パリのマヌーシュ・ギターの聖地「ショップ・デ・ピュス」(Chope des Puces クリニャンクールのみの市のビストロ)の親子孫3代にわたるレジデント・ギタリスト一家の作品です。亡くなったモンディーヌ・ガルシア、その息子のニニン・ガルシアから引き継ぎ、ニニンの息子ふたりが、現行トリオ・ガルシアの2ギタリスト、ムンディーヌとロッキーとなります。~というわけ …
続きを読むパリのマヌーシュ・ギターの聖地「ショップ・デ・ピュス」(Chope des Puces クリニャンクールのみの市のビストロ)の親子孫3代にわたるレジデント・ギタリスト一家の作品です。亡くなったモンディーヌ・ガルシア、その息子のニニン・ガルシアから引き継ぎ、ニニンの息子ふたりが、現行トリオ・ガルシアの2ギタリスト、ムンディーヌとロッキーとなります。~というわけ …
続きを読むデンマーク自治領にして、スコットランド~ノルウェー~アイスランドの沖合に浮かぶフェロー諸島のSSW / トラッド系女性歌手、グドリド・ハンスドティルの2012年作は、デンマーク&アイスランドのスタジオで録音され、ノルウェーでマスタリング~フェローらしい制作過程ですが、スコットランドとも北欧トラッドとも微妙に違うその旋律のあり方、島の公用語としてある英語を交え …
続きを読むヴァルティナ~今年で結成30年だそうで(もう、そんなに経つんですね)、この2012年の12作目のアルバムが、久々の国内リリースということになりました。去年、ワールド・ミュージックの祭典、WOMEX で、アーティスト・アワードを受賞したアルバムです。フィンランドの地の伝統をベースに自在な女声コーラスを聞かせるフロント3人&男性メンバー2人(ダブルベース+アコー …
続きを読むとうとう登場した、ギリシャから世界市場を狙う異色レーベル“カンティニ”の07年リリース作品/アコーディオン&ギター&ピアノ&ウクレレをこなすマルチな才能を持ったヴォーカリスト / SSW=コースティス・マラヴェイアスのセカンドです。コースティスをフロントに、オールディーズ風味漂うノスタルジックなライカやカンツォーネ、スカ、R&Bを繰り広げています。いや~なか …
続きを読む早くもダラーラスの新譜です。というか、2曲でダラーラスが歌っています。その同じ2曲を、ダラーラス&アルバニア男声とのデュエットで焼き直したボーナスが追加されて、全11曲中4曲がダラーラスということになります。で、ほかの曲は古風なギリシャ風味漂う静謐なインスト&フィールド・レコーディングとなります。とあるドキュメンタリー・フィルムのサントラCDなんですが、その …
続きを読む>>こちらに続く「ゲンズブール(+その歌手/演奏家)全録音集」の第2弾です。オリヴィエ・ジュリアン&フレデリック・レジャン監修。60~62年というフランスのロックンロール/イエイエ誕生期のゲンズブールの録音にゲンズブールが曲を提供した有名&無名の歌手たち(ジュリエット・グレコ、フィリップ・クレイ、ペトゥラ・クラーク、カトリーヌ・ソヴァージュ …
続きを読むトリニダードのクリスマス音楽=“パラン”の伝統を今を伝える長老・兄弟グループの新録です。小型4弦ギターのクアトロをメインとしながらも、アフリカ起源の1弦ベースやマリンブラ=巨大親指ピアノ等から成るコンフントによるハチロク系ビートの演奏で、スペイン語による独特な哀感がこもったシャガレ声の歌とコーラスが楽しめます。ベネズエラのパランダや、プエルトリコのアギナルド …
続きを読む1 Brown Skin Gal 1:52 2 Bang-Bang Woman 3:48 3 Rent A Bengalow 3:53 4 Mary-Ann 3:08 5 Carnaval’s Bells 6:09 6 Negril 4:05 7 Calypso Jazz Improvisation 5:06 8 Ras Mas 4:22 9 E …
続きを読むオランダ領ABC諸島の中心となるキュラソー島で、現地ローカル・スター・シンガーとして活躍するイサリーネ・カリステール、彼女の欧州デビューCDが本作で、クラサオで親しまれているカリビアン・ローカル・ポップから生まれた彼女の歌声を全編アクースティックな編成で聞かせます。バックを務めるのはワールド/ジャズ・シーンで活躍する腕達者な欧州のミュージシャンたち、ヴァイタ …
続きを読む08年ヒット中!バリバリのズーク・ラヴ女声デュオです!ソウル&ラガ&コンパもハイブリットにミックスし、コレが最新のズーク~と言いたいところですが、あんまり変わってませんね、昔と…。でも、このデュオ、なんかイイじゃないッスか、オヤジ心をくすぐりますよ。ミディアムなズーク・ビートでキュートなデュオを聞かせます!
続きを読む結成40周年を超えて、今もってヘイシャン・コンパの王道を歩む人気グループ=タブー・コンボの1990年代の於パリ・ゼニット劇場でのライヴ・アルバムが復刻再プレスされています!やっぱり、この辺の録音が頂点だったんじゃないかと思わせる白熱のコンパがたっぷり楽しめるアルバムです! 1 Intro 2:45 2 Baissez-Bas 6:31 3 Bambou Pe …
続きを読む近年は病を患いながらも、NYのアコヤ・アフロビートのライヴに参加しているジャマイカ出身のサックス奏者=セドリック・ブルックス~1973年の超レアーなソロ名義デビュー作が復刻されました!元スタジオ・ワンのセッションマン、そして70年代にはミスティック・リベレーション・オヴ・ラスタファリに参加していたセドリックですから、この73年作、タイトル通り、メント/ブルー …
続きを読む本格派白人系スティールパン奏者の6作目、だそうです。ロバート・グリニッジやブグジー・シャープ、プロフェッサー・フィルモアやアンディ・ナレルとの共演歴もあり、トリニダードのパノラマにも参加しているとのこと、なるほど本場指向のテクニシャンぶり、たっぷりソロで楽しませてくれます~タイトなバッキングも充実!
続きを読む★メリッサ・ラヴォー『カンファー&コッパー~ハイチと愛』 これがデビュー作、カナダ/ケベックのハイチ系女性SSW~「掠れ気味でありながら、可憐さを宿した歌声。このビリー・ホリデイとローズ・マーフィー、あるいはトレイシー・チャップマンとリンダ・ルイスが一つになったような歌声の持ち主は、いったい誰?メイシー・グレイの妹?エイミー・ワインハウスの親戚?ともかく通り …
続きを読むトリニダード出身のポエット・パフォーマー、アンソニー・ジョセフ仏録音新作(セカンド)です!今様ギル・スコット・ヘロンという声も既にあがっているようです。ファンキーかつパーカッシヴ、アフロでジャジーな演奏に乗せ、どこかカリプソニアンの歌い口を思わせる高速ラップ?を聞かせます。これもまた、カリプソの枝分かれした遺産かも知れませんね。
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