中央アジアのカスピ海南東岸、多くは昔ながらの遊牧生活を営むトルクメン人の血を受け継ぐ女性歌手/バーラマ奏者オズレム・タネール。8歳よりバーラマの演奏をはじめ、その後音楽学校でしっかりと伝統音楽を勉強したというアカデミックな経歴も持つ彼女は、2007年に>『トルクメンの娘』においてデビュー、民謡をベースに巧みなミクスチュアーを聞かせるアレンジと曲想で、当店的に …
続きを読む中央アジアのカスピ海南東岸、多くは昔ながらの遊牧生活を営むトルクメン人の血を受け継ぐ女性歌手/バーラマ奏者オズレム・タネール。8歳よりバーラマの演奏をはじめ、その後音楽学校でしっかりと伝統音楽を勉強したというアカデミックな経歴も持つ彼女は、2007年に>『トルクメンの娘』においてデビュー、民謡をベースに巧みなミクスチュアーを聞かせるアレンジと曲想で、当店的に …
続きを読むメニス・ダニッシュメンド、イスタンブールの女性SSWです。紫のベレーをかぶったジャケがトルコ離れしたキュートさですが、これもまた今のトルコですね…。2010年にアルバム・デビューするまで、雑誌記者をしていたそうです。そのデビュー・アルバムはピアノとギター中心のドラムレス、ベースレスのバックで歌っていましたが、どこかの雑誌主催のベスト女性歌手賞をも …
続きを読むこれまで2000万枚のアルバムを売ったという、中央アジアを代表する歌姫、ユルドゥス・ウズマノヴァ、09年において、まったく内容の違う作をウズベキスタンとトルコでほとんど同時にリリース、そのトルコ盤がこちらです!かなりお太りになったユルドゥス姐さん故、このトルコ盤ジャケは正解でしょうね?…って、そういうことはともかく、こちらもウズ盤に負けず劣らずの …
続きを読むおおっ敬虔、だ…。ウズベキスタン歌謡の女王、ユルドゥス・ウズマノヴァ/トルコ制作の2010年作です!近年、ウズベク制作盤とトルコ制作盤を使い分け、年に2作のわらじをはいて来たユルドゥスですが、どちらかと言えばトルコ制作盤の傾向は、ウズからやって来た愛嬌いっぱいの熟女セレブという役どころ~が、本作、多くの曲が“アッラー・アクバル”を唱えた敬虔なゴス …
続きを読む★ギュライ / ダムララル 美貌のターキッシュ・フォーク・シンガーによる人気シリーズが11年ぶりに復活! トルコ民謡のすばらしさを国内外にアピールし続けてきたのが、美貌の女性歌手ギュライ。2000年に発表した『ダムララル』は、当時同名の民謡音楽番組の司会兼歌手として活躍していた彼女を代表するヒット作となり、その2年後には第2弾も制作された。そして10年もの歳 …
続きを読む今もってトルコで最も高い人気を誇る女性歌手セルタブ・エレネル、前作は驚きの古典歌謡アルバムでしたが、本作は3年ぶりとなるPOP路線〜夫君であり音楽的パートナーでもあるデミル・デミルカンをはじめ、セゼン・アクス、ニル・カライブラヒンギルといった著名アーティストたちからの提供楽曲を、いつも通り緻密かつトルコ的なポップ・サウンド&高い歌唱力で聞かせてくれます。 h …
続きを読むしっかしひどいジャケですねえ…。本当は結構かわいいんですが。で、>こちらで紹介されています(無断リンクすみません!)。 というわけでアイシャ・エシム、またまた注目すべきトルコ古典歌謡女性歌手が登場してしまったわけですね。北米フィラデルフィアに住まい、トルコとフィーリーを往復する歌い手だそうです。自らタンブールやウード、カヌーンも演奏する本格派 …
続きを読むトルコポップの女王=セゼン・アクスの03年作です。新曲7曲に過去ヒットのリミックス・ヴァージョン5曲で、計12曲~タルカンしかり、最近こういう構成のニュー・アルバムが増えているように思いますが、それもこれも現地シーンの活況の証左となるでしょうか?伝統楽器の音色を効果的に織り込んだ打ち込みダンス・ナンバーが並ぶ、充実作、ですね。
続きを読む1977年ロシア生まれだそうです。米国留学経験もあるということで主にトルコで女優やモデルとして活躍して来たそうですが、36歳歌手デビューのアイチャ・ヴァルエル!なるほど、貫禄あるじゃないですか?ターキッシュAORロック風?のバックにおいて、情けもパンチもある大人の歌を聞かせます。アレンジの面白さも聞きもの!
続きを読む1976年イスタンブール生まれ〜トルコの古典音楽を学んだ経歴も持つそうですが、19歳でアルバム・デビュー、その後04年作が大ヒット、一躍スター歌手となりました。で、この待望4年ぶりの2013年新作では、全曲作詞作曲〜打ち込みイケイケのトランス・ナンバーから、古典音楽風のストリングスを配したハルク風バラード、そして、アラベスク・ロック風ナンバーまで、安定感ある …
続きを読むターキッシュポップの中堅女性歌手IZEL、3年ぶりの10年新作は、トルコ人なら誰もが知る往年の名曲ばかりをターキッシュなアクセントのジャズ・アレンジでカヴァー。かつてサナート歌手ミュゼイン・セナールも歌っていたアナトリアのスーフィーの歌「ハイダル・ハイダル」やオルハン・ゲンジェバイの「アクシャン・ギュネシ」などを実にアダルトなジャズ化しています …
続きを読む08年作「アラベスク」で演歌の未来形を描き上げたイスタンブール・ウシュクダルのバンド、ファイルズ・デリン・ブルット幻の03年作1STアルバムが再入荷です。 プロデューサーにはババズーラのムラットとレヴェントを迎え、オリエンタル・サイケデリック・オルタナティヴ・ロック全開。キーボーダーはトルコのジョン・ロード?バンド全体ではトルコ版コーナーショップとでも言いま …
続きを読むトルコのマイノリティー音楽発掘・再構築ユニット=カルデシュ・チュルクレールのオリジナル・アルバムとしては4作目になる2002年作、待望の再入荷です!この後の2005年作『バハル』では各種エレクトロな味付けを使用するに至るわけですが、全アコースティック、生楽器演奏によるカルデシ作品としては、頂点に位置するアルバムじゃないかと思います。何しろ伝統打楽器によるリズ …
続きを読むトルコ新民謡界の良心カルデシュ・トゥルキュレルが、ジョー・ザウィヌルやエレフセーリアアルバニターキらの仕事で知られるイスタンブール生まれのアルメニア人のマルチ楽器奏者アルト・トゥンチボヤズヤンと共作! タイトルは「子供達の権利」。確かに曲間に子供達の声が挿入されています。ラズ語、クルマンチ語、アラビア語、そしてトルコ語の民謡を取り上げ、ありとあらゆる民族楽器 …
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