MAHMOUD AHMED / ALEMYE, 1974 – ETHIOPIQUES 19

☆アハムド・アハメド /アレミエ やって来ました!エチオピーク・シリーズ第19弾、しつこいと言う無かれ、最強のアルバムです。キング・オヴ・エチオ・ソウル=マフマド・アハメドの1974年作!いや~ドロドロですね~循環コード!グルグルのオリエンタル・メロディーをブロウするサックス、ほとんど尺八状態のフルート、2人ダブ状態の重低音ベース&変拍子ドラムス、ワウワウ度 …

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L’ATTIRAIL / KARA DENIZ

フランスの空想バルカン~ジプシー~東欧バンド、ラティライユのバンドとしての7作目。古いもの好きのバンド・リーダー、グザヴィエ・ドメリアックが、旧共産圏への憧れがきっかけで、がらくた同然の楽器を集めて始めたバンドがこのラティライユです。まるで「ニーノ・ロータとゴラン・ブレゴヴィッチ共作の映画音楽」のようなどとも喩えられる彼等がこのアルバムで打ち出したのが「黒海 …

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L’ATTIRAIL / LA BONNE AVENTRE

パリの彷徨えるミクスチャー・バンド~ラティライユ新作です。バルカン~オリエント指向は健在、アコーディオン、クラリネット&ブラス、ガイタ、ウードやギター、マンドリン等々にジプシー&アラビックな風味を効かせながらも…、この人たちの場合は、炸裂するブラス、というのではなしに、どこかダウナー、盛り下がりの美学があります。スカ・ビートやバルカン風変拍子、ミ …

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V.A. / GUINEE 70, AFRICAN PEARLS

こちらもシラール・プロダクションが買い取った?ギニア国営レーベル=シリフォン音源から、彼の国のPOP黎明期でもある1970年代に焦点を当てた内容で、現行でリリースされている復刻盤には重ならない曲・もしくは現在入困難になっている曲を中心に選んだ編集盤~以前リリースされていた“ディスコティーク70’s”シリーズあたりを買い逃されている方には嬉しい2C …

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SALIF KEITA / M’BEMBA

サリフ・ケイタの05年作です。前作『モフー』のアコースティック路線を継ぎながらも、どこかリラックスした自然体の歌の表情に、サリフの円熟/深化した境地がうかがえます。カンテ・マンフィーラ以下、4者のマンディング系ギタリストたちの演奏も、素晴らしいの一言。おそらく、サリフの21世紀最高作として永く語り継がれて行く作品かと思います。必携!と言えるでしょうね。

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SALIF KEITA / LE DIFFERENCE

モフー/ムベンバと故郷バマコへ拠点を移し秀作を発表~第2の盛期を迎えていたマリPOPのリーダー的存在、サリフ・ケイタ4年ぶりの新作です。自らアルビノとして生まれついたサリフの、アフリカにおけるアルビノ基金へのチャリティーも兼ねた新作ということですが、話題としては米SSW&プロデューサーのジョー・ヘンリーが2曲で参加、パパ/フォロンという過去作品のリメイク録音 …

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LUNA MONTI, JUAN QUINTERO / DESPUES DE USTAD

現在形フォルクローレを代表するフレッシュなデュオ、ルナ・モンティ(vo)&フアン・キンテーロ(vo,g)によるシンプルかつアコースティックなデュオ編成なのに、芳醇なムードを存分に感じさせてくれる新作!ウーゴ・ファットルーソ作の”Conmigo” / メルセデス・ソーサが’74年に唄った”Triptico Moc …

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LA ZIKABILO / TODOS A LA MESA

キューバンとツィガーヌ〜ハバナとブカレストの出会い!?と言われてもねえ…。ルーマニアはアンジェのタラフ、リュタバガ(RUTABAGA)の4人と、ユラニュス・ブリュイアン(URANUS BRUAYANT)のチューバ奏者が、キューバのトランペット奏者兼ヴォーカリストのバルバロ・テウントール・ガルシアと意気投合して生まれたセクステート、だそうです。バル …

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DJ CLICK & RONA HARTNER / BOUM BA CLASH

デリーからセビリアまで、ジプシーの旅路をトレースするジプシー音楽研究家、というかエレク卜ロ系アーティス卜、DJクリックの名を一躍世に知らしめた “BOUM BA CLASH”(2005)が、リマスターされリミックス盤が付いた2CD仕様で再発!卜ニー・ガトリフの映画『ガッジョ・ディーロで主役を務めた、ルーマニア出身の女優さんローナ・ハートナーの歌を引き出した本 …

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ADEWARE AYUBA / FUJI TIME

その後もず〜っと一線で活躍していますが(最近、太りましたが)、これ以上のアルバムはないかも知れません。1990年代デビュー組筆頭の一人ということになるかと思いますが、この欧米発売されたこともある1996年作のスピード感は今いずこ?ドラムス使いのオンリー・パーカッション・ナンバーでスッ飛ばしてくれますよ。今夜はきっと荒れるぜ、みたいな、不穏な空気を感じさせてく …

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BABAZULA & MAD PROFESSOR / DUBLE ORYANTAL

お待たせしました。イスタンブールの先鋭レーベルDOUBLE MOONから待望のババズーラ&マッド・プロフェッサー第二弾05年作が登場!今回はハルク70%ダブ30%くらいの割合ですが、ボーナストラック4曲はズブズブのダブリミックス!ベースに元アインシュツルツェンデ・ノイバウテンのアレクサンダー・ハッケが全面的に参加し、どこかハルク版のネオサイケバンドっぽくもな …

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