい南欧風メロディーがあっけらかんとしたハウス・ダンドゥット風ビートに載るキャッチーな曲ですね〜ほか、全10曲キャッチーかつチープなトラックばかり!

続きを読む>

CHRISSY ZEBBY TEMBO & NGOZI FAMILY / MY ANCESTORS

昨今はストリート系手作り楽器バンドによる“カリンドゥラ”POPが旺盛を極めている、らしい、ザンビアですが、1970年代には “ザンロック” と呼ばれたジャンルのもと、欧米ロックの圧倒的な影響下に育ったバンドも多かったということです。そんなザンロック時代の代表的バンドの一つでもあったチリッシー・ゼンボ・テンボ&ンゴジ・ファミリーの1974年のアルバムが、ドイツ …

続きを読む>

ORCHESTRE SUAR AGUNG & TEGAL CANKRING / MUSIC FROM WESTERN BALI

バリ島のジェゴグは竹製の打楽器によるアンサンブルを聞かせる伝統音楽。ただし打楽器とはいってもそれには音階(メロディー)があって、そんな部分がガムランに似ていることから「バンブー・ガムラン」などとも呼ばれている。そんなジェゴグはバリ島の西部ジュムブラナ地方で古くから息づいていたが、戦争のために40年ほど前まで絶滅していた音楽。ただその後復興の気運が高まり、いま …

続きを読む>

VICTORIA SANTA CRUZ Y GENTE MORENA / …CON VICTORIA SANTA CRUZ

★ビクトリア・サンタ・クルスと仲間達 植民地時代に多くのアフロ系の人々が老応力として導入されたことから広がりをみせ、今日のペルー音楽シーンで大きな一うぃ占めるアフロ系音楽。だがその陰には、一度は衰退したペルーのアフロ系音楽再興に尽力したサンタ・クルス姉弟と仲間たちによる活動の展開があった。本作前半は、アフロの血をひくビクトリアの貴重な名唱。後半には実弟ニコメ …

続きを読む>

V.A. / HAWAIIAN RAINBOW , Hawaiian Music On Edison Records

 英国ドキュメント・レコーズによるリリースで、エジソン社のフォノグラフ(円筒形レコード)に残されたハワイ音楽の1914-1929年未複刻音源を、全18曲集めたコンピレーションです!1912年のケオキ・アワイ率いるロイアル・ハワイアン・クァルテットがサンフランシスコへ上陸することでスタートしたという米国でのハワイ音楽人気に乗じて、1915年にハワイアン録音を開 …

続きを読む>

周璇 -CHOU SHUEN / 永遠的微笑

中國戦前スターの最高峰、周璇の復刻5CD・BOXセットがリリース(既に廃盤ですがデッドストック?で再入荷!)以前、1990年代初めに香港EMIからリリースされていた>百代音源5枚組ボックスの見事な装丁からすれば、お土産風?漢方薬の箱みたいな外見ですが、見かけはともかく、以前の5枚組CDが全73曲収録だったのに較べて、こちらは全100曲!申し訳ないですねえ&# …

続きを読む>

ABDOULAYE DIABATE / SAMORY

マリ/ヴェテラン男性歌手~2002年作です。アブドゥライ・ジャバテとしては、最高作でしょう。バックのリズム処理が、ことのほかGOOD!ジェンベ他各種=生パーカッションが、タイトかつウネリのあるグルーヴを生み出し、野生的なヴォーカルを盛り上げています。 1 Sere 5:42 2 Kounandi 7:37 3 Soyere-Yere 6:18 4 Souno …

続きを読む>

M’BARKA BEN TALEB / ALTOCALORE

南イタリアの伝統的な地中海系ダンス・リズム=タランテッラの復興を推し進めるエウジェニオ・ベッナート&タランタ・パワーに参加する女性歌手=チュニジア出身のムバラカ・ベン・タレブの初アルバム!プロデュースはタランタ・パワーのアレンジャー=マルチェロ・ヴィターレがつとめています。シチリアの目と鼻の先のチュニジアだけに、音楽的な海域を共有しているのでしょう、中東リズ …

続きを読む>

CARIDAD HIERREZUELO / COMO YO QUERÍA

★カリダ・イエレスエロ / コモ・ジョ・ケリーア キューバのベテラン女性歌手、カリダ・イエレスエロ。名ドゥオ、ロス・コンパドレスのイエレスエロ兄弟の姉妹に当たる彼女は、どちらかと言うとアップテンポなソンやグァラーチャを得意とし、キューバ音楽ンもメインストリームを歩んできた名歌手の一人です。2000年発表となる最新の本作では、バンドリーダーとして、アレンジャー …

続きを読む>

JARDS MACALE / SO MORTO

トロピカリズモの重鎮歌手として知られるジャルズ・マカレーは1943年リオ・デ・ジャネイロの生まれ。60年代中頃にデビュー直前のマリア・ベターニアやカエターノ、ジルたちと知り合い、その後69年にはトロピカリズモ運動に参加、その一端を担うようになりました。そして70年には渡英し、亡命中だったカエターノとジルと再会して親交を深め、さらにガルやベターニアに楽曲を提供 …

続きを読む>

ANTONIO ADOLFO / FINAS MISTURAS 『すばらしき融合』

ボサノーヴァ全盛期から活躍してきたヴェテラン・ピアニスト、アントニオ・アドルフォが会心作を発表〜長年取り組んできたブラジル音楽とジャズとの融合を目指したインスト作品で、自身のオリジナル曲のほか、ジョン・コルトレーン、ディジー・ガレスピー、キース・ジャレット、ビル・エヴァンス、チック・コリアといったジャズ・ジャイアントたちの有名曲なども取り上げ、ブラジル音楽が …

続きを読む>

go top